Veritas NetBackup™ 管理者ガイド Vol. 1

デバッグログ制限機能について

デバッグログ制限機能オプションで、NetBackup が 1 つのログディレクトリで使用可能なディスク領域を制限するように指定します。 ログファイルが指定の最大サイズに達したときにそのログファイルが閉じて、新しいログファイルが開かれます。 新しいログファイルの追加によりそのディレクトリ内のログファイル数が最大数を超える場合、最も古いログファイルが削除されます。

エラーログは常にデバッグログ制限機能構成パラメータに基づいて作成されます。ただし、bpgetconfig コマンドの実行中には、次の構成パラメータが継続的に表示されます。

ENABLE_ROBUST_LOGGING = NO

ENABLE_ROBUST_LOGGING 構成パラメータの値に関係なく、デバッグログ制限機能は常に有効になります。デバッグログ制限機能は、NetBackup サーバーとクライアントのレガシーログで有効になっています。

デバッグログ制限機能は次の構成パラメータで構成されています。

NetBackup 7.7 以降はのアップグレード後、［デバッグログ制限機能を有効にする (Enable Robust Logging)］が有効になります。 これは、アップグレード前に設定が無効になっている場合でも該当します。

NetBackup 7.7 以降へのアップグレード後、MAX_LOGFILE_SIZE は新しいデフォルトに設定されます。

次のポイントは、MAX_LOGFILE_SIZE に関して、NetBackup 7.7 へのさまざまなアップグレードシナリオに関わります。