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NetBackup™ for Oracle 管理者ガイド
Last Published:
2023-12-28
Product(s):
NetBackup (10.3)
- 概要
- NetBackup for Oracle クイックスタート
- NetBackup for Oracle のインストール
- Oracle 管理者用の RBAC の構成
- Oracle インスタンスとデータベースの管理
- Oracle クレデンシャルの管理
- Oracle ポリシーの構成
- NetBackup for Oracle の構成の準備
- Oracle インテリジェントポリシー (OIP) について
- スクリプトベースの Oracle ポリシーについて
- Oracle RAC の管理
- Oracle のバックアップとリストアの実行
- Oracle のクローン作成
- NetBackup Copilot for Oracle
- ユニバーサル共有を使った OIP の構成 (Oracle Copilot)
- Oracle Copilot でのインスタントアクセス
- Snapshot Client を併用した NetBackup for Oracle
- Snapshot Client を併用した NetBackup for Oracle について
- Snapshot Client を併用した NetBackup for Oracle の動作
- NetBackup for Oracle による Snapshot Client の構成について
- スナップショットバックアップからの NetBackup for Oracle のリストア
- UNIX の NetBackup for Oracle Block Level Incremental バックアップの構成について
- Snapshot Client の影響について
- Replication Director の Oracle サポートについて
- Oracle 用 NetBackup 直接重複排除
- その他の Oracle の構成
- トラブルシューティング
- RMAN のバックアップエラーまたはリストアエラーのトラブルシューティング
- 付録 A. 重複排除のベストプラクティス
- 付録 B. SFRAC の Snapshot Client サポート
- 付録 C. UNIX および Linux システムでの RMAN を使用しないスクリプトベースの Block Level Incremental (BLI) バックアップ
- RMAN を使用しない BLI バックアップのインストール要件の確認
- スクリプトベースの BLI バックアップの NetBackup ポリシーの作成
- バックアップとリストアの実行
- バックアップエラーまたはリストアエラーのトラブルシューティングについて
- 付録 D. XML Archiver
- 付録 E. 承認を受けた場所の登録
RMAN を使った、データファイルコピーから ASM ストレージへのリストアについて
データファイルコピーにプロキシ方式を使うと、NetBackup は ASM ストレージにファイルを直接戻すことができません。データファイルコピーに、2 段階のリストアを行う必要があります。
バックアップがストリームベースの場合は、NetBackup から直接リストアします。
アプライアンス共有にリストアして戻す場合は、アプライアンス上の共有が no_root_squash NFS エクスポートを有効にして設定されていることを確認します。
詳しくは、『Veritas NetBackup Appliance 管理者ガイド』内の共有管理についての章を参照してください。
最初の手順として、ファイルシステムにファイルを配置します。2 つ目の手順で、ASM ストレージにファイルをリストアするために RMAN を使います。
次に、ファイルシステムにファイルを配置するための RMAN スクリプトの例を示します。
RUN { ALLOCATE CHANNEL ch00 TYPE 'SBT_TAPE'; SEND 'NB_ORA_CLIENT=clientname,NB_ORA_SERV=servername'; SET NEWNAME FOR TABLESPACE USERS TO '/dump/%U'; RESTORE TABLESPACE USERS; RELEASE CHANNEL ch00; }
ファイルがファイルシステムに配置されたら、次を実行して ASM ストレージにリストアできます。
RUN { ALLOCATE CHANNEL dc00 DEVICE TYPE DISK; RESTORE TABLESPACE USERS; RECOVER DATABASE; RELEASE CHANNEL dc00; }
メモ:
ASM 上にある Oracle データベースのプロキシバックアップの場合、クローンを別の ASM 環境に作成できません。ファイルシステムのリストアまたは 2 段階のリストア処理のみがサポートされます。