NetBackup IT Analytics レポートリファレンスガイド
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Hitachi Dynamic Provisioning プールの概略
カスタマイズ可能なレポートテンプレートを使用したり、IT インフラストラクチャの一部をエントリポイントとして使用したりすることで、データセンターをより深く把握できます。[検索 (Search)]を使用して、ポータルのレポート、テンプレート、ダッシュボードを検索してください。
[レポート (Reports)]タブでは、さまざまなテンプレート、ダッシュボード、レポートが製品ごとに整理されており、ユーザーが作成したフォルダやシステムフォルダも配置されています。このレポートは次の場所にあります。
[Capacity Manager]、[シンプロビジョニングの容量と使用状況 (Thin Provisioning Capacity & Utilization)]、[Hitachi DP プールの概略 (Hitachi DP Pool Summary)]
動的プロビジョニングプールでは、データストレージに仮想ボリュームを使用し、LUN ストレージに書き込むホストへの要求に応じて実際の容量が利用可能になります。このレポートを使用して、プールに常に十分な空き容量があるようにして、ホストへのオンデマンドのプロビジョニングを可能にします。
表: Hitachi Dynamic Provisioning プールの概略
列名 |
説明 |
---|---|
プールの容量 (Pool Capacity) | |
プール ID (Pool ID) |
動的プロビジョニングプールの名前。 |
ストレージアレイ (Storage Array) |
プールが存在するストレージアレイ。 |
使用率 % (Used %) |
温度計にマウスポインタを重ねると、使用されているプールの割合が表示されます。使用済み容量は、データが書き込まれているすべてのページの合計容量です。つまり、消費または接触されたストレージです。割合は、使用済みサイズを物理容量の合計で割ったものです。 |
DP プールボリューム数 (# DP Pool VOLs) |
Hitachi ジャーナルプールボリュームの数。 AMS (AMS200/500/1000) および WMS アレイの場合:
AMS (AMS2010/2100/2300/2500、MSS) アレイの場合:
USP アレイの場合:
USP_V アレイの場合:
VSP アレイの場合:
|
アレイグループ数 (# Array Groups) |
アレイグループの数。[アレイグループのリスト (List Array Groups)]レポートにリンクします。 |
DP プールの容量 (Capacity of DP Pool) |
仮想ボリュームの容量がプールの容量よりも大きくなる場合がありますが、オンデマンドで領域を確保できるようにするために、プールの容量を監視することが不可欠です。 |
消費済み (Consumed) |
これは消費または接触された容量です。つまり、データが書き込まれている、プールから割り当てられた 42 MB のページの合計です。 |
プール内の空き (Free In Pool) |
容量 - 使用済みサイズ = 利用可能サイズ。プール内の利用可能な領域が枯渇しないように、この領域を監視し、ストレージのホスト要求が拒否されないようにします。 |
物理容量 (Physical Capacity) | |
合計 (Total) |
プールの物理容量 (KB)。 この項目は、poolFunction の値が 5 で、ストレージシステムが VSP G1000 (マイクロコードバージョン 80-04-0X-XX/XX 以降)、VSP Gx00 モデル (マイクロコードバージョン 83-03-0X-XX/XX 以降)、または VSP Fx00 モデル (マイクロコードバージョン 83-03-0XXX/XX 以降) の場合の出力です。 |
使用済み (Used) |
プールの物理容量使用状況 (KB)。 この項目は、poolFunction の値が 5 で、ストレージシステムが VSP G1000 (マイクロコードバージョン 80-04-0X-XX/XX 以降)、VSP Gx00 モデル (マイクロコードバージョン 83-03-0X-XX/XX 以降)、または VSP Fx00 モデル (マイクロコードバージョン 83-03-0XXX/XX 以降) の場合の出力です。 |
使用率 % (Used %) |
割合は、使用済みサイズを物理容量の合計で割ったものです。 |
物理 FMC プールボリューム | |
合計 (Total) |
ドライブ形式が FMC であるプールボリュームの合計物理容量 (KB)。 この項目は、poolFunction の値が 5 で、ストレージシステムが VSP G1000 (マイクロコードバージョン 80-04-0X-XX/XX 以降)、VSP Gx00 モデル (マイクロコードバージョン 83-03-0X-XX/XX 以降)、または VSP Fx00 モデル (マイクロコードバージョン 83-03-0XXX/XX 以降) の場合の出力です。 |
使用済み (Used) |
ドライブ形式が FMC であるプールボリュームの合計物理容量の使用状況 (KB)。 この項目は、poolFunction の値が 5 で、ストレージシステムが VSP G1000 (マイクロコードバージョン 80-04-0X-XX/XX 以降)、VSP Gx00 モデル (マイクロコードバージョン 83-03-0X-XX/XX 以降)、または VSP Fx00 モデル (マイクロコードバージョン 83-03-0XXX/XX 以降) の場合の出力です。 |
FMC プールボリューム容量 | |
合計 (Total) |
ドライブ形式が FMC であるプールボリュームの合計容量 (KB)。この項目は、poolFunction の値が 5 で、ストレージシステムが VSP G1000 (マイクロコードバージョン 80-04-0X-XX/XX 以降)、VSP Gx00 モデル (マイクロコードバージョン 83-03-0X-XX/XX 以降)、または VSP Fx00 モデル (マイクロコードバージョン 83-03-0XXX/XX 以降) の場合の出力です。 |
使用済み (Used) |
ドライブ形式が FMC であるプールボリュームの合計容量の使用状況 (KB)。 この項目は、poolFunction の値が 5 で、ストレージシステムが VSP G1000 (マイクロコードバージョン 80-04-0X-XX/XX 以降)、VSP Gx00 モデル (マイクロコードバージョン 83-03-0X-XX/XX 以降)、または VSP Fx00 モデル (マイクロコードバージョン 83-03-0XXX/XX 以降) の場合の出力です。 |
保存中 (Saving) |
FMC の保存済み容量 (KB)。 |
仮想 (Virtual) | |
DP ボリューム数 (# DP VOLs) |
この動的プロビジョニングプール内の仮想ボリュームの数。[LUN の使用状況の概略 (LUN Utilization Summary)]にリンクします。これは、ホストに割り当てることができる容量 (関連付けられた容量) です。 |
DP ボリュームの容量 (Capacity of DP VOLs) |
これは、ホストに割り当てられているすべての DP ボリュームの容量です。また、動的プロビジョニングのオーバーヘッドも含まれます。この容量はオーバーサブスクライブされる可能性があります。つまり、ここに表示される容量が[容量 (Capacity)]列に表示される容量を超える可能性があります。 |
オーバープロビジョニング (Overprovision) |
割合 = DP ボリュームの容量/DP プールの容量 |
割り当て済み (Allocated) |
割り当て済み容量 (KB)。 |
しきい値 1 (Threshold1) |
消費された容量の監視に使用されるジャーナルプールのしきい値。 |
しきい値 2 (Threshold2) |
このしきい値は、アレイのファームウェアにハードコードされています。 |
状態 (Status) |
デバイスマネージャによって報告されます (正常、ブロック、しきい値超過) |