Storage Foundation and High Availability 8.0.2 設定およびアップグレードガイド - Linux

アップグレード中に、インストールプログラムにより次のタスクが実行されます。

1. アップグレード前に製品を停止します。

2. インストールされたパッケージをアップグレードし、追加のパッケージをインストールします。

   7.4 以降のバージョンにアップグレードするときは、slf ライセンスキーファイルが必要です。7.4 以降のバージョンにアップグレードする場合、以前の製品バージョンで使用されているテキストベースのライセンスキーはサポートされません。InfoScale 製品のいずれかを 7.4 より前のバージョンからアップグレードする場合は、まずお住まいの地域のカスタマケアにお問い合わせいただき、該当する slf ライセンスキーファイルを入手してください。地域のカスタマケアセンターの連絡先については、次のリンクを参照してください。https://www.veritas.com/content/support/en_US/contact-us.html

   現在のインストールで恒久ライセンスキーを使用している場合は、ライセンスを 8.0.2 に更新することを促すメッセージが表示されます。製品をアップグレードするローカルホスト上に、ライセンスキーファイルをダウンロードしていることを確認します。ライセンスキーファイルは、ローカルホスト (/) のルートディレクトリ (/etc/vx/licenses/lic) またはデフォルトのライセンスディレクトリには保存しないでください。ローカルホストの他の任意のディレクトリにライセンスキーファイルを保存できます。

   ライセンスを更新しないことを選択する場合は、キーレスライセンスで登録されます。このオプションを選択してから 60 日以内に、権利を付与されたライセンスレベルに対応した有効なライセンスキーファイルをインストールする必要があります。

3. アップグレード時に、Veritas Telemetry Collector を設定する必要があります (まだ設定していない場合)。詳しくは、ベリタスのインストールガイドにある「InfoScale の遠隔測定データ収集について」セクションを参照してください。

4. 既存の設定をリストアします。

   たとえば、設定に SFHA のインストールが含まれる場合、インストーラで設定が SFHA にアップグレードされ、復元されます。設定に複数のコンポーネントが含まれる場合、インストーラでコンポーネントの設定がアップグレードされ、復元されます。

5. 設定されたコンポーネントを開始します。