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Veritas NetBackup™ セキュリティおよび暗号化ガイド
Last Published:
2017-11-02
Product(s):
NetBackup (8.1)
- NetBackup セキュリティの強化
- セキュリティの配置モデル
- ポートセキュリティ
- NetBackup のデーモン、ポート、通信について
- ポートの構成について
- NetBackup 操作の監査
- アクセス制御のセキュリティ
- NetBackup アクセス制御セキュリティ (NBAC)
- NetBackup アクセス制御 (NBAC) の構成
- マスターおよびメディアサーバーの[アクセス制御 (Access Control)]ホストプロパティの構成
- クライアントの[アクセス制御 (Access Control)]ホストプロパティダイアログボックス
- アクセス管理のトラブルシューティング
- NetBackup へアクセス可能なユーザーの決定について
- NetBackup ユーザーグループの特定のユーザー権限の表示
- NetBackup のセキュリティ管理
- セキュリティ管理ユーティリティについて
- 監査イベントについて
- ホスト管理について
- 共有マッピングとクラスタマッピングの追加
- グローバルセキュリティ設定について
- ホスト名ベースの証明書について
- ホスト ID ベースの証明書について
- 証明書管理ユーティリティを使ったホスト ID ベースの証明書の発行と配備
- 証明書の配備のセキュリティレベルについて
- マスターサーバー (CA) との信頼の設定
- ホスト ID ベースの証明書の再発行について
- ホスト ID ベースの証明書のトークン管理について
- ホスト ID ベースの証明書失効リストについて
- ホスト ID ベースの証明書の無効化について
- クラスタ化された NetBackup セットアップでのセキュリティ証明書の配備
- クラスタ化された NetBackup ホストでのホスト ID ベースの証明書の配備について
- 格納データの暗号化セキュリティ
- NetBackup クライアントの暗号化について
- クライアントでの標準暗号化の構成
- クライアントでのレガシー暗号化の構成
- 格納するデータのキーマネージメントサービス
- キーマネージメントサービス (Key Management Service: KMS) の概要
- KMS のインストール
- KMS の構成
- 暗号化への KMS の使用について
- KMS データベースの要素
- コマンドラインインターフェース (CLI) コマンド
- KMS のトラブルシューティング
- キーと証明書の再生成
- NetBackup Web サービスアカウント
KMS データベースファイルのバックアップについて
KMS データベースのバックアップでは、KMS ファイルもバックアップされます。
KMS ユーティリティには、データベースファイルの静止オプション、つまり任意のユーザーによるデータファイルの変更を一時的に禁止するオプションがあります。バックアップを目的として KMS_DATA.dat、KMS_HMKF.dat および KMS_KPKF.dat ファイルを別の場所にコピーする計画の場合は、静止オプションを実行することが重要です。
静止中は、NetBackup によってこれらのファイルに対する書き込みアクセスは排除され、読み込みアクセスのみが許可されます。
nbkmsutil -quiescedb を実行すると、静止成功に関するメッセージと、未処理のコール数を示すメッセージが戻されます。 この未処理のコール数は、カウントされます。ファイルの未処理の要求数に対して、ファイルにカウントが設定されます。
静止後、そのファイルを別のディレクトリの場所にコピーすることでバックアップを実行できます。
ファイルをコピーした後、nbkmsutil -unquiescedb を使用して KMS データベースファイルの静止を解除できます。
未処理の静止要求カウントが 0 になると、KMS は KMS_DATA.dat、KMS_HMKF.dat、KMS_KPKF.dat ファイルの変更が可能なコマンドを実行できるようになります。 これらのファイルに対する書き込みアクセスが再び可能になります。