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NetBackup™ Snapshot Manager for Data Center 管理者ガイド

Last Published: 2024-05-15

Product(s): NetBackup & Alta Data Protection (10.4)

(SELinux) カスタムポートのストレージアレイプラグイン構成エラー

説明:

NetBackupバージョン 10.4 以降は、NetBackup Snapshot Manager for Data Center ホストの SELinux をサポートして、Snapshot Manager とストレージアレイ間の通信を行います。

プラグインの構成を正常に行うには、プラグイン構成の REST API 通信に使用されるポートの CIL にエントリが必要です。

カスタムポート構成の場合は、ストレージアレイプラグイン構成の前に CIL にポートエントリを追加します。

回避方法:

許可するカスタムポートがあるかどうかを確認するには、次のコマンドを実行します。
ausearch --start today -m avc -se VRTSflexsnap.process | audit2allow
エラーログ:
```
 
#============= VRTSflexsnap.process ==============
allow VRTSflexsnap.process reserved_port_t:tcp_socket name_connect;
```

次のコマンドを実行します。

# flexsnap_configure updatecil -i

次の出力が表示されます。

Following SElinux updates detected for Snapshot Manager.
    allow VRTSflexsnap.process reserved_port_t:tcp_socket name_connect;
Do you want to update Snapshot Manager's SELinux policy? (y/n): y
Updating runtime SELinux policy ...done

すべてのポート拒否が許可されているかどうかを確認するには、次のコマンドを実行します。
flexsnap_configure updatecil
権限拒否は実行時ポリシーの対象となります。
変更を有効にするには、次のコマンドを実行します。
flexsnap_configure restart