Veritas NetBackup™ インストールガイド
- インストールの準備
- NetBackup ソフトウェアの入手について
- ストレージデバイスの構成について
- NetBackup をインストールする方法
- NetBackup ライセンス
- UNIX システムでのサーバーソフトウェアのインストール
- Windows システムでのサーバーソフトウェアのインストール
- 管理インターフェースについて
- NetBackup クライアントソフトウェアのインストール
- Windows での NetBackup クライアントのインストールについて
- UNIX/Linux での NetBackup クライアントのインストールについて
- NetBackup の構成
- NetBackup ソフトウェアのアップグレード
- NetBackup サーバーおよびクライアントソフトウェアの削除
- 参照先
sftp の方法を使用したクライアントソフトウェアのインストール
このクライアントインストール方式は SunSSH と OpenSSH 製品の使用に基づいており、SunSSH と OpenSSH を特定のバージョンレベルとパッチレベルに設定しておく必要があります。これらのパッチについて詳しくは、『Veritas NetBackup 8.1.1 リリースノート』を参照してください。
この手順を実行する前に、次のガイドラインを参照してください。
SSH デーモン (sshd) | この方法を使用するには、UNIX クライアントの sshd を有効にして root または root 以外のユーザーログインができるように構成する必要があります。 |
クライアントファイルの場所 | クライアントソフトウェアをデフォルト以外の場所にインストールする場合、まず、目的のディレクトリを作成して、リンクさせる必要があります。ソフトウェアを保存するディレクトリを作成してから、そのディレクトリへのリンクとして インストールフォルダの制限事項についての追加情報を参照できます。 NetBackup インストールディレクトリの制限事項を参照してください。 |
バックアップポリシー | クライアントがバックアップポリシーに割り当てられていることを確認します。 |
sftp の方法を使用して UNIX マスターサーバーから UNIX クライアントにクライアントソフトウェアをインストールする方法
- サーバーからクライアントの /tmp ディレクトリにクライアントソフトウェアを移動するには、NetBackup サーバーで install_client_files スクリプトを実行します。
次のいずれかのコマンドを使用します。
ソフトウェアを 1 つのクライアントに一度に移動する方法
/usr/openv/netbackup/bin/install_client_files sftp client user
client は、クライアントのホスト名です。
user は、クライアントの SSH で必要なログイン ID です。
ソフトウェアをすべてのクライアントに一度に移動する方法
/usr/openv/netbackup/bin/install_client_files sftp ALL user
ALL オプションは、サーバーのバックアップポリシーに構成されているすべてのクライアントのインストールを指定します。
user は、クライアントで必要なログイン ID です。
- スクリプトが実行された後、各クライアントコンピュータの root ユーザーは、次のスクリプトを実行する必要があります。
sh /tmp/bp.<pid>/client_config
pid はプロセス ID です。client_config スクリプトはバイナリをインストールします。