NetBackup™ Self Service 構成ガイド
トラブルシューティング情報の参照場所
[バックアップサーバー (Backup Servers)]タブの[接続の確認 (Check Connectivity)]アイコンを使用して、システム内の各マスターサーバーへの接続をテストします。エラーには赤いバツ印が表示され、これをクリックするとエラー情報が表示されます。
Self Service の一部のアクションにより、システム内でリクエストが作成されます。一番上のメニューにある[リクエスト (Requests)]アイコンから、トラブルシューティングの良い情報源となる可能性があるリクエストを見つけることができます。
表: リクエストの概略情報
マイルストーン名 |
詳細 |
---|---|
フルフィルメントマイルストーン |
失敗したステップは赤で、それらに対するエラーが含まれます。 |
リクエストマイルストーン (監査) |
アクションに対する進捗状況を表示し、NetBackup ジョブ ID を提供することもできます。 |
[管理 (Admin)]、[サポート (Support)]、[エラーログ (Error Log)]の順に移動して見つけます。
エラーにはシステム参照が含まれている可能性があります。これを使用して特定のリクエスト、次にアクションに結び付けることができます。
失敗した NetBackup コマンドを見つける場合、テキスト /bin
または \bin
の検索を実行すると便利です。
アクティビティレポートの追加のソースは、[管理 (Admin)]ホームページの[サポート]カテゴリにあります。このカテゴリには、統合ログ、監査ログ、電子メールログ、およびタスクキュー、電子メールキューへのアクセスが含まれます。[タスクキュー]は、特に有用な情報源です。さまざまなタブにはさまざまな状態の [タスクキュー]アクティビティが表示されます。[履歴]タブをフィルタし、[エラーで完了 (Completed With Errors)]の状態のタスクを表示できます。エラーのあるタスクは赤で強調表示されます。
Self Service は、マスターサーバーのコマンドラインで NetBackup コマンドを実行することにより動作します。コマンド実行の問題は、Self Service のエラーに含まれます。これらのエラーを見つけることは、非常に有用です。NetBackup コマンドラインのエラーがある場合、コマンドをコピーし、それをマスターサーバーで手動で実行してください。この方法はトラブルシューティングに役立ちます。
特定されるジョブ ID に対して特に NetBackup アクティビティモニターでエラーをチェックします。
テンプレートポリシーを正しく機能するように特定の方法で構成する必要があります。ポリシーテンプレートをチェックする際は、[管理 (Admin)]の[保護 (Protection)]ページを参照してください。テンプレートが保護レベルと対応する緑色のチェックマークを選択すると表示されるすべての条件を満たしていることを確認します。
[資産 (Assets)]ページで、アンバーまたは赤色の歯車によって問題のある資産が強調表示されます。
赤色の歯車は、同期か活動失敗のエラーが以前に発生したことを示します。
アンバーの歯車は、同期か活動失敗のエラーが以前に発生したが、その活動が現在進行中であることを示します。
詳細のポップアップから、最後のエラーとスタックトレースを提供する[詳細 (Details)]タブを選択します。
MSP 管理ユーザーとしてコンピュータ詳細ポップアップに表示できます。
資産のイメージまたは保護の詳細が正しいと考えられない場合、資産に対して[NetBackup データの更新 (Refresh NetBackup Data)]を実行します。
追跡は、より詳細なレベルで問題を分析するように構成できます。この方法は、より高度なトラブルシューティング方法です。この方法はサポートなしで行わないでください。
Services Site\Logs および Panels Site\Logs の
ReadMe.txt
を参照してください。