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Cohesity NetBackup 用の NetBackup IT Analytics Data Collector インストールおよび構成ガイド

Last Published: 2025-03-26

Product(s): NetBackup IT Analytics (11.5)

レポートをスケジュール設定するための CRON 式

多くのレポートとダッシュボードでは、電子メールまたはエクスポートのスケジュールが必要な場合があります。電子メールまたはスケジュールを微調整するためのネイティブ CRON 式がサポートされています。レポートとダッシュボードの電子メールとエクスポートのスケジュール設定の形式は、空白で区切られた次の 6 つの時刻フィールドおよび日付フィールドを含む文字列です。

秒

分

時

日

月

曜日

次に、CRON 式で特殊文字を使用する場合の一般的なガイドラインを示します。

表: 精査スケジュールで許可される値と特殊文字

フィールド	指定可能な値
秒	0 から 59 (空白で区切られた時刻フィールドと日付フィールドを含む 6 つの文字列内)
分	0 から 59 (0 は「正時」)
時	0 から 23
日	1 から 31
月	1 から 12
曜日	0 から 6 (0 は日曜日)
NetBackup IT Analytics は、CRON 式で最大 80 文字をサポートします。
特殊文字:
フィールドにはアスタリスク () を指定できます。これは全範囲 (すなわち、「最初」から「最後」まで) を意味します。ただし、秒および分の位置にはを使用できません。使用すると、1 秒や 1 分間隔であまりにも頻繁に精査がトリガされるためです。
先頭にスラッシュ (/) を使用して間隔を指定できます。
範囲を指定するには、ハイフン (-) を使用します。
同時に指定することが許可されていない 2 つのフィールドの片方に何かを指定する必要がある場合、? (「特定の値なし」) を使用します。たとえば、曜日とは無関係に、月の特定の日 (10 日) にトリガをスケジュール設定する場合、日フィールドに「10」、曜日フィールドに「?」を指定します。
スラッシュ (/) を使用して増分を指定できます。たとえば、秒フィールドの「0/15」は「0、15、30、45 秒」を意味します。秒フィールドの「5/15」は「5、20、35、50 秒」を意味します。「」の後に「/」を指定することもできます。この場合、「」は「/」の前に「0」を付けるのと同じです。日フィールドの「1/3」は「月の最初の日から 3 日おきに起動」を意味します。
文字 L で指定される月の最終日を示す CRON 式はサポートされません。

表: 空白で区切られた時刻フィールドと日付フィールドを含む 6 つの文字列である［レポートスケジュール (Report Schedule)］フィールドの例

レポートスケジュールの例	スケジュール設定された実行時間
0 0 * * * *	毎日、毎時間の最初。
/10 * * * *	10 秒おき。
0 0 8-10 * * *	毎日 8 時、9 時、10 時ちょうど。
0 0 6,19 * * *	毎日、午前 6 時と午後 7 時。
0 0/30 8-10 * * *	毎日 8 時、8 時 30 分、9 時 00 分、9 時 30 分、10 時 00 分、10 時 30 分。
0 0 0 25 12 ?	毎年のクリスマスの午前 0 時。
0 15 10 * * ? 2010	2010 年の毎日午前 10 時 15 分に実行します。
0 0 12 1/5 * ?	毎月、月の最初の日から 5 日ごとに午前 12 時 (正午) に実行します。
0 0 0 1W * *	月のうち最初の平日の午前 0 時。
0 11 11 11 11 ?	毎年 11 月 11 日の午前 11 時 11 分に実行します。
0 0-5 14 * * ?	毎日午後 2 時から午後 2 時 5 分まで毎分実行します。