Veritas NetBackup™ 5230 Appliance ハードウェア取り付けガイド
ハードウェアをオンにして動作を検証する
アプライアンスの電源をオフにした場合は、再度オンにするまで待機する必要があります。アプライアンスと接続されたストレージシェルフは、所定の順序でオンにする必要があります。ハードウェアが正しくオンになっていない場合、アプライアンス RAID コントローラが一部のストレージユニットを認識できない場合があります。
アプライアンスの電源をオフにした場合は、ストレージシェルフの電源をオンにする作業から開始できます。必要な順序でストレージシェルフの電源をオンにするには、次の手順を実行します。
3U16 ストレージシェルフの電源をオンにする方法
- アプライアンスから最も遠いストレージシェルフから開始します。
- シェルフ背面の各電源の電源スイッチを入れます。
- 各電源モジュールの電源 LED が緑色であることを確認します。
- 各 I/O モジュールの LED を見つけます。
次の一覧に、I/O モジュールの LED の状態を示します。
消灯 - オフ
緑色に点灯 - 準備完了 (最適)
緑色に点滅 - 適用なし
赤色 - 起動中
- ストレージシェルフの前面に移動して、システム LED を調べます。
システム LED
状態
説明
1 - 電源
消灯
緑色に点灯
オフ
オン
2 - グローバルエンクロージャのステータス
消灯
緑色に点灯
橙色
赤色
オフ
オン
1 つの電源がオフライン
両方の電源がオフライン
3 - 予約済み (適用なし)
N/A
N/A
4 - I/O モジュール 1
消灯
緑色に点滅
動作停止
動作中
5 - I/O モジュール 2
消灯
緑色に点滅
動作停止
動作中
6 - ハートビート
消灯
緑色に点滅
システムがオフ
通常動作
- すべてのストレージシェルフが動作状態になったら、必要に応じてアプライアンスの電源をオンにします。
アプライアンスの電源をオンにするには
- アプライアンスの背面パネルにある両方の AC 電源コネクタを 2 つのメイン AC 電源の差し込み口に接続します。
- 前面パネルの右側にある電源ボタンを使って、アプライアンスの電源をオンにします。
- アプライアンスが正しく動作しているかどうかを確認します。
フロントパネルのインストール済みディスクドライブの状態 LED (1)とアクティビティ (2) LEDを確認します。
状態 LED (1) は点灯していないはずです。次の表示が可能です。
橙色で点灯する LED はディスクエラーを示します。
点滅している橙色の LED は RAID の再構築が進行中であることを示します。
動作状態表示用 LED (2) は次を示します。
LED は電源がオンであってもディスクがスピンダウンしたときには点灯しません。
LED は電源がオンであってもディスクのアクティビティがないときには緑色で点灯します。
LED は、ディスクがスピンアップすると、緑色で点滅します。
LED は、コマンドが処理されるときに、ときどき緑色で点滅します。
- 前面コントロールパネルのすべての LED を確認します。
番号
LED の説明
1
LED 統合型 AC 電源ボタン
2
ハードディスクドライブの動作状態表示用
3
LED 統合型 ID ボタン
4
コールドリセットボタン (アプライアンスは即時に再起動)
5
NIC4/eth3 の動作状態
6
NIC3/eth2 の動作状態
7
NMI ボタン (このボタンはマスク不可能な割り込みをトリガします。すべてのサーバーデータが失われます)
8
NIC1/eth0 の動作状態
9
NIC2/eth1 の動作状態
10
状態
- 背面パネルの電源モジュール LED を確認します。各モジュールに 1 つの LED があります。