NetBackup ™ セキュリティおよび暗号化ガイド

NetBackup 操作に対してマルチパーソン認証を構成するためのワークフロー

NetBackup 操作に対してマルチパーソン認証を構成するための手順の概要を次に示します。

マルチパーソン認証の構成は、管理者またはセキュリティ管理者が、マルチパーソン認証を必要とする重要な操作を有効にし、有効期限やパージ期間などのその他の設定を指定すると開始されます。

マルチパーソン認証の構成チケットが生成されます。承認者がチケットを承認すると、マルチパーソン認証の構成が有効になります。

マルチパーソン認証の初回構成で、デフォルトのマルチパーソン認証の承認者の役割にユーザーを追加する必要があります。データセキュリティを強化するためにマルチパーソン認証の使用を開始するために、セキュリティ管理者は、デフォルトのマルチパーソン認証承認者の役割を持つユーザーからの追加の承認を求める、重要な事前定義済み操作に対してマルチパーソン認証を有効にする必要があります。

最初に、セキュリティ管理者はマルチパーソン認証チケットとなるマルチパーソン認証を構成する必要があります。承認者がチケットを承認すると、指定された NetBackup 操作 (イメージの有効期限切れなど) でマルチパーソン認証が必須になります。管理者またはセキュリティ管理者は、任意の時点でユーザーをデフォルトのマルチパーソン認証の承認者の役割に追加できます。