Enterprise Vault™ IMAP の設定
- IMAP の設定
- IMAP について
- IMAP の設定とユーザーの IMAP アクセスの有効化
- Enterprise Vault についての詳細情報の入手方法
- IMAP ダッシュボードの使い方
- IMAP 用の PowerShell cmdlet
Get-EVIMAPUsers の使用
Get-EVIMAPUsers は、IMAP アクセス用にプロビジョニングされ、有効にされたユーザーを一覧表示します。 Get-EVIMAPUsers を実行するときは、次の構文を使います。
Get-EVIMAPUsers -ArchiveName -NTUserName [<CommonParameters>]
次に例を示します。
Get-EVIMAPUsers
IMAP アクセス用にプロビジョニングし、有効にした Enterprise Vault サイトのすべてのユーザーを一覧表示します。 Get-EVIMAPUsers を使って、-ArchiveName パラメータでアーカイブ名を指定して個々のユーザーの詳細を表示したり、-NTUserName パラメータで Windows ユーザーの詳細を表示することもできます。次に例を示します。
Get-EVIMAPUsers -NTUserName JohnDoe
Get-EVIMAPUsers の出力の例を次に示します。
MbxArchiveName : JohnDoe MbxNTDomain : EMEA MbxNTUser : JohnDoe SID : S-1-5-21-1295326745-1955594489-3830948510-1117 EnabledForIMAP : True ReadyForIMAP : True Type : Internet Mail
Get-EVIMAPUserSettings で SID (セキュリティ識別子) を使うと、ユーザーの IMAP や SMTP の接続設定を表示できます。
ReadyForIMAP 値にも注意が必要です。 IMAP アクセス用に Exchange ユーザーをプロビジョニングし、有効にするときは、これらのユーザーの既存の Exchange アーカイブが MDS 対応でなければなりません。 プロビジョニングでは、アーカイブを有効にするためにインデックスサブタスクが自動的に作成されます。このサブタスクは、次回インデックス管理タスクが実行されるときに処理されます。 このサブタスクが処理されるまで、Get-EVIMAPUsers で一覧表示される ReadyForIMAP 値は False です。
インターネットメールアーカイブは、作成時に自動的に MDS 対応になり、ReadyForIMAP 値は常に True です。