NetBackup ™ セキュリティおよび暗号化ガイド

セキュリティ構成リスクについて

セキュリティ構成リスクは、NetBackup ドメインのセキュリティ設定の状態によって異なります。構成リスクのスコアが高いほど、セキュリティ構成が弱いことを示します。リスクを最小限にするには、必要なセキュリティ設定をすべて有効にします。セキュリティ構成リスクのスコアは、これらの設定に基づいて決定されます。

リスクを最小限に抑えるために構成するセキュリティ設定を参照してください。

セキュリティ構成のリスクを最小限に抑える方法について詳しくは、記事を参照してください。

NetBackup Web UI ダッシュボードに、セキュリティ構成リスクのスコアが表示されます。セキュリティ設定を変更すると、ダッシュボードのリスクスコアが更新されます。

次のパラメータは、ドメインでの現在のセキュリティシナリオと、セキュリティ構成のリスクを最小化する方法を学習するのに役立ちます。

これらのパラメータを表示するには、NetBackup Web UI ダッシュボードを使用します。

現在の体制は、NetBackup セキュリティ設定の現在の値で構成されます。セキュリティ構成リスクを最小限に抑えるため、すべてのセキュリティ設定を有効にすることをお勧めします。

リスクを最小限に抑えるために構成するセキュリティ設定を参照してください。

セキュリティベースラインは、NetBackup ドメインの推奨セキュリティ設定を集めたものです。最初に、推奨事項に従ってセキュリティ設定を構成し、この現在の体制をセキュリティベースラインとして使用します。

デフォルトでは、セキュリティベースラインは構成されていません。

リスクを最小限に抑えるために構成するセキュリティ設定を参照してください。

現在の体制をセキュリティベースラインとして設定するを参照してください。

セキュリティベースラインは、NetBackup 管理者またはセキュリティ管理者によって管理されます。

Veritas Alta View サーバーに登録されているプライマリサーバーの場合、セキュリティベースラインは Veritas Alta View 管理者によって管理されます。

NetBackup のセキュリティ設定 (現在の体制) がセキュリティベースラインに準拠していない場合は、コンプライアンス状態に［ベースラインに準拠していません (Not compliant with the baseline)］と表示されます。

コンプライアンス状態を確認し、リスクを最小限に抑えるようにセキュリティ設定を変更する必要があります。

NetBackup Web UI ダッシュボードで［セキュリティ構成リスク (Security configuration risk)］カードを表示するには、次の役割と権限が必要です。

RBAC の構成を参照してください。