Veritas NetBackup™ 5230 Appliance ハードウェア取り付けガイド
3U16 ストレージシェルフのラックへの取り付け
警告:
NetBackup コンポーネントの不適切な処理により、深刻な傷害、機器損傷、またはその両方を被る可能性があります。これらのコンポーネントを扱うときには、適切な作業方法、技法、ツールを使ってください。
すべての装置ラックの中で最も重いデバイスをラックの下部に設置する必要があります。重いデバイスをラックの上部に設置すると、ラックがひっくり返る可能性があります。担当者の負傷や装置の損傷の可能性があります。ストレージシェルフはアプライアンスより重量があります。したがって、ラックの下部にストレージシェルフを設置する必要があります。アプライアンスは、ラック内でストレージシェルフより高い位置に設置します。
3U16 ストレージシェルフには左右の取り付けレールが付属しています。これらのレールは標準の 19 インチラックに取り付けます。レールの前面プレートには左と右のマークが付いています。レールの下部の 2 インチのへりが、ストレージシステムが置かれる棚となります。レールに組み込まれたエクステンダにより、レールをラックの深さに合わせて調整できます。
注意:
ユニットが重いため、ストレージシェルフはラックの下部または下部近くに取り付けることをお勧めします。
必要条件
19 インチの装置ラック
利用可能な 3U スロット
6 個の M5 ねじ (付属)
6 個のケージナット (付属)
2 番のプラスドライバ
懐中電燈
3U16 ストレージシェルフのガイドレールを取り付ける方法
- ラック内のガイドレールの取り付け位置を確認します。
次の一覧に、図中で番号が付けられたコンポーネントの説明を示します。
1 - ストレージシェルフハンドル背部のねじの場所。ここにねじを挿入して、レールの下部をラックに接続します。シェルフはレールの出っ張った部分に置きます。
2 - ストレージシェルフをラックに保持する 2 つ目のねじの場所。
- 3U16 ストレージシェルフが出荷された箱の中にある左の取り付けレールを見つけます。レールの前端にある取り付けプレートに Front Left というマークが付いています。
- スナップ式のケージナットを次のようにラックに取り付けます。
ストレージシェルフが入っていたパッケージの中にあるスナップ式の M5 ケージナットを用意します。
ストレージシェルフを取り付けるラックの前部および背部の 3U セクションの下から 3 番目を確認します。
メモ:
取り付けレールは 1U の高さです。ラックのレールを固定するために使われる穴がその高さの中央にあります。
ラックの内側から、取り付けレールを取り付ける場所の前部および背部の切り抜き部分にスナップ式のケージナットを挿入します。ナットが同じ高さに取り付けられているようにします。
- へりが底部にあり、ラックの内側にあるように左の取り付けレールの方向を定めます。ラックの深さに合わせてレールの長さを調整できます。
メモ:
3U16 ストレージシェルフを支えるレールのへりは、ラックの内側にあり、レールの底部にある必要があります。
- レールのねじ穴をラックに取り付けたスナップ式のケージナットに合わせます。
- M5 ねじを挿入し、きつく締めます。ねじはユニットに付属します。
- これらの手順を右側のレールにも繰り返します。レールが同じ高さに取り付けられているようにします。
注意:
ユニットが重いため、ストレージシェルフはラックの下部または下部近くに取り付けることをお勧めします。
警告:
3U16 ストレージシェルフの重量は約 32.5 kg (71.7 ポンド) です。これらのコンポーネントを扱うときには、適切な作業方法、技法、ツールを使って担当者の負傷や装置の損傷を防止してください。