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NetBackup™ Snapshot Manager for Data Center 管理者ガイド

Last Published: 2024-05-15

Product(s): NetBackup & Alta Data Protection (10.4)

NetBackup Snapshot Manager for Data Center のホスト

オンプレミス資産を保護するには、NetBackup Snapshot Manager for Data Center ホストを同じオンプレミス環境に配備します。

NetBackup Snapshot Manager for Data Center は NetBackup メディアサーバーに配備できますが、NetBackup プライマリサーバーには配備できません。

複数のホストに NetBackup Snapshot Manager for Data Center をインストールする場合は、各 NetBackup Snapshot Manager for Data Center インスタンスが独立したリソースを管理することをお勧めします。2 つの NetBackup Snapshot Manager for Data Center インスタンスが同じリソースを管理しないようにする必要があります。

同じホストで NetBackup Snapshot Manager for Data Center とメディアサーバーをホスティングする場合、スナップショットジョブからのバックアップを適切に動作させるには、次の操作を実行します。

NetBackup Snapshot Manager for Data Center とメディアサーバーに個別の IP と NetBackup クライアント名を割り当て、それらが異なる NetBackup 証明書を取得できるようにします。これは、各サーバーが通信用に異なる NetBackup ホスト ID 証明書を使用するために必要です。次の構成を使用します。
- 2 つのネットワークアダプタを使用してホストを構成します。
- /etc/hosts ファイルを編集し、以下の例に示すように詳細を入力します。
```
<IP Address MediaServer Host1>  < MediaServer Host1>
<IP Address NetBackup Snapshot Manager for Data Center Host2>  <NetBackup Snapshot Manager for Data Center Host2>
```
- メディアサーバーのインストールで、メディアサーバー名に対して、/etc/hosts ファイルに MediaServer Host1 パラメータを指定します。
- 同様に、NetBackup Snapshot Manager for Data Center インストール時には /etc/hosts ファイルから NetBackup Snapshot Manager for Data Center Host 2 を選択し、443 以外の非デフォルトポートを指定します。
- NetBackup Snapshot Manager for Data Center とメディアサービスを起動し、NetBackup プライマリサーバーに登録します。
NetBackup Snapshot Manager for Data Center に使用するホスト名がメディアサーバーのホスト名にすでにマッピングされている場合は、古いマッピングを削除する必要があります。詳しくは、『Veritas NetBackup™ セキュリティおよび暗号化ガイド』の「ホスト ID からホスト名へのマッピングの削除」セクションを参照してください。
NetBackup Snapshot Manager for Data Center が登録されたら、異なる HOST DB エントリが存在することを確認します。
スナップショットジョブからのバックアップを実行する前に、DISABLE SHM と NOSHM の最適化を実行します。参照: https://www.veritas.com/support/en_US/article.100016170

これにより、NetBackup データムーバープロセス間の通信で、NetBackup が共有メモリを使用しなくなります。