Veritas NetBackup™ 管理者ガイド Vol. 1

カタログバックアップ処理は、大まかに次の処理で構成されます。

• コマンドが一時コピーを格納できるステージングディレクトリを作成します。

  Windows の場合: install_path\NetBackupDB\staging

  UNIX の場合: /usr/openv/db/staging

  一度コピーしたら、NetBackup でカタログファイルをバックアップできるようになります。

• 子ジョブは、次のように単一のストリームでファイルをバックアップします。

  • 構成ファイル (server.conf、database.conf、vxdbms.conf)

  • データベースファイル

    BMR_DATA.db

    BMRDB.db

    BMRDB.log

    BMR_INDEX.db

    DARS_DATA.db

    DARS_INDEX.db

    DBM_DATA.db

    DBM_INDEX.db

    EMM_DATA.db

    EMM_INDEX.db

    JOBD_DATA.db

    NBAZDB.db

    NBAZDB.db.template

    NBAZDB.log

    NBDB.db

    NBDB.log

    vxdbms.conf

    BMR がインストールされている場合

• 2 つ目の子ジョブはイメージカタログのバックアップを開始します。

• トランザクションログは、完全バックアップまたは増分バックアップが正常に行われると、切り捨てられます。

  トランザクションログが手動で変更または削除されると、リカバリに欠陥が生じる可能性があります。

  リレーショナルデータベースバックアップの子ジョブは、通常はマスターサーバーで実行されます。マスターサーバーは、NBDB のデフォルトの場所であり、BMRDB に必須の場所です。

  NBDB がメディアサーバーに移動されたら、子ジョブはメディアサーバーで実行されます。この場合、ジョブの追加のログ記録はメディアサーバー上の管理ログに表示されます。

  NBDB がメディアサーバーに移動され、BMRDB がマスターサーバーにインストールされている場合、カタログバックアップのリレーショナルデータベースバックアップ用として 2 つの子ジョブが存在します。1 つはメディアサーバー上に NBDB 用として存在し、もう 1 つはマスターサーバー上に BMRDB 用として存在します。