NetBackup™ Snapshot Client 管理者ガイド

スナップショットの作成がエラー 156 で失敗する

複数のボリュームが同じマウントポイントにマウントされているとスナップショットの作成は失敗します。たとえば、/vol/gvol1 と /vol/gvol2 が /mnt にマウントされているとします。この場合、ボリューム gvol1 と gvol2 はどちらも同じマウントポイント /mnt にマウントされます。バックアップポリシーを実行してスナップショットバックアップを行うと、両方のボリュームが同じマウントポイントにマウントされるため、スナップショットの作成はエラー 156 で失敗します。

このような場合にスナップショットの作成が失敗するのは、同じマウントポイントの OS マウントテーブルに複数のエントリを含む構成が NetBackup ではサポートされないためです。

Veritas ボリュームごとに異なるマウントポイントにマウントすることをお勧めします。

スナップショットの作成は多くの理由により失敗する場合があります。上記の理由はそれらのうちの 1 つにすぎません。