NetBackup™ Self Service 構成ガイド
使用量と料金
[使用量 (Usage)]セクションは、使用容量の合計と月別グラフの 2 つの部分に分かれています。
使用容量は、テナントに属する有効期限内のすべてのイメージから計算されます。使用容量は、GB 単位の絶対値またはテナントの領域を減算した容量に関する絶対値として示されます。減算した領域に関する使用容量を表示すると、合計量に対する割合 (%) と絶対量の両方の値が示されます。使用容量の計算は、[転送済みデータの値の使用 (Use Data Transferred Values)]の統合設定に依存します。
料金データは、テナントごと、保護レベルごと、またはその両方で設定できます。
[使用量 (Usage)]でバックアップの価格を計算する場合、次のルールが適用されます。
テナントに請求金額があり、このバックアップの保護レベルにも請求金額がある場合、その請求金額が使用される。それ以外の場合:
テナントにデフォルトの請求金額がある場合、このデフォルトの金額が使用される。それ以外の場合:
バックアップに対し、システム全体の保護レベルの請求金額がある場合、それが使用される。それ以外の場合:
デフォルトのシステム請求金額が使用される。
デフォルトでは、NetBackup Self Service には単一のシステム全体の請求金額として 0 米国ドルが設定されています。
テナントが保護レベルの請求金額を要求する場合は、テナント全体のコストを提供する必要があります。
料金を追加または編集するには、サービスプロバイダまたは管理者アカウントでログインし、[請求金額 (Charge Rates)]タブをクリックする必要があります。[追加 (Add)]または[編集 (Edit)]をクリックすると、システムまたはテナント全体の請求金額を設定したり、個別の保護レベルを適切な料金で上書きできます。
メモ:
NetBackup Self Service 内にコンピュータのバックアップが作成されている場合、そのコンピュータに関連付けられた使用量レコードがあります。
メモ:
NetBackup Self Service を認識する NetBackup ポリシーのバックアップのみが使用量に加算されます。
メモ:
[テナントの使用量 (Tenant Usage)]のデータを表示したときに報告される[CostPerGb]の図は、テナントの値を示します。システムで保護レベルの上書きを使用するように設定した場合、この[CostPerGb]は正しくありません。ただし、実際のコストは、保護レベルのコストを使用して計算されます。テナントの使用量の詳細には、そのテナントの保護レベルのデータを使用する必要があります。