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NetBackup™ 管理者ガイド (高可用性環境)
Last Published:
2023-05-22
Product(s):
NetBackup (10.2)
- このマニュアルについて
- 単一障害点に対する NetBackup の保護
- カタログバックアップとリカバリを使用したサイトディザスタリカバリについて
- 自動イメージとカタログレプリケーションによるサイトの損失保護について
- 完全カタログレプリケーションを使った NetBackup プライマリサーバーの配備
- クラスタでの NetBackup を使用したバックアップおよびリストア
クラスタ化の注意事項について
両方のサイトの NetBackup プライマリサーバーノードは、各サイトの単一ノードクラスタにもできますが、クラスタ化されたプライマリサーバーとして構成する必要があります。
NetBackup プライマリサーバーは常に、クラスタの単一ノードでのみ実行できます。レプリケートされた環境では、両方のサイトのクラスタのメンバーは効果的に単一のクラスタを形成します。必要になる耐性のレベルによって 2 つから 4 つのノードのグローバルクラスタを作成できます。
両方のサイトに単一ノードクラスタ |
この構成は 2 つのノード (各サイトに 1 つのノード) を必要とします。この構成は、関係するサーバーの観点では最も効率的です。この構成の不利な点は、メインプライマリサーバーでローカルな問題が発生した場合でも、サイトのフェールオーバー操作が必要になることです。 |
メインサイトのデュアルノードと代替サイトの単一ノード |
この構成は 3 つのノード (メインサイトに 2 つ、代替サイトに 1 つ) を必要とします。正常な動作中は、各サイトに単一ノードがあるため、メインプライマリサーバーの問題に対処するためにサイトのフェールオーバーは必要ありません。その代わりローカルのフェールオーバーを使うことができます。ただし、代替サイトのノードの保護がありません。 一般的なベストプラクティスとして、この構成は推奨されます。 |
両方のサイトに二重ノード |
この構成は 3 つが常にアイドル状態である 4 つのノードを必要とします。この構成はサイトにローカルフェールオーバーの機能を与えます。この構成によって、ローカルサーバー問題が見つかっても、フェールオーバーする必要はありません。 |