Veritas NetBackup™ CloudPoint インストールおよびアップグレードガイド
- 第 I 部 CloudPoint のインストールおよび構成
- CloudPoint のインストールの準備
- Docker イメージを使用した CloudPoint の配備
- CloudPoint クラウドプラグイン
- CloudPoint ストレージアレイプラグイン
- CloudPoint アプリケーションエージェントとプラグイン
- Oracle プラグインの構成に関する注意事項
- スナップショットのリストアについて
- SQL Server スナップショットのリストア後に必要な追加手順
- CloudPoint のエージェントレス機能を使用した資産の保護
- NetBackup でのボリュームの暗号化
- 第 II 部 CloudPoint のメンテナンス
CloudPoint のアップグレードの準備
アップグレード前に以下の点に注意してください。
CloudPoint インスタンス、仮想マシン、または物理ホストが CloudPoint バージョン 9.0 の要件を満たしていることを確認します。
システム要件への準拠を参照してください。
CloudPoint のアップグレード時に、以前のバージョンのスナップショットデータと構成データはすべて外部の
/cloudpoint
データボリュームで維持されます。この情報は CloudPoint コンテナとイメージの外部にあり、アップグレード中保持されます。ただし、必要に応じて、
/cloudpoint
ボリューム内のすべてのデータのバックアップを作成できます。CloudPoint のバックアップを参照してください。
CloudPoint で実行されているジョブがないことを確認します。
NetBackup Web UI を使用している場合は CloudPoint サーバーを無効にし、進行中のすべてのジョブが完了するまで待機します。nbstlutil コマンドを使用して、保留中のすべての SLP 操作をキャンセルします。次のいずれかのコマンドを使用します。
特定のイメージに対する保留中の SLP 操作をキャンセルする場合は、nbstlutil cancel -backupid <value> を使用します。
特定のライフサイクルに属するイメージに対する保留中の SLP 操作をキャンセルする場合は、nbstlutil cancel -lifecycle <name> を使用します。
NetBackup 管理コンソール (Java UI) を使用している場合は、NetBackup マスターサーバーで、次のコマンドを実行してすべての NetBackup プロセスを停止します。
UNIX の場合: /usr/openv/netbackup/bin/bp.kill_all
Windows の場合: install_path\NetBackup\bin\bpdown -f
CloudPoint のアップグレード後に、必要に応じて NetBackup マスターサーバーをアップグレードできます。また、NetBackup Web UI から CloudPoint サーバーを有効にする必要があります。