Backup Manager 向け NetBackup IT Analytics Data Collector インストールガイド
- はじめに
- Veritas Flex Appliance のインストール前の設定
- Commvault Simpana のインストール前の設定
- Commvault データベースへの TCP/IP アクセスを開く
- CommServe サーバーでの読み取り専用ユーザーの設定
- Cohesity DataProtect のインストール前の設定
- EMC Avamar のインストール前の設定
- EMC Data Domain バックアップのインストール前の設定
- EMC NetWorker のインストール前の設定
- Dell EMC NetWorker Backup & Recovery のインストール前の設定
- 汎用バックアップのインストール前の設定
- HP Data Protector のインストール前の設定
- アーキテクチャの概要 (HP Data Protector)
- Cell Manager (HP Data Protector) でのデータコレクタサーバーの構成
- IBM Spectrum Protect (TSM) のインストール前の設定
- アーキテクチャの概要 (IBM Spectrum Protect - TSM)
- IBM Spectrum Protect (TSM) の情報のインポート
- NAKIVO Backup & Replication のインストール前の設定
- Veritas Backup Exec のインストール前の設定
- Veritas NetBackup のインストール前の設定
- SSH と WMI を使用するための前提条件 (Veritas NetBackup)
- SSH を介した NetBackup 収集の前提条件 (Kerberos オプション)
- NetBackup Data Collector ポリシーでの File Analytics の構成
- Oracle RMAN (Recovery Manager) のインストール前の設定
- Rubrik Cloud Data Management のインストール前の設定
- Veeam Backup & Replication のインストール前の設定
- Veritas NetBackup の検出ポリシー
- Data Collector ソフトウェアのインストール
- データ収集の検証
- 手動での Data Collector の開始
- Data Collector のアンインストール
- 付録 A. 履歴イベントのロード
- Veritas NetBackup イベントのロード
- 付録 B. ファイアウォールの構成: デフォルトのポート
Windows での Data Collector ソフトウェアのインストール
Data Collector ソフトウェアをインストールするには:
- ローカル管理者として Data Collector サーバーにログインします。
- www.veritas.com の[サポート]の下にあるダウンロードセクションに移動し、関連するダウンロードリンクをクリックします。
ダウンロードが完了すると、Data Collector のインストールウィザードが自動的に起動します。起動しない場合は、そのディレクトリに移動し、実行可能ファイル
Setup.exe
をダブルクリックします。 - [ようこそ (Welcome)]ページの推奨事項を確認し、[次へ (Next)]をクリックします。
このインストール中は、他のすべてのプログラムを終了することをお勧めします。
- インストールウィザードによってシステム環境が検証されます。検証が正常に完了したら、[次へ (Next)]をクリックします。
- エンドユーザー使用許諾契約 (EULA) を確認し、[使用許諾契約書に同意します (I accept the terms of the License Agreement)]を選択して、[次へ (Next)]をクリックします。
- Data Collector ソフトウェアをインストールするディレクトリを指定し、[次へ (Next)]をクリックします。デフォルトの Windows パスは
C:\Program Files\Aptare
です。デフォルトのパスを受け入れることをお勧めします。カスタムディレクトリを指定すると、インストールによって指定したディレクトリに
Aptare
フォルダが作成されます。 - 次のページで以下の説明に従って正確な詳細を入力し、[次へ (Next)]をクリックします。
データ収集タスク
リストから[Data Collector (WMI プロキシを含む) (Data Collector (includes WMI Proxy))]または[WMI プロキシサーバー (単独) (WMI Proxy Server (only))]を選択します。
1 つのサーバー上の複数のベンダーサブシステムに対して、1 つの Data Collector をインストールできます。
Data Collector 名 (Data Collector Name)
NetBackup IT Analytics ポータルで構成時に使用した Data Collector 名を指定します。Data Collector は、認証のためにこの値を使用します。
英語以外の OS にインストールする場合、Data Collector 名は英語である必要があります。
Data Collector パスコード (Data Collector Passcode)
NetBackup IT Analytics ポータルで構成時に、Data Collector 名に対して使用した Data Collector のパスコードを指定します。このパスコードは、ポータルデータベースに保存する前に暗号化され、アプリケーションのどの部分にも表示されません。
パスワードに特殊文字が含まれる場合、以下の OS 固有のサポート対象文字であることを確認してください。
Linux: !@#%^*
Windows: !@#$%^&*()
パスコードの特殊文字が OS でサポートされていない場合、ポータルで Data Collector のパスコードを更新する必要があります。
データレシーバの URL (Data Receiver URL)
Data Collector がポータルサーバーとの通信に使用する URL を入力します。http://itanalyticsagent.yourdomain.com の形式で指定する必要があります。
itanalyticsportal ではなく、itanalyticsagent という接頭辞が付いた URL を入力してください。
Data Collector の鍵 (Data Collector Key)
Data Collector の構成中にポータルからダウンロードされた鍵を入力します。暗号化に使用する、ダウンロードしたコレクタの鍵ファイルの場所からこれを取得します。
既存の鍵ファイルを利用できない場合、ポータルから新しい鍵ファイルを再生成してダウンロードし、そのファイルパスを使用します。
プロキシ設定 (Proxy Settings)
[HTTP/HTTPS]: ホスト名または IP アドレスとポート番号を入力します。
[ユーザー ID (UserId)]: プロキシサーバーのユーザー ID。
[パスワード (password)]: プロキシサーバーのパスワード。
[プロキシなし (No Proxy For)]: プロキシによってルーティングされないホスト名または IP アドレスをカンマ区切りで入力します。
- インストールを続行する前に、インストールの概要と利用可能なディスク容量を確認します。
- [次へ (Next)]をクリックすると、インストールが開始します。
- インストール後の詳細を確認して、[次へ (Next)]をクリックします。
- Data Collector のインストールを検証するため、
C:\Program Files\Aptare\mbs\bin\checkinstall.bat
バッチファイルを実行します。検証が完了したら端末ウィンドウを閉じ、[次へ (Next)]をクリックします。
checkinstall.bat
を後で実行する場合は、コマンドプロンプトからこのスクリプトを実行できます。 - NetBackup IT Analytics Data Collector のインストールが正常に完了したら、[完了 (Finish)]をクリックします。
Data Collector のインストールが完了しました。