NetBackup ™ セキュリティおよび暗号化ガイド

NetBackup 管理コンソールの FIPS モードを有効にするには (ローカルホストまたはリモートホスト)

1. NetBackup 管理コンソールの構成ファイルを開きます。

   Windows コンピュータでは、install_path\java\setconf.bat に、NetBackup 管理コンソールの構成オプションが含まれています。

   UNIX コンピュータでは、/usr/openv/java/nbj.conf ファイルに、NetBackup 管理コンソールの構成オプションが含まれています。

2. 構成ファイルで NB_FIPS_MODE オプションを有効にします。次の形式を使用します。

   NB_FIPS_MODE = true

3. 変更を保存します。
4. NetBackup 管理コンソールを再起動します。

NetBackup 管理コンソールが FIPS モードで実行されているかどうかを確認するには

• NetBackup 管理コンソールのログを確認します。

  ログの場所:

  Windows の場合: install_path\logs\user_ops\nbjlogs\jbp.root.jnbSA.pid.log

  UNIX の場合: /usr/openv/netbackup/logs/user_ops/nbjlogs/jbp.root.jnbSA. pid.log

  スタンドアロンコンソールで、ディレクトリ構造を作成し、ログを確認します。

  ログファイルに次のログ行が含まれる場合は、コンソールが FIPS モードで実行されることを意味します。

  com.safelogic.cryptocomply.fips.approved_only: true

  次のログ行があるはずです。

  JavaPresentationLayer- FIPS mode enforced. Reconfiguring SunJSSE. 
  JavaPresentationLayer- Administration console is running in FIPS approved mode

  メモ:

  この FIPS モード構成は、NetBackup KMS の FIPS モードには影響しません。デフォルトでは、NetBackup KMS は引き続き FIPS モードで動作します。