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Cluster Server 7.3.1 Agent for Oracle インストール/設定ガイド - Linux

Last Published: 2018-01-17

Product(s): InfoScale & Storage Foundation (7.3.1)

11gR2 または 12c の残りのノードでの ASM の設定と起動

この手順は、Oracle Grid Infrastructure がすべてのノードにインストールされ、ASM が最初のノードで設定されているときに適用できます。クラスタの最初のノードでの Oracle ASM の設定を参照してください。

次の手順に従って、残りのノードを設定します。

ASM を作成し、残りのノードで ASM を起動するには

リモートノードで使う ASM ディスクから、ASM の spfile をコピーします。
次に例を示します。
ASMCMD> spget +DATA/asm/asmparameterfile/<registry_file>
ASMCMD> spcopy +DATA/asm/asmparameterfile/<registry_file> /u01/oraHome/dbs/spfileASM.ora
最初のノードのデータベースと ASM ディスクグループを停止します。
spfile を最初のノードからリモートノードにコピーします。
$ORACLE_BASE/admin/SID* を最初のノードからリモートノードにコピーします。
リモートノードの asm インスタンスを追加します。
例: $/u01/product/11.2.0/grid/bin/srvctl add asm -p /u01/oraHome/dbs/spfileASM.ora
srvctl コマンドを使って asm インスタンスを起動します。
リモートノードの VxVM ディスクグループをインポートします。

ASM ディスクグループ（11gR2 または 12c）を使う残りのノードでデータベースを設定するには

srvctl add database コマンドを実行して、ノード上で実行中の Oracle データベースを登録します。
メモ:
Oracle ソフトウェアの所有者のクレデンシャルを使ってデータベースを登録します。パラメータの完全なリストについて詳しくは、Oracle のマニュアルを参照してください。
リモートノードで実行中の Oracle ASM インスタンスにログインします。
SQL> ALTER disk group <DGname> mount コマンドを実行して Oracle ASM ディスクグループをマウントします。
ステップ 3 を繰り返して、必要なディスクグループすべてをマウントします。
$GRID_HOME/bin/crsctl stat res -t -init コマンドを実行して、ディスクグループが OHASD に自動登録されるかを確認します。
出力には登録されたディスクグループの ora.<DGname>.dg が表示されます。
$GRID_HOME/bin/srvctl modify database -a <diskgroup_list> コマンドを実行して、データベースへの依存関係として Oracle ASM ディスクグループを追加します。