レガシーログを使う UNIX クライアントプロセス
多くの UNIX クライアントのプロセスでレガシーログが使用されます。UNIX クライアントでレガシーデバッグログを有効にするには、次のディレクトリに適切なサブディレクトリを作成します。
次のバッチファイルを使用して、すべてのデバッグログディレクトリを一度に作成することができます。
表: レガシーログを使う UNIX クライアントプロセス UNIX クライアントに適用されるレガシーデバッグログのディレクトリを示します。
表: レガシーログを使う UNIX クライアントプロセス
ディレクトリ | 関連するプロセス |
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bp | メニュー方式のクライアントユーザーインターフェースプログラム。 |
bparchive | アーカイブプログラム。 bp のデバッグにも使用できます。 |
bpbackup | バックアッププログラム。 bp のデバッグにも使用できます。 |
bpbkar | バックアップイメージの生成に使用されるプログラム。 |
bpcd | NetBackup Client デーモンまたは NetBackup Client Manager。 |
bpclimagelist | クライアントの NetBackup イメージまたはリムーバブルメディアの状態レポートを生成するコマンドラインユーティリティ。 |
bpclntcmd | NetBackup システムの機能のテストとファイバートランスポートサービスの有効化を行うコマンドラインユーティリティ。 |
bphdb | NetBackup データベースエージェントクライアントで、データベースをバックアップするためのスクリプトを起動するプログラム。 詳しくは、該当する NetBackup データベースエージェントの管理者ガイドを参照してください。 |
bpjava-msvc | NetBackup Java アプリケーションのサーバー認証サービス。このサービスは、NetBackup Java インターフェースアプリケーションの起動中に、inetd によって起動されます。このプログラムによって、アプリケーションを起動したユーザーが認証されます。 |
bpjava-usvc | bpjava-msvc によって起動される NetBackup プログラム。NetBackup Java バックアップ、アーカイブおよびリストア (BAR) インターフェースを起動すると表示されるログオンダイアログボックスでログオンに成功すると起動されます。このプログラムによって、bpjava-msvc が実行されているホスト上の Java ベースのユーザーインターフェースから送信されるすべての要求が処理されます。 |
bplist | バックアップおよびアーカイブを実行されたファイルを表示するプログラム。bp をデバッグにも使用できます。NetBackup 7.6 以前のバージョンでは、bpclntcmd コマンドと bpclimagelist コマンドで bplist ディレクトリにデバッグログメッセージを送信します。NetBackup 7.6 では、bpclntcmd と bpclimagelist はそれぞれ bpclntcmd と bpclimagelist のディレクトリにデバッグログメッセージを送信します。 |
bpmount | 複数のデータストリームに対するローカルマウントポイントおよびワイルドカード拡張を決定するプログラム。 |
bporaexp | クライアントのコマンドラインプログラム。Oracle のデータを XML 形式でエクスポートします。サーバーの bprd と通信します。 |
bporaexp64 | クライアントの 64 ビットコマンドラインプログラム。Oracle のデータを XML 形式でエクスポートします。サーバーの bprd と通信します。 |
bporaimp | クライアントのコマンドラインプログラム。Oracle のデータを XML 形式でインポートします。サーバーの bprd と通信します。 |
bporaimp64 | クライアントの 64 ビットコマンドラインプログラム。Oracle のデータを XML 形式でインポートします。サーバーの bprd と通信します。 |
bprestore | リストアプログラム。 bp のデバッグにも使用できます。 |
db_log | これらのログについて詳しくは、NetBackup Database Extension 製品に付属する NetBackup のマニュアルを参照してください。 |
mtfrd | これらのログには、mtfrd プロセスの情報が含まれ、Backup Exec メディアのインポートおよびリストアの各フェーズ 2 に使用されます。 |
tar | リストア時の nbtar プロセス。 |
user_ops | user_ops ディレクトリは、NetBackup のインストール時に、すべてのサーバーおよびクライアント上に作成されます。 NetBackup Java インターフェースプログラムは、このディレクトリを使って、[バックアップ、アーカイブおよびリストア (Backup, Archive, and Restore)]プログラム (jbpSA) が生成する一時ファイル、ジョブファイルおよび進捗ログファイルを格納します。すべての Java ベースのプログラムで操作を正常に実行するには、このディレクトリが存在し、だれでも読み込み、書き込みおよび実行できるように許可モードを設定している必要があります。このディレクトリには、Java ベースのプログラムを使用するすべてのユーザー用のディレクトリが含まれます。 また、NetBackup Java を実行可能なプラットフォーム上では、NetBackup Java インターフェースのログファイルが、nbjlogs サブディレクトリに書き込まれます。user_ops ディレクトリ階層にあるすべてのファイルは、KEEP_LOGS_DAYS 構成オプションの設定に従って削除されます。 |