NetBackup IT Analytics Data Collector インストールおよび構成ガイド

ポリシーを追加するには

1. ［管理 (Admin)］、［データ収集 (Data Collection)］、［コレクタ管理 (Collector Administration)］の順に選択します。現在構成されているポータルデータコレクタが表示されます。
2. 必要に応じてコレクタを検索します。
3. リストからデータコレクタを選択します。
4. ［ポリシーの追加 (Add Policy)］をクリックし、メニューでベンダー固有のエントリを選択します。

   HP Command View Advanced Edition の場合、HP XP アレイは Hitachi Block Storage として扱われます。HP StorageWorks XP アレイ (HP Command View Advanced Edition) から収集するポリシーを追加するには、この Hitachi Block Storage のデータコレクタポリシーを使用します。

5. データコレクタのプロパティを指定します。
   
6. パラメータを追加するか、選択します。必須パラメータにはアスタリスク (*) が付いています。

   フィールド	説明
   コレクタドメイン (Collector Domain)	コレクタのバックアップポリシーが追加されるコレクタのドメイン。これは読み取り専用フィールドです。デフォルトでは、新しいポリシーのドメインはコレクタのドメインと同じになります。このフィールドは、コレクタを追加するときに設定されます。
   ポリシードメイン (Policy Domain)	［コレクタドメイン (Collector Domain)］は、データコレクタのインストール処理中に指定されたドメインです。［ポリシードメイン (Policy Domain)］は、データコレクタ用に構成されるポリシーのドメインです。［ポリシードメイン (Policy Domain)］は、［コレクタドメイン (Collector Domain)］と同じ値に設定する必要があります。 ドメインは、ホストグループ階層の最上位を識別します。新しく検出されたホストはすべて、［ポリシードメイン (Policy Domain)］に関連付けられているルートホストグループに追加されます。 通常は、1 つの［ポリシードメイン (Policy Domain)］のみがドロップダウンリストで利用可能になります。マネージドサービスプロバイダの場合、顧客ごとに独自のホストグループ階層を持つ一意のドメインが存在します。 ドメイン名を見つけるには、ログイン名をクリックし、メニューの［マイプロファイル (My Profile)］を選択します。ドメイン名はプロファイル設定に表示されています。
   Hitachi Device Manager サーバー* (Hitachi Device Manager Server*)	Hitachi Device Manager サーバーのアドレス (IP アドレスまたはサーバー名)。HP Command View Advanced Edition の場合は、Command View サーバーの IP アドレスまたはサーバー名を使用します。 このポリシーが、HNAS (Hitachi NAS) と共有するブロックストレージを収集するように作成されている場合は、HNAS と容量を共有するアレイを管理する Hitachi Device Manager の IP アドレスを指定する必要があります。 Hitachi NAS Block Storage 用のコレクタの構成を参照してください。
   ユーザー ID* (User ID*)	HDvM (Hitachi Device Manager) で定義されているユーザー ID とパスコードを使用します。通常これは管理者権限になりますが、表示専用ユーザーの最低限の権限であることが必要です。表示専用権限を持つ新しいユーザーを作成し、そのユーザーを ViewGroup (組み込みの HDvM グループ) に追加します。 Hitachi Device Manager ユーザーの構成を参照してください。 Hitachi Device Manager 7.1.1 および 7.2 の場合、HDvM にアクセスするために構成されているユーザー ID には、HRpM と HTSM の表示権限が必要です。
   パスワード* (Password*)	メモ: パスワードは、データベースに保存する前に暗号化され、アプリケーションのどの部分にも表示されません。
   アレイの除外 (Exclude Arrays)	除外する 1 つ以上のアレイ名を入力します。 カンマ区切りの名前がサポートされています。例: USPV1_172.16.1.13, USPV1_172.16.1.14, AMS - Corporate(5100)@172.16.1.43
   アレイの詳細 (Array Details)	アレイの詳細の収集をアクティブ化するには、このチェックボックスにチェックマークを付けます。時計アイコンをクリックして、スケジュールを設定します。 例: */30 * * * * は、30 分間隔を意味します。 */20 9-18 * * * は、午前 9 時から午後 6 時までの間、20 分間隔を意味します。 */10 * * * 1-5 は、月曜から金曜日までの 10 分間隔を意味します。
   アレイパフォーマンス (Array Performance)	パフォーマンスの収集を有効にし、HTnM のインストール場所とパフォーマンススケジュールに対するエントリと選択を有効にするには、このチェックボックスにチェックマークを付けます。 アレイパフォーマンスのデータを収集する前に、このアレイから少なくとも 1 つの収集を実行する必要があります。 必要条件: Hitachi Tuning Manager からパフォーマンスデータを収集するには、データコレクタが Tuning Manager と同じサーバーにインストールされている必要があります。また、単一のデータコレクタポリシーを使用して、Device Manager サーバーの容量データと Tuning Manager サーバーのパフォーマンスデータの両方を収集する必要があります。
   HTnM のインストール場所 (HTnM Install Location)	Tuning Manager サーバーのインストール先ディレクトリを指定します。デフォルトでは、Tuning Manager サーバーは次の場所にインストールされます。 Windows Server 2003 (x86) および Windows Server 2008 (x86): %SystemDrive%\Program Files\HiCommand\TuningManager Windows Server 2003 (x64) および Windows Server 2008 (x64): %SystemDrive%\Program Files (x86)\HiCommand\TuningManager Solaris: /opt/HiCommand/TuningManager
   HIAA アレイパフォーマンス (HIAA Array Performance)	HIAA (Hitachi Infrastructure Analytics Advisor) を使用したパフォーマンスの収集を有効にするには、このチェックボックスにチェックマークを付けます。アレイパフォーマンスのデータを収集する前に、このアレイから少なくとも 1 つの収集を実行する必要があります。この精査は LUN とポートのパフォーマンス情報を収集します。
   HIAA サーバー (HIAA Server)	Infrastructure Analytics Advisor 管理サーバーの IP アドレス。通常は、IP アドレスまたはホスト名のみが必要で、HTTP の場合はポート 22015、HTTPS の場合は 22016 がデフォルトとして使用されます。データコレクタがアレイとの通信に使用するポートを変更するには、「<IP アドレス>:<ポート番号>」の形式を使用します。例: 172.16.1.1:443。
   HIAA ユーザー ID (HIAA User ID)	Hitachi Infrastructure Analytics Advisor にアクセスするための管理ユーザー名。
   HIAA パスワード (HIAA Password)	Hitachi Infrastructure Analytics Advisor にアクセスする管理ユーザー名 (ユーザー ID) のパスワード。
   HDT 収集 (HDT Collection)	HDT 収集をアクティブ化します。HDT を実行している VSP アレイを HDvM が管理していない場合、HDT スケジュールは必須ではありません。 時計アイコンをクリックして、スケジュールの間隔を作成します。収集の間隔は分、時間、日、週、月単位でスケジュール設定できます。ネイティブ CRON 文字列の高度な使用も可能です。 メモ: コレクタポリシーに設定された明示的なスケジュールは、コレクタサーバーの時間に対して相対的です。間隔を指定したスケジュールは、データコレクタの再起動時刻に対して相対的です。
   メモ (Notes)	データコレクタポリシーのメモを入力または編集します。最大文字数は 1024 文字です。ポリシーのメモは、特定のベンダーのポリシー情報とともに保持され、［コレクタ管理 (Collector Administration)］ページにも検索可能な列として表示されます。

7. ［OK］をクリックしてポリシーを保存し、［収集の管理 (Collection Administration)］ウィンドウに戻ります。これにより、ポリシーがデータコレクタの下に一覧表示されます。
8. データコレクタサーバーで、データコレクタソフトウェアをインストールまたは更新します。