NetBackup IT Analytics レポートリファレンスガイド
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- Veeam Backup & Replication ジョブの概略レポート (同種)
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Data Domain ファイルの圧縮の概略
カスタマイズ可能なレポートテンプレートを使用したり、IT インフラストラクチャの一部をエントリポイントとして使用したりすることで、データセンターをより深く把握できます。[検索 (Search)]を使用して、ポータルのレポート、テンプレート、ダッシュボードを検索してください。
[レポート (Reports)]タブでは、さまざまなテンプレート、ダッシュボード、レポートが製品ごとに整理されており、ユーザーが作成したフォルダやシステムフォルダも配置されています。このレポートは次の場所にあります。
[Backup Manager]、[管理レポート (Management Reports)]、[Data Domain ファイル圧縮の概略 (Data Domain File Compression Summary)]
1 つのクライアントに対する、Data Domain ファイルの圧縮前と圧縮後の値のまとめを、集計済みレート付きで表示します。この情報は、効率的なストレージ戦略を決定し、再生利用可能なストレージを識別するために役立つため、アーカイブストレージのコストを削減できます。特定のバックアップファイルに対して重複排除が効率的なアプローチになっていないケースがハイライトされるため、このデータは非効率的な重複排除率のクライアントを識別するために使用できます。たとえば、ホストによっては、少量の一意のデータを絶えず生成しているデータベースアプリケーションを実行している場合があります。このようなホストは、高価な Data Domain ストレージの大部分を消費することがあります。Data Domain 収集により最大のコスト要因を特定し、よりコストの低いストレージにそれを適用して、重複排除に高い費用を払わないようにすることができるようになりました。
Data Domain ファイルの圧縮の詳細を参照してください。
EMC Data Domain 収集を構成して、イメージレベルの圧縮率を把握します。プライマリサーバーに (DDBOOST を介して) 接続されたすべてのアクティブな Data Domain サーバー MTree で、すべてのバックアップイメージの集計済みのグローバルおよびローカル圧縮率を収集できます。これらのプライマリサーバーには、最初のデータ収集が正常に完了したアクティブな Data Collector が必要です。
これらの値は、最後に成功したデータ収集サイクルの時点でのジョブ詳細の関連収集から集計されます。
表: Data Domain ファイルの圧縮の概略
列名 | 説明 |
---|---|
システム (System) |
Data Domain アプライアンスの名前。クリックすると、Data Domain システムの詳細が表示されます。 |
ソース (Source) |
指定された間隔の間に、ジョブによってバックアップされたバックアップソースまたはオブジェクトの名前。バックアップソースが既知のホストである場合、ホスト名はホストの詳細へのリンクです。他のバックアップソースは、オブジェクトの詳細へのリンク付きで表示されます。 |
ソースの種類 (Source Type) |
ホスト、リソースプール、データストア、フォルダなどのソースの種類を定義します。 |
サーバー (Server) |
この名前は、ホストの DNS 名から取得されます。 |
イメージ数 (# of Images) |
イメージの数をクリックすると、圧縮の詳細が表示されます。クリックすると[Data Domain ファイルの圧縮の詳細 (Data Domain File Compression Detail)]に移動します。 |
元のサイズ (Original Size) |
このホストからアプライアンスへのバックアップに関連付けられた論理容量。 |
グローバル圧縮済み (Global Compressed) |
重複排除率: (raw バイト数/圧縮前のサイズ)。 |
グローバルな重複排除率 % (Global Deduplication %) |
グローバル圧縮率 (100 - (グローバル圧縮済み/元のサイズ)*100)。 |
ローカル圧縮済み (Local Compressed) |
ローカル圧縮アルゴリズム: (圧縮前のサイズ/圧縮前のサイズ)。 |
ローカル圧縮率 % (Local Compression %) |
ローカル圧縮率 (100 - (ローカル圧縮済み/元のサイズ)*100)。 |
メタデータ (Metadata) |
システムのオーバーヘッド。 |
ストレージに書き込まれたバイト数の比率 (Bytes to Storage Ratio) |
ストレージに書き込まれたバイト数の比率: バイト数/使用済みストレージ (ローカル圧縮 + メタデータ)。 |