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NetBackup™ 管理者ガイド (高可用性環境)
Last Published:
2023-05-22
Product(s):
NetBackup (10.2)
- このマニュアルについて
- 単一障害点に対する NetBackup の保護
- カタログバックアップとリカバリを使用したサイトディザスタリカバリについて
- 自動イメージとカタログレプリケーションによるサイトの損失保護について
- 完全カタログレプリケーションを使った NetBackup プライマリサーバーの配備
- クラスタでの NetBackup を使用したバックアップおよびリストア
代替プライマリサーバークラスタへのフェールオーバー
次の状況で、代替プライマリサーバークラスタにフェールオーバーする必要があります。
メインプライマリサーバークラスタのすべてのノードが失敗した場合。
メインサイトへのアクセスが拒否された場合。
厳密なフェールオーバー手順はさまざまなレプリケーションテクノロジに応じて変わることがあります。次に、代替プライマリサーバークラスタにフェールオーバーするおおまかな手順を示します。
代替プライマリサーバークラスタにフェールオーバーするには
- メインプライマリサーバークラスタの NetBackup を停止します。
- カタログボリュームのレプリケーションを停止するか、または逆転させます。
- 必要に応じて、プライマリサーバーの新しい仮想 IP アドレスで DNS を更新します。
- 代替プライマリサーバークラスタの NetBackup を起動します。
メモ:
メインサイトが失敗した場合は、手順 1 と 2 は自動的に行われます。
グローバルクラスタ環境では、代替プライマリサーバーへのフェールオーバー処理は自動化できます。処理を自動化するには、複数のハートビート接続がクラスタ間に存在する必要があります。メインプライマリサーバークラスタが引き続き稼働している間、ハートビートネットワークのエラーにより代替プライマリサーバークラスタがオンラインになる場合があります。