検索クエリーを入力してください
<book_title> を検索 ...
NetBackup™ Snapshot Client 管理者ガイド
Last Published:
2022-07-12
Product(s):
NetBackup (10.0)
- 概要
- インストール
- ポリシーの構成
- NAS スナップショットの構成
- FlashBackup の構成
- インスタントリカバリの構成
- ソフトウェアベースのスナップショット方式の構成
- Cluster Volume Manager 環境 (CVM) のためのサポート
- ディスクアレイ用のスナップショット方式の構成
- OS 固有の構成作業
- IBM DS6000 アレイと DS8000 アレイについて
- IBM DS4000 アレイについて
- Hitachi SMS/WMS/AMS、USP/NSC、USP-V/VM について
- HP-XP アレイについて
- アレイのトラブルシューティングについて
- メディアサーバーおよびサードパーティコピー方式に関する注意事項
- バックアップおよびリストアの手順
- スナップショット管理
- トラブルシューティング
- UNIX プラットフォームのログディレクトリ
- Windows プラットフォームのログフォルダ
- FlashBackup と状態コード 13
- 付録 A. nbu_snap の管理 (Solaris)
- 付録 B. スナップショット操作の概要
インスタントリカバリのコピーオンライトスナップショットのキャッシュサイズの指定について
コピーオンライトスナップショットには、スナップショットの保持期間中にソースデバイスで発生する変更を格納するためのキャッシュ領域が必要です。スナップショットの実行中は、ユーザーの操作によって変更されるブロックはキャッシュにコピーされます。ソースで変更されないブロックはコピーされません。完全に割り当てられたスナップショット (クローンまたはミラー) と比較すると、コピーオンライトスナップショットは比較的少ないディスク領域を消費し、非常に高速に実行できます。
通常、キャッシュのための適切なサイズは、スナップショットの保持期間中に発生するユーザーの操作の量によって決まります。ソースデータにより多くの変更があり、またはスナップショットの保持期間が長くなると、より多くのブロックが変更される可能性があります。その結果、より多くのデータをキャッシュに格納する必要があります。
キャッシュサイズは、ファイルシステムまたは raw パーティションのサイズによって決定されることはありません。スナップショットの保持期間中に、ソースで変更の操作がほとんど発生しなければ、大規模なファイルシステムの場合でもキャッシュ領域はほとんど必要ありません。
メモ:
キャッシュが領域不足の場合、スナップショットは失敗することがあります。