<book_title> を検索 ...

NetBackup ™ セキュリティおよび暗号化ガイド

Last Published: 2024-11-11

Product(s): NetBackup & Alta Data Protection (10.5)

スキャンインスタンスの構成

インスタントアクセスを使用する従来のマルウェアスキャンは、vpfsd インスタンスに基づいています。NetBackup 10.3 以降は、マルウェアスキャンに個別の vpfsd インスタンスを使用しており、これは構成可能です。この構成は numOfScanInstance パラメータを使用して行います。デフォルトでは、マルウェアスキャンでは 1 つのインスタンスが使用されます。ほとんどの場合、スキャンインスタンスは適切ですが、スキャンインスタンスの数を増やすとスキャンパフォーマンスは向上します。ただし、必要な CPU とメモリも増えます。スキャンインスタンスの数は 1 から 4 まで増やすことができ、マルウェアスキャン共有をすべてのスキャンインスタンスに分散できます。

スキャンインスタンスの数を変更するには

次のコマンドを使用して、メディアサーバー上の NetBackup を停止します。
systemctl stop netbackup
または
/usr/openv/netbackup/bin/goodies/netbackup stop
スキャンインスタンスの数を次のように変更します。
vpfsd_config.json ファイルにある numOfScanInstance パラメータの値を変更します。値は 1 から 4 の整数である必要があります。
例:
# grep numOfInstance /msdp/vol1/etc/puredisk/vpfsd_config.json "numOfScanInstance": 2、
BYO (build-your-own): <storage path>/etc/puredisk/vpfsd_config.json
NetBackup Appliance および NetBackup Flex Scale: /msdp/data/dp1/pdvol/etc/puredisk/vpfsd_config.json
NetBackup Flex: /mnt/msdp/vol0/etc/puredisk/vpfsd_config.json
vpfsd インスタンスの数 (numOfInstance) を変更します。値は 2 から 16 の整数である必要があります。numOfInstance の値が numOfScanInstance より大きいことを確認します。
次のコマンドを使用して、メディアサーバー上の NetBackup を起動します。
systemctl start netbackup
または
/usr/openv/netbackup/bin/goodies/netbackup start

メモ:

マルウェアスキャンのインスタンスは vpfsd インスタンスの一部で、マルウェアスキャン専用として予約されています。