NetBackup™ Snapshot Manager for Data Center 管理者ガイド
- はじめに
- NetBackup Snapshot Manager for Data Center のインストールの準備
- コンテナイメージを使用した NetBackup Snapshot Manager for Data Center の配備
- NetBackup Snapshot Manager for Data Center のアップグレード
- NetBackup Snapshot Manager for Data Center のアンインストール
- Snapshot Manager for Data Center のカタログバックアップとリカバリ
- NetBackup Snapshot Manager for Data Center の構成
- ストレージアレイのレプリケーション
- Snapshot Manager for Data Center のストレージアレイプラグイン
- Dell EMC PowerMax および VMax アレイ
- Dell EMC PowerFlex アレイ
- Dell EMC PowerScale (Isilon)
- Dell EMC PowerStore SAN および NAS プラグイン
- Dell EMC XtremIO SAN アレイ
- Dell EMC Unity アレイ
- Fujitsu Eternus AF/DX SAN アレイ
- Fujitsu Eternus AB/HB SAN アレイ
- HPE RMC プラグイン
- HPE XP プラグイン
- HPE Alletra 9000 SAN アレイ
- HPE Alletra 6000 SAN アレイ
- Hitachi NAS アレイ
- Hitachi SAN アレイ
- IBM Storwize SAN V7000 プラグイン
- InfiniBox SAN アレイ
- InfiniBox NAS アレイ
- Lenovo DM 5000 シリーズアレイ
- NetApp ストレージアレイ
- NetApp E シリーズアレイ
- Nutanix Files アレイ
- Pure Storage FlashArray SAN
- Pure Storage FlashBlade プラグインの構成に関する注意事項
- PowerMax eNAS アレイ
- Qumulo NAS アレイ
- スナップショットおよびスナップショットレプリケーション用のストレージライフサイクルポリシーの構成
- ストレージライフサイクルポリシーに規定する操作形式
- ストレージライフサイクルポリシー操作の保持形式
- NetBackup Snapshot Manager のログ記録
- トラブルシューティング
NetApp E シリーズプラグインの構成パラメータ
プラグインを構成する前に、次の点を確認します。
サポート対象のすべての NetApp E シリーズバージョンを参照するには、『NetBackup ハードウェアおよびクラウドストレージ互換性リスト (HCL)』の「NetBackup Snapshot Manager」セクションを参照してください。
システム上の NetApp E シリーズ API を呼び出す権限を持つユーザーアカウント。
NetApp E シリーズアレイを構成するときに、次の詳細を指定します。
表: NetApp E シリーズプラグインの構成パラメータ
Snapshot Manager for Data Center の構成パラメータ | 説明 |
---|---|
Plug-in ID | プラグインの名前を指定します。 |
Proxy/Array IP address | NetApp E シリーズがインストールされているコンピュータの IP アドレス、またはアレイが追加されるプロキシサーバーアドレス。 |
ポート | REST API サーバーのポート番号。 |
ユーザー名 | NetApp E シリーズアレイでスナップショット操作を実行する権限を持つユーザーアカウント。 |
パスワード | ユーザーアカウントのパスワード。 |
Storage array WWN | アレイの WWN |
ストレージアレイの WWN は、アレイの詳細で確認できます。
アレイの詳細を取得するには、次の API を使用します。
https://<アレイ/プロキシ IP>:<ポート番号>/devmgr/v2/storage-systems
NetBackup Snapshot Manager でスナップショット管理操作を実行できるようにするには、次の操作を実行します。
プラグインを構成するために使用する NetApp E シリーズユーザーアカウントに、次の操作を実行する権限があることを確認します。
スナップショットの作成
スナップショットのエクスポート
スナップショットの削除
RBAC (役割ベースのアクセス制御) 機能には、ユーザーアカウントにマッピングされている 1 つ以上の役割を持つ事前定義済みのユーザーが含まれます。各役割には、Unified Manager またはシステムマネージャでタスクにアクセスするための権限が含まれています。
タスクを実行するためのアクセス権を使用して定義された役割を次に示します。
Storage admin: アレイ上のストレージオブジェクトに対する完全な読み取りまたは書き込みアクセス権を持ちますが、セキュリティ構成へのアクセス権はありません。
Security admin: アクセス管理と証明書管理でセキュリティ構成にアクセスします。
Support admin: ストレージアレイ、エラーデータ、MEL イベントのすべてのハードウェアリソースにアクセスします。ストレージオブジェクトまたはセキュリティ構成にはアクセスできません。
Monitor: すべてのストレージオブジェクトに読み取り専用でアクセスできますが、セキュリティ構成へのアクセス権はありません。