NetBackup™ for DB2 管理者ガイド
- NetBackup for DB2 の概要
- NetBackup for DB2 のインストール
- NetBackup for DB2 の構成
- DB2 用のバックアップポリシーの構成について
- DB2 ポリシーへのバックアップ対象の追加について
- UserExit プログラムを使用したアーカイブログファイルのバックアップについて
- 実行時環境の構成
- NetBackup for DB2 のシェルスクリプトについて
- DB2 のバックアップおよびリストアの実行
- NetBackup for DB2 を併用した Snapshot Client の使用
- Snapshot Client を併用した NetBackup for DB2 の操作について
- スナップショットバックアップからの NetBackup for DB2 のリストア
- UNIX の NetBackup for DB2 Block Level Incremental バックアップの構成について
- Snapshot Client の影響について
- NetBackup for DB2 のトラブルシューティング
- NetBackup for DB2 のログファイルについて
- 付録 A. DB2 EEE (DPF) 環境用の構成
- 付録 B. SAP® を併用した NetBackup for DB2 の使用
- 付録 C. 承認を受けた場所の登録
[1 クライアントあたりの最大ジョブ数 (Maximum jobs per client)]の構成
次の手順では、[1 クライアントあたりの最大ジョブ数 (Maximum jobs per client)]属性を設定する方法について説明します。
[1 クライアントあたりの最大ジョブ数 (Maximum jobs per client)]を構成する方法
- NetBackup 管理コンソールの左ペインで、[NetBackup の管理 (NetBackup Management)]、[ホストプロパティ (Host Properties)]を展開します。
- [マスターサーバー (Master Servers)]を選択します。
- 右ペインで、サーバーのアイコンをダブルクリックします。
- [グローバル属性 (Global Attributes)]をクリックします。
- [1 クライアントあたりの最大ジョブ数 (Maximum jobs per client)]の値を 99 に変更します。
[1 クライアントあたりの最大ジョブ数 (Maximum jobs per client)]では、1 クライアントで並行して実行することができるバックアップの最大数を指定します。デフォルトは 1 です。
次の式を使用して、[1 クライアントあたりの最大ジョブ数 (Maximum jobs per client)]の設定に使うより小さい値を計算することができます。
1 クライアントあたりの最大ジョブ数 = number_of_sessions X number_of_policies
次の定義を参照してください。
number_of_sessions |
バックアップサーバーとクライアント上の NetBackup 間のバックアップセッションの数。それぞれのセッションによって、新しいバックアップジョブがクライアント上で開始されます。 |
number_of_policies |
このクライアントのバックアップを同時に実行できるポリシーの数。この数は、2 以上です。たとえば、2 つの異なるデータベースのバックアップを実行するために、1 つのクライアントを 2 つのポリシーに設定できます。これらのバックアップ処理時間帯は、重なる場合があります。 |
メモ:
[1 クライアントあたりの最大ジョブ数 (Maximum jobs per client)]属性には、DB2 で実行されるジョブの数に対して十分な値を入力してください。サイトでさまざまな値を試す必要がある場合もあります。
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