Veritas NetBackup™ CloudPoint インストールおよびアップグレードガイド
- 第 I 部 CloudPoint のインストールおよび構成
- CloudPoint のインストールの準備
- Docker イメージを使用した CloudPoint の配備
- CloudPoint クラウドプラグイン
- CloudPoint ストレージアレイプラグイン
- CloudPoint アプリケーションエージェントとプラグイン
- Oracle プラグインの構成に関する注意事項
- スナップショットのリストアについて
- SQL Server スナップショットのリストア後に必要な追加手順
- CloudPoint のエージェントレス機能を使用した資産の保護
- NetBackup でのボリュームの暗号化
- 第 II 部 CloudPoint のメンテナンス
Nutanix Files ファイルサーバーでサポートされる CloudPoint 操作
CloudPoint は、Nutanix Files ファイルサーバー上で次の管理操作を実行します。
表: Nutanix Files ファイルサーバーでの CloudPoint 操作
CloudPoint 操作 |
説明 |
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資産の検出 |
CloudPoint は、一部のメタデータとともにすべての共有とそのスナップショットを検出します。CFT_BACKUP 機能を備えた共有は、スナップショットの差分に基づいた増分バックアップに適しています。 メモ: スナップショット操作は、Nutanix Files ファイルサーバーのネストした共有ではサポートされません。 |
スナップショットの作成 |
スナップショットを作成するために、CloudPoint は必要な共有情報とスナップショット名を使用して、 CloudPoint は、スナップショットの状態が成功 (または、失敗した場合はエラー) に変更されるまで、スナップショットの詳細をポーリングし続けます。 |
スナップショットの削除 |
スナップショットを削除するために、CloudPoint は、必要なスナップショットの詳細を使用して、次の形式で DELETE REST API 呼び出しをトリガします。
CloudPoint は、「404 Not Found」エラーコードが返されるまで、スナップショット UUID のポーリングを継続します。このコードは、スナップショットが正常に削除されたことを確認します。 |
スナップショットのリストア |
CloudPoint では、この操作はサポートされていません。 |
スナップショットのエクスポート |
スナップショットのエクスポート操作がトリガされると、バックアップホストがプラグインの構成中に登録されたパートナーサーバーに追加されます。必要なマウントターゲットの詳細を指定して、パートナーサーバーに PUT REST API 呼び出しが行われます。 CloudPoint は、操作が正常に完了したことを確認するために、パートナーサーバーへのポーリングを維持します。 |
スナップショットのデポート |
スナップショットのデポート操作がトリガされると、CloudPoint は、エクスポート操作中に追加されたマウントターゲットエントリを削除するために、パートナーサーバーに PUT REST API 呼び出しを行います。 CloudPoint は、操作が正常に完了したことを確認するために、パートナーサーバーへのポーリングを維持します。 |
スナップショットの差分の作成 |
Nutanix ファイルには、共有の 2 つのスナップショット間の差分を作成することを可能にする API が用意されています。このプロセスは、CFT (変更されたファイルの追跡) と呼ばれます。スナップショットの差分の作成要求が行われたときに、CloudPoint は、2 つのスナップショットの間に CFT を生成する REST API 呼び出しを行い、CFT データを取得して CloudPoint サーバーに格納します。 CFT ベースのバックアップは、トップレベルの共有でのみサポートされます。ネストした共有はサポートされません。 |