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NetBackup™ Snapshot Client 管理者ガイド
Last Published:
2022-07-12
Product(s):
NetBackup (10.0)
- 概要
- インストール
- ポリシーの構成
- NAS スナップショットの構成
- FlashBackup の構成
- インスタントリカバリの構成
- ソフトウェアベースのスナップショット方式の構成
- Cluster Volume Manager 環境 (CVM) のためのサポート
- ディスクアレイ用のスナップショット方式の構成
- OS 固有の構成作業
- IBM DS6000 アレイと DS8000 アレイについて
- IBM DS4000 アレイについて
- Hitachi SMS/WMS/AMS、USP/NSC、USP-V/VM について
- HP-XP アレイについて
- アレイのトラブルシューティングについて
- メディアサーバーおよびサードパーティコピー方式に関する注意事項
- バックアップおよびリストアの手順
- スナップショット管理
- トラブルシューティング
- UNIX プラットフォームのログディレクトリ
- Windows プラットフォームのログフォルダ
- FlashBackup と状態コード 13
- 付録 A. nbu_snap の管理 (Solaris)
- 付録 B. スナップショット操作の概要
データベースアプリケーションの静止について
ほぼすべてのデータベースアプリケーションは、ある特定の時点だけで、トランザクションに一貫性があります。場合によっては、データベースの停止後だけに一貫性が得られることもあります。多くのデータベースアプリケーションは常時利用できる必要があるため、アプリケーションの多くは、定期的に (または外部イベントに応答して) トランザクションの一貫性を得ることができます。この処理が、ここで説明する「アプリケーションの静止」です。
データベースアプリケーションの静止では、外部シグナルまたは外部メッセージが受信側のデータに送信されます。データベースは、これに応答して現在のトランザクションまたは一連のトランザクションを完了し、トランザクション完了時にスナップショットを利用するアプリケーションにシグナルを送信します。その後、データベースは、通常の操作を再開できるという指示を待機します。トランザクションの一貫性が存在する状態に達したことを示す指示がデータベースから送信されると、スナップショットを作成するための最終的な手順を実行できます。
スナップショットが作成されると、待機中のデータベースに通常の処理を再開するためのシグナルが送信されます。この手続きを、アプリケーションの静止解除と呼びます。