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NetBackup™ 管理者ガイド (高可用性環境)
Last Published:
2023-05-22
Product(s):
NetBackup (10.2)
- このマニュアルについて
- 単一障害点に対する NetBackup の保護
- カタログバックアップとリカバリを使用したサイトディザスタリカバリについて
- 自動イメージとカタログレプリケーションによるサイトの損失保護について
- 完全カタログレプリケーションを使った NetBackup プライマリサーバーの配備
- クラスタでの NetBackup を使用したバックアップおよびリストア
ストレージデバイスのエラー
テープであろうとディスクであろうと、ストレージデバイスが失敗すると単一障害点であるとみなされます。ストレージデバイスのエラーから保護するには、バックアップターゲットとして複数のデバイスが必要です。
1 つのテープドライブのみにアクセスするメディアサーバーはそのテープドライブが停止するとテープへのバックアップを完了できません。そのようなエラーから NetBackup を保護するには、少なくとも 2 つのテープドライブにアクセスするようにメディアサーバーを構成します。メディアサーバーの間で共有できる SAN 接続されたテープドライブを使います。この共有によって、テープドライブは多数の冗長なデバイスを必要とせずにアクセス可能になります。通常、1 つか 2 つの冗長なドライブは耐性を提供し、バックアップが進行中の間にリストア操作を可能にします。たとえば、5 つのテープドライブを共有するように 4 つのメディアサーバーを構成すると、1 つのドライブが停止してもバックアップはまだ実行できます。バックアップは時間がかかる場合がありますが、完了し、データは安全なままです。メディアサーバーが異なるタイミングでバックアップを実行すると、サーバーに対するテープドライブの比率はバックアップエラーの危険を冒さずにさらに低くなる場合があります。
AdvancedDisk ディスクプールは、単一のディスクデバイスのエラーから保護するために個々のメディアサーバーに作成できます。