Veritas NetBackup™ CloudPoint インストールおよびアップグレードガイド
- 第 I 部 CloudPoint のインストールおよび構成
- CloudPoint のインストールの準備
- Docker イメージを使用した CloudPoint の配備
- CloudPoint クラウドプラグイン
- CloudPoint ストレージアレイプラグイン
- CloudPoint アプリケーションエージェントとプラグイン
- Oracle プラグインの構成に関する注意事項
- スナップショットのリストアについて
- SQL Server スナップショットのリストア後に必要な追加手順
- CloudPoint のエージェントレス機能を使用した資産の保護
- NetBackup でのボリュームの暗号化
- 第 II 部 CloudPoint のメンテナンス
Google Cloud Platform プラグインの構成に関する注意事項
Google Cloud Platform プラグインを使用すると、Google Cloud が存在するすべてのゾーンのディスクおよびホストベースのスナップショットを作成、削除、リストアできます。
表: Google Cloud Platform プラグインの構成パラメータ
CloudPoint の構成パラメータ |
Google の同等の用語と説明 |
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プロジェクト ID (Project ID) |
リソースの管理元であるプロジェクトの ID。JSON ファイルには project_id として記載されています。 |
クライアントの電子メール (Client Email) |
クライアント ID の電子メールアドレス。JSON ファイルには client_email として記載されています。 |
秘密鍵 (Private Key) |
秘密鍵。JSON ファイルには private_key として記載されています。 メモ: このキーは引用符なしで入力する必要があります (一重引用符も二重引用符も利用不可)。鍵の先頭または末尾にスペースや改行文字を入力しないでください。 |
ゾーン (Zones) |
プラグインが動作するゾーンのリスト。 |
CloudPoint は、次の GCP ゾーンをサポートします。
表: CloudPoint でサポートされる GCP ゾーン
GCP ゾーン |
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このプラグインを構成する前に、次の点を考慮します。
GCP プラグイン構成からゾーンを削除すると、そのゾーンから検出されたすべての資産も、CloudPoint 資産データベースから削除されます。削除された資産に関連付けられているアクティブなスナップショットがある場合、それらのスナップショットに対して操作を実行できないことがあります。
このゾーンをプラグイン構成に再び追加すると、CloudPoint ですべての資産が再度検出され、関連付けられているスナップショットの操作を再開できます。ただし、関連付けられたスナップショットに対してはいずれのリストア操作も実行できません。
同じプラグインに対して複数の構成を作成する場合は、それらが異なるゾーンを管理していることを確認します。2 つ以上のプラグイン構成で、クラウド資産の同じセットを同時に管理しないようにする必要があります。
現在、CloudPoint では、そのような構成の作成はブロックされていません。プラグインの構成間にクラウド資産の重複がある場合は、プラグインの構成を削除して再度追加し、重複資産が存在しないようにして、構成の問題を解決する必要がある場合があります。
ただし、その構成の資産に関連付けられているスナップショットがある場合、CloudPoint では、プラグインの構成を削除することは許可されません。