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NetBackup IT Analytics Data Collector インストールおよび構成ガイド

Last Published: 2025-03-24

Product(s): NetBackup IT Analytics (11.6)

Linux サーバーへの仮想インターフェースの追加

標準の APTARE サーバー構成は、サーバー上の 2 つの仮想ホストを使用します。サブドメイン itanalyticsportal によって識別される 1 つのホストは、NetBackup IT Analytics 管理とレポート機能を提供するためのポータル要求を処理します。サブドメイン itanalyticsagent によって識別される 2 番目のホストは、データ収集エージェントと、エージェントにレポートするさまざまなデバイスとの間のデータ収集機能を処理します。これらの仮想ホストは、Apache 構成ファイルで定義されます。サブドメイン名が、各ホストを識別するために使用されます。

SSL を使用する場合、各仮想ホストに一意の IP アドレスを割り当てる必要があります。したがって、ポータルとデータ収集の両方で SSL を有効にする場合は、2 つの IP アドレスが必要です。2 つの NIC を使用して 2 つの IP アドレスを割り当てることができます。または、Linux サーバーでは、仮想インターフェースを作成して、2 つの IP アドレスを 1 つの NIC に割り当てることができます。

???を参照してください。

Linux サーバーに割り当てられている IP アドレスの数を確認するには、次のコマンドを使用します。

ifconfig -a

ifconfig -a コマンドの結果の例:

eth0      Link encap:Ethernet  HWaddr 08:00:27:71:44:C4
          inet addr:10.0.2.15  Bcast:10.0.2.255  Mask:255.255.255.0
          UP BROADCAST RUNNING MULTICAST  MTU:1500  Metric:1
          RX packets:310 errors:0 dropped:0 overruns:0 frame:0
          TX packets:372 errors:0 dropped:0 overruns:0 carrier:0
          collisions:0 txqueuelen:1000
          RX bytes:63235 (61.7 KiB)  TX bytes:28143 (27.4 KiB)
lo        Link encap:Local Loopback
          inet addr:127.0.0.1  Mask:255.0.0.0
          UP LOOPBACK RUNNING  MTU:16436  Metric:1
          RX packets:8762 errors:0 dropped:0 overruns:0 frame:0
          TX packets:8762 errors:0 dropped:0 overruns:0 carrier:0
          collisions:0 txqueuelen:0
          RX bytes:5422509 (5.1 MiB)  TX bytes:5422509 (5.1 MiB)

eth0 ラベルで識別される 2 つのイーサネット接続が必要です。Linux サーバーの仮想インターフェースを 2 番目の IP アドレスで既存のイーサネットインターフェースに追加するには、次のコマンドを使用します。
```
ifconfig eth0:0 111.222.333.444
```
説明
111.222.333.444 は、仮想インターフェースの新しい IP アドレスです。
サーバーの再起動時に仮想インターフェースを再作成するには、ネットワークスクリプトにファイルを追加する必要があります。eth0 インターフェースに割り当てられた IP アドレスが静的である場合は、/etc/sysconfig/network-scripts 内の ifcfg-eth0 ファイルのコピーを作成し、これに ifcfg-eth0:0 という名前を付けます。
ifcfg-eth0:0 の IP アドレスを、仮想インターフェースに割り当てられた新しい IP アドレスに更新します。
ifcfg-eth0 ファイルの BOOTPROTO=dhcp 行で示されているように、eth0 インターフェースの IP アドレスが動的に割り当てられている場合は、ifcfg-eth0:0 という名前のファイルを次の行で作成します。
```
DEVICE=eth0:0
IPADDR=111.222.333.444
```
最後に、DNS サーバーを更新して、新しい IP アドレスがデータ収集 URL (たとえば itanalyticsportal.<domainname>) にマッピングされるようにします。