NetBackup IT Analytics レポートリファレンスガイド

サーバーごとのジョブの概略 (Job Summary by Server)

レポートのスコープで選択した期間のジョブ数とジョブ状態を表示します。

ゼロ以外の値をドリルダウンして、対応するジョブの概要を表示できます。さらに、それらの対応するジョブについて、より包括的な情報にさらにドリルダウンすることもできます。また、概略にリストされている個々のジョブについて、さらに包括的な情報にドリルダウンできます。

ジョブの概略レポートを参照してください。

ジョブの詳細レポートを参照してください。

リアルタイムライブラリとドライブ状態

環境内の各テープライブラリを要約します。データは、Data Collector によって管理サーバーのポーリングが最後に行われた時点のものになります。

各テープライブラリ内で実行中、停止中、使用中、および利用可能なドライブの数を追跡することにより、各ライブラリの状態を監視します。ライブラリ内の停止中のドライブの数が 25% 以上になると、ライブラリの行のテキストに赤のフラグが付けられます。

リアルタイムのストレージユニットコンポーネントは、環境内の各ストレージユニットの現在の概要情報を表示します。リストされた各ストレージユニットには、関連情報のいくつかの列があります。

リアルタイムのストレージユニットの使用状況 (Real Time Storage Unit Utilization)

［稼働中のドライブ (Drives Up)］列を［キューに登録されたジョブ (Jobs Queued)］列と［実行中のジョブ (Jobs Running)］列を組み合わせることで、ストレージユニットが適切に機能しているかどうかを確認できます。たとえば、ストレージユニットのキューにジョブがあり、ストレージユニット内に利用可能なドライブがある場合は、キューに登録済みのジョブが実行状態に移るのを妨げられている可能性があります。

実行中およびキューに登録済みのジョブの概略 (Running and Queued Job Summary)

Data Collector が前回、管理サーバーをポーリングしているときに、実行中またはキューに登録済みだったすべてのジョブが表示されます。

リスト内のジョブ ID 番号をクリックすると、特定のジョブに関する包括的な詳細情報を取得できます。

ダッシュボードに表示される実行中のジョブの総数は制限されます。実行中のジョブとキューに登録済みのジョブの数が制限を超えた場合は、実行中のジョブとキューに登録済みのジョブの合計を示すリンクをクリックすることで、それらのジョブを個別のレポートに表示できます。

次のジョブには注意が必要なため、レポートでは赤く強調表示され、実行中およびキューに登録済みのジョブのリストの一番上に表示されます。これらのフラグ付きの各ジョブには、潜在的な問題を示すアイコンが 1 つ以上付いています。