Veritas NetBackup™ 5230 Appliance ハードウェア取り付けガイド
ストレージシェルフの電源オン
デバイスの電源を初めてオンにするときは、次の手順を指定されている順序で実行する必要があります。
注意:
アプライアンスの電源をオンにする前に、各ストレージシェルフの電源をオンにする必要があります。ストレージシェルフが初期化されたら、アプライアンスの電源をオンにします。
メモ:
このリリースでは、新しいストレージシェルフをオンにすると、シェルフの各ストレージディスクごとに「外部構成」AutoSupport 警告(UMI コード V-475-100-1004)が生成されます。 これらの警告は無視しても問題ありません。
初期構成中にストレージシェルフを接続した場合、初期構成が完了すると警告は消えます。
初期構成後にストレージシェルフを接続した場合、インストール手順の中でストレージスキャンを実行すると警告は消えます。 NetBackup Appliance Web コンソールと NetBackup Appliance シェルメニューは、インストールの完了後、約 5 分間、ストレージシェルフの誤ったデータを表示することがあります。
3U16 ストレージシェルフの電源をオンにする方法
- 2 つのメイン AC 電源コンセントまたは PDU コネクタに各ストレージシェルフの AC 電源のコネクタを両方とも接続します。
- アプライアンスから最も遠いストレージシェルフを見つけます。
- 両方の電源スイッチをオンにします。
- ストレージシェルフの前面パネルで、システム LED を特定します。
システム LED
状態
説明
電源(1)
消灯
緑色に点灯
オフ
オン
エンクロージャ全体のステータス(2)
消灯
緑色に点灯
橙色
赤色
オフ
オン
1 つの電源がオフライン
両方の電源がオフライン
予約済み(3)
N/A
N/A
I/O モジュール 1 の動作状態(4)
消灯
緑色に点滅
動作停止
動作中
I/O モジュール 2 の動作状態(5)
消灯
緑色に点滅
動作停止
動作中
ハートビート(6)
消灯
緑色に点滅
システムがオフ
通常動作
- ディスクドライブの LED を確認します。
ディスクドライブの LED
状態
説明
ディスクの状態(1)
緑
橙色
通常動作
異常または動作停止
電源/動作(2)
緑
橙色
通常動作
異常または動作停止
- 各ディスクドライブのディスクステータスと動作中 LED が緑色であることを確認します。緑色でない場合、Veritas のテクニカルサポートに問い合わせてください。
- ストレージシェルフの背面パネルにある LED が正常動作を示していることを確認します。
番号
要素
詳細
1
SAS_IN ポートの LED
消灯 - 利用可能なリンクなし
緑色に点灯 - リンク利用可能
緑色に点滅 - 動作中
赤色 - 電源の障害
2
SAS_IN ポート
アプライアンスに接続
3
SAS_OUT ポート
使用している場合、2 番目のストレージシェルフに接続
4
SAS_OUT ポートの LED
消灯 - 利用可能なリンクなし
緑色に点灯 - リンク利用可能
緑色に点滅 - 動作中
赤色 - 電源の障害
5
I/O モジュールの LED
消灯 - オフ
緑色に点灯 - 準備完了 (最適)
緑色に点滅 - 適用なし
赤色 - 起動中
6
電源の LED
消灯 - 電源検出なし
緑色に点灯 - 電源は正常
緑色に点灯 - 電源がオンになっていない
赤色 - 電源をオンにすることができない
メモ:
3U16 ストレージシェルフを起動するときは、一次 I/O モジュール (背面パネルの左側) が最初に起動します。LED の色が起動後数秒で緑になります。一次モジュールが動作状態になったら、二次 I/O モジュール(背面パネルの右側)の LED が起動します。
- すべてのストレージシェルフに対してこの手順を繰り返します。
アプライアンスをオンにする を参照してください。