NetBackup™ Snapshot Manager for Data Center 管理者ガイド

資産の検出

Snapshot Manager for Data Center は、アレイに存在するすべてのボリューム、一貫性グループ、ボリュームスナップショット、一貫性グループのスナップショットを検出します。Snapshot Manager for Data Center は、NetBackup によって作成されたスナップショットのみを検出します。

スナップショットの作成

スナップショットを作成するため、Snapshot Manager for Data Center は必要なスナップショットの詳細を使用して、Post Rest API メソッドを開始します。API によって、スナップショットの詳細が戻されます。NB<unique_21digit_number> の命名規則を使用して、スナップショットが作成されます。

ボリュームに対して Snapshot Manager for Data Center が REST API を呼び出すと、次のプロセスが実行されます。

一貫性グループのスナップショットを作成する場合のプロセスは次のとおりです。

ソースボリュームに含まれるボリュームを、NetBackup ポリシーの一貫性グループに指定できます。IBM Storwize アレイでは、スナップショット操作が開始されると、一貫性グループ全体のスナップショットが作成されます。

スナップショットの削除

スナップショットのデポート操作が開始されると、Snapshot Manager for Data Center はホストと、エクスポート操作中に作成されたボリュームの間に作成されたエクスポートマッピングを削除します。

スナップショットのリストア

ボリュームスナップショットまたは一貫性グループスナップショットをリストアするために、Snapshot Manager for Data Center は PUT REST API メソッドを呼び出します。リストアが開始されると、新しい FlashCopy マッピングが作成されます。ここで、スナップショットボリュームがソースボリュームとして機能し、ソースボリュームがターゲットボリュームとして機能します。その後、マッピングがリストア操作として開始されます。

スナップショットのエクスポート

Snapshot Manager for Data Center は iSCSI プロトコルと FC プロトコルを使用したスナップショットのエクスポートをサポートします。スナップショットのエクスポート操作が開始されると、スナップショットボリュームがアレイのホストに接続されます。Snapshot Manager for Data Center では、一貫性グループのスナップショットに同じプロセスが使用されます。SAN のゾーン化は、ホストと、スナップショットとの接続に必要なアレイの間で行う必要があります。

スナップショットのデポート

ボリュームまたは一貫性グループのスナップショットを削除するために、Snapshot Manager for Data Center は REST API を呼び出します。