Veritas NetBackup™ Deduplication ガイド

Last Published:
Product(s): NetBackup (9.0)
  1. NetBackup Media Server Deduplication Option の概要
    1.  
      NetBackup Deduplication のオプションについて
  2. クイックスタート
    1.  
      クライアント側の重複排除について
    2.  
      Media Server Deduplication (MSDP) ノードのクラウド階層について
  3. 配備の計画
    1.  
      MSDP の配置計画
    2.  
      NetBackup 命名規則
    3.  
      MSDP 重複排除ノードについて
    4.  
      NetBackup Deduplication の宛先について
    5.  
      MSDP ストレージの容量について
    6. MSDP ストレージと接続性の必要条件について
      1.  
        MSDP のファイバーチャネルおよび iSCSI の比較
    7. NetBackup メディアサーバー重複排除について
      1.  
        MSDP ストレージサーバーについて
      2.  
        MSDP 負荷分散サーバーについて
      3.  
        MSDP サーバーの必要条件について
      4.  
        MSDP のサポート外の構成について
    8. NetBackup Client Direct の重複排除について
      1.  
        MSDP クライアントの重複排除の必要条件と制限事項について
    9. MSDP リモートオフィスのクライアントの重複排除について
      1.  
        MSDP のリモートクライアントのデータセキュリティについて
      2.  
        リモートクライアントのバックアップスケジュールについて
    10.  
      NetBackup Deduplication Engine のクレデンシャルについて
    11.  
      MSDP のネットワークインターフェースについて
    12.  
      MSDP ポートの使用について
    13.  
      MSDP の最適化された合成バックアップについて
    14.  
      MSDP と SAN クライアントについて
    15.  
      MSDP の最適化複製とレプリケーションについて
    16. MSDP のパフォーマンスについて
      1.  
        MSDP 重複排除率に対するファイルサイズの影響
    17. MSDP のストリームハンドラについて
      1.  
        Oracle ストリームハンドラ
      2.  
        Microsoft SQL Server ストリームハンドラ
    18. MSDP の配置のベストプラクティス
      1.  
        完全修飾ドメイン名を使用する
      2.  
        MSDP の調整について
      3.  
        ストレージサーバーに初回の完全バックアップを送信する
      4.  
        MSDP ジョブ数を徐々に増やす
      5.  
        MSDP 負荷分散サーバーを徐々に導入する
      6.  
        MSDP クライアントの重複排除を徐々に実装する
      7.  
        MSDP の圧縮と暗号化を使う
      8.  
        MSDP の最適なバックアップストリーム数について
      9.  
        MSDP のストレージユニットグループについて
      10.  
        MSDP データの保護について
      11.  
        MSDP ストレージサーバーの構成を保存する
      12.  
        ディスクの書き込みのキャッシュ計画
  4. ストレージのプロビジョニング
    1.  
      MSDP 用のストレージのプロビジョニングについて
    2.  
      MSDP のストレージディレクトリやファイルを変更しない
    3.  
      NetBackup MSDP のボリューム管理について
  5. 重複排除のライセンス
    1.  
      MSDP のライセンスについて
    2.  
      NetBackup MSDP のライセンス
  6. 重複排除の構成
    1.  
      MSDP サーバー側の重複排除の構成
    2.  
      MSDP クライアント側の重複排除の構成
    3.  
      MSDP 重複排除マルチスレッドエージェントについて
    4. 重複排除マルチスレッドエージェントの動作の構成
      1.  
        MSDP mtstrm.conf ファイルパラメータ
    5.  
      マルチスレッドエージェントによる重複排除プラグイン通信の構成
    6.  
      MSDP のフィンガープリントについて
    7.  
      MSDP フィンガープリントのキャッシュについて
    8. MSDP フィンガープリントのキャッシュ動作の構成
      1.  
        MSDP フィンガープリントキャッシュの動作オプション
    9.  
      リモートクライアント重複排除の MSDP フィンガープリントキャッシュのシードについて
    10.  
      クライアントでの MSDP フィンガープリントキャッシュのシードの構成
    11. ストレージサーバーでの MSDP フィンガープリントキャッシュのシードの構成
      1.  
        NetBackup seedutil オプション
    12.  
      MSDP での 250-TB のサポートの有効化
    13. NetBackup KMS サービスを使用した MSDP 暗号化について
      1.  
        MSDP 用の KMS のアップグレード
      2.  
        ローカル LSU での KMS 暗号化を有効にする
    14.  
      外部 KMS サーバーを使用した MSDP 暗号化について
    15. メディアサーバー重複排除プールのストレージサーバーの構成
      1.  
        MSDP のストレージパスのプロパティ
      2.  
        MSDP ネットワークインターフェースのプロパティ
    16.  
      PureDisk 重複排除プール用のストレージサーバーの構成
    17.  
      NetBackup の重複排除用ディスクプールについて
    18. 重複排除のディスクプールの構成
      1.  
        [メディアサーバー重複排除プール (Media Server Deduplication Pool)]プロパティ
    19.  
      250-TB MSDP サポート用データディレクトリの作成
    20.  
      250-TB メディアサーバー重複排除プールへのボリュームの追加
    21. [メディアサーバー重複排除プール (Media Server Deduplication Pool)]ストレージユニットの構成
      1.  
        [メディアサーバー重複排除プール (Media Server Deduplication Pool)]ストレージユニットのプロパティ
      2.  
        MSDP ストレージユニットの推奨事項
    22.  
      MSDP クライアント側重複排除のクライアント属性の構成
    23.  
      クライアントについての MSDP クライアント側の重複排除の無効化
    24.  
      MSDP の圧縮について
    25.  
      MSDP の暗号化について
    26.  
      MSDP 圧縮および暗号化設定表
    27.  
      MSDP バックアップの暗号化の構成
    28.  
      MSDP の最適化複製とレプリケーションの暗号化の構成
    29.  
      MSDP のローリングデータの変換メカニズムについて
    30.  
      ローリングデータ変換のモード
    31.  
      MSDP 暗号化の動作と互換性
    32.  
      最適化された合成バックアップの MSDP の構成
    33.  
      MSDP の複製およびレプリケーションに対する個別ネットワークパスについて
    34.  
      MSDP 複製とレプリケーションに対する個別ネットワークパスの構成
    35. 同じドメイン内での MSDP の最適化複製について
      1. 同じドメイン内での MSDP の最適化複製のメディアサーバーについて
        1.  
          同じドメイン内での MSDP のプッシュ型の複製について
        2.  
          同じドメイン内での MSDP のプル型の複製について
    36. 同じ NetBackup ドメインでの MSDP 最適化複製の構成
      1. NetBackup の最適化複製またはレプリケーション動作の設定
        1.  
          コマンドラインの使用による NetBackup 構成オプションの設定
    37.  
      異なるドメインへの MSDP レプリケーションについて
    38. 異なる NetBackup ドメインへの MSDP レプリケーション設定
      1. NetBackup 自動イメージレプリケーションについて
        1.  
          1 対多の自動イメージレプリケーションモデル
        2.  
          自動イメージレプリケーションモデルのカスケード
        3.  
          複製用のドメインの関係について
        4.  
          自動イメージレプリケーションのレプリケーショントポロジーについて
        5. 自動イメージレプリケーションのレプリケーショントポロジーの表示
          1.  
            MSDP レプリケーション用ボリュームプロパティのサンプル出力
      2.  
        自動イメージレプリケーションの信頼できるマスターサーバーについて
      3.  
        信頼できるマスターサーバーの追加時に使用する証明書について
      4.  
        NetBackup CA が署名した (ホスト ID ベースの) 証明書を使用した信頼できるマスターサーバーの追加
      5.  
        外部 CA が署名した証明書を使用した信頼できるマスターサーバーの追加
      6.  
        信頼できるマスターサーバーの削除
      7.  
        NetBackup でクラスタ化されたマスターサーバーのノード間認証を有効化
      8.  
        ソースとターゲットの MSDP ストレージサーバー間で安全に通信を行うための NetBackup CA と NetBackup ホスト ID ベースの証明書の構成
      9.  
        ソース MSDP ストレージサーバーとターゲット MSDP ストレージサーバー間での安全な通信のための外部 CA の構成
      10. リモートドメインへの MSDP レプリケーションに対するターゲットの構成
        1.  
          MSDP レプリケーションのターゲットオプション
        2.  
          自動イメージレプリケーションに限定された権限を持つ NetBackup Deduplication Engine ユーザーの構成
    39.  
      MSDP 最適化複製とレプリケーション帯域幅の構成について
    40.  
      MSDP クラウドの最適化複製とレプリケーションのパフォーマンスチューニングについて
    41.  
      ストレージライフサイクルポリシーについて
    42.  
      自動イメージレプリケーションに必要なストレージライフサイクルポリシーについて
    43. ストレージライフサイクルポリシーの作成
      1.  
        [ストレージライフサイクルポリシー (Storage Lifecycle Policy)]ダイアログボックスの設定
    44.  
      MSDP バックアップポリシーの構成について
    45.  
      バックアップポリシーの作成
    46. 耐性ネットワークのプロパティ
      1.  
        耐性が高い接続のリソース使用量
    47.  
      耐性のある接続の指定
    48.  
      MSDP 負荷分散サーバーの追加
    49.  
      NetBackup クライアントでの可変長の重複排除について
    50.  
      MSDP pd.conf 構成ファイルについて
    51. MSDP pd.conf ファイルの編集
      1.  
        MSDP pd.conf ファイルのパラメータ
    52.  
      MSDP contentrouter.cfg ファイルについて
    53.  
      MSDP ストレージサーバーの構成の保存について
    54.  
      MSDP ストレージサーバーの構成の保存
    55.  
      MSDP ストレージサーバーの構成ファイルの編集
    56.  
      MSDP ストレージサーバーの構成の設定
    57.  
      MSDP ホストの構成ファイルについて
    58.  
      MSDP ホストの構成ファイルの削除
    59.  
      MSDP レジストリのリセット
    60. MSDP カタログの保護について
      1.  
        MSDP シャドーカタログについて
      2.  
        MSDP カタログバックアップポリシーについて
    61.  
      MSDP シャドーカタログパスの変更
    62.  
      MSDP シャドーカタログスケジュールの変更
    63.  
      MSDP カタログのシャドーコピー数の変更
    64. MSDP カタログバックアップの設定
      1.  
        MSDP の drcontrol オプション
    65.  
      MSDP カタログバックアップポリシーの更新
    66.  
      MSDP の FIPS 準拠について
    67.  
      MSDP の複数のインターフェースをサポートするための NetBackup クライアント側の重複排除の構成
    68.  
      MSDP のマルチドメインのサポートについて
    69.  
      MSDP マルチドメイン VLAN のサポートについて
    70. 変更不可および削除不可のデータの NetBackup WORM ストレージサポートについて
      1.  
        変更不可および削除不可のデータを構成するための NetBackup コマンドラインオプションについて
  7. NetBackup Cloud Catalyst を使用したクラウドに対する重複排除の構成
    1. NetBackup Cloud Catalyst を使用した重複排除データのクラウドへのアップロード
      1. 最適化複製を使用して MSDP ストレージサーバーから Cloud Catalyst ストレージサーバーにデータをコピーする場合 (推奨される使用例)
        1.  
          単一の Cloud Catalyst ストレージサーバーへの MSDP ストレージサーバーのファンイン
      2.  
        Cloud Catalyst ストレージサーバーに直接バックアップを作成する場合
    2.  
      Cloud Catalyst の必要条件と制限事項
    3.  
      Cloud Catalyst ストレージサーバーとしての Linux メディアサーバーの構成
    4. クラウドに対する重複排除のための Cloud Catalyst ストレージサーバーの構成
      1.  
        NetBackup Cloud Catalyst Appliance の構成方法
      2.  
        Linux メディアサーバーを Cloud Catalyst ストレージサーバーとして構成する方法
      3.  
        MSDP ストレージサーバーからの重複排除のターゲットとしての Cloud Catalyst ストレージサーバーの構成
      4.  
        OCSP (Online Certificate Status Protocol) を使用した証明書の検証
      5.  
        IAM ロールまたは CREDS_CAPS クレデンシャルブローカータイプでの Cloud Catalyst ストレージサーバーの管理
      6.  
        NetBackup Cloud Catalyst 用のストレージライフサイクルポリシーの構成
    5.  
      Cloud Catalyst の esfs.json 構成ファイルについて
    6.  
      Cloud Catalyst キャッシュについて
    7.  
      Cloud Catalyst 使用時のクラウドに対するデータトラフィックの制御
    8.  
      Cloud Catalyst のソース制御またはターゲット制御最適化複製の構成
    9.  
      最適化複製のソースとしての Cloud Catalyst ストレージサーバーの構成
    10.  
      Cloud Catalyst クラウドストレージの廃止
    11.  
      NetBackup Cloud Catalyst のワークフロープロセス
    12.  
      CloudCatalyst のディザスタリカバリ
  8. MSDP クラウドのサポート
    1. MSDP クラウドのサポートについて
      1.  
        構成のオペレーティングシステム要件
      2.  
        制限事項
    2.  
      クラウドストレージユニットの作成
    3.  
      クラウド LSU のクラウドクレデンシャルの更新
    4.  
      クラウド LSU の暗号化構成の更新
    5.  
      クラウド LSU の削除
    6.  
      クラウド LSU を使用したクラウドへのデータのバックアップ
    7.  
      クラウド LSU を使用したデータクラウドの複製
    8.  
      クラウド LSU を使用するための AIR の構成
    9.  
      下位互換性のサポートについて
    10.  
      cloud.json、contentrouter.cfg、spa.cfg 内の構成項目について
    11.  
      クラウドサポートのツールの更新について
    12.  
      クラウド LSU のディザスタリカバリについて
    13.  
      MSDP クラウドを使用したイメージ共有について
    14.  
      Microsoft Azure Archive 内のバックアップからのリストアについて
  9. 重複排除アクティビティの監視
    1.  
      MSDP 重複排除率と圧縮率の監視
    2. MSDP ジョブの詳細の表示
      1.  
        MSDP ジョブの詳細
    3.  
      MSDP ストレージの容量と使用状況のレポートについて
    4.  
      MSDP コンテナファイルについて
    5.  
      MSDP コンテナファイル内のストレージ使用状況の表示
    6.  
      MSDP ディスクレポートの表示
    7.  
      MSDP プロセスの監視について
    8.  
      自動イメージレプリケーションジョブに関するレポート
  10. 重複排除の管理
    1. MSDP サーバーの管理
      1.  
        MSDP ストレージサーバーの表示
      2.  
        MSDP ストレージサーバーの状態の判断
      3.  
        MSDP ストレージサーバーの属性の表示
      4.  
        MSDP ストレージサーバーの属性の設定
      5.  
        MSDP ストレージサーバーのプロパティの変更
      6.  
        MSDP ストレージサーバーの属性の消去
      7.  
        MSDP ストレージサーバー名またはストレージパスの変更について
      8.  
        MSDP ストレージサーバーの名前またはストレージパスの変更
      9.  
        MSDP 負荷分散サーバーの削除
      10.  
        MSDP ストレージサーバーの削除
      11.  
        MSDP ストレージサーバーの構成を削除する
    2. NetBackup Deduplication Engine クレデンシャルの管理
      1.  
        重複排除クレデンシャルがあるメディアサーバーの確認
      2.  
        NetBackup Deduplication Engine クレデンシャルの追加
      3.  
        NetBackup Deduplication Engine クレデンシャルの変更
      4.  
        負荷分散サーバーからのクレデンシャルの削除
    3. メディアサーバー重複排除プールの管理
      1.  
        メディアサーバー重複排除プールの表示
      2.  
        メディアサーバー重複排除プールの状態の判断
      3.  
        メディアサーバー重複排除プールの状態の変更
      4.  
        メディアサーバー重複排除プールの属性の表示
      5.  
        メディアサーバー重複排除プールの属性の設定
      6. メディアサーバー重複排除プールのプロパティの変更
        1.  
          自動イメージレプリケーションのボリューム変更を解決する方法
      7.  
        メディアサーバー重複排除プールの属性の消去
      8.  
        MSDP ディスクボリュームの状態の判断
      9.  
        MSDP ディスクボリュームの状態の変更
      10.  
        NetBackup ディスクプールのインベントリ
      11.  
        メディアサーバー重複排除プールの削除
    4.  
      バックアップイメージの削除
    5.  
      MSDP キュー処理について
    6.  
      MSDP トランザクションキューの手動処理
    7.  
      MSDP データの整合性検査について
    8. MSDP データの整合性検査の動作の構成
      1.  
        MSDP データ整合性検査の構成パラメータ
    9.  
      MSDP ストレージの読み込みパフォーマンスの管理について
    10. MSDP ストレージのリベースについて
      1.  
        MSDP サーバー側リベースのパラメータ
    11.  
      MSDP のデータ削除処理について
    12.  
      MSDP ストレージパーティションのサイズ調整
    13.  
      MSDP のリストアのしくみ
    14.  
      MSDP のクライアントへの直接リストアの構成
    15.  
      リモートサイトのファイルのリストアについて
    16.  
      ターゲットマスタードメインでのバックアップからのリストアについて
    17.  
      リストアサーバーの指定
  11. MSDP のリカバリ
    1.  
      MSDP カタログのリカバリについて
    2.  
      シャドーコピーからの MSDP カタログのリストア
    3.  
      MSDP ストレージサーバーのディスクエラーからのリカバリ
    4.  
      MSDP ストレージサーバーのエラーからのリカバリ
    5.  
      NetBackup カタログリカバリ後の MSDP ストレージサーバーのリカバリ
  12. MSDP ホストの置換
    1.  
      MSDP ストレージサーバーのホストコンピュータの交換
  13. MSDP のアンインストール
    1.  
      MSDP のアンインストールについて
    2.  
      MSDP の無効化
  14. 重複排除アーキテクチャ
    1.  
      MSDP サーバーコンポーネント
    2.  
      メディアサーバーの重複排除バックアップ処理
    3.  
      MSDP クライアントコンポーネント
    4.  
      MSDP クライアント側の重複排除バックアップ処理
  15. ユニバーサル共有の構成と使用
    1.  
      ユニバーサル共有について
    2.  
      ユニバーサル共有を構成するための MSDP の独自の (BYO) サーバーの構成と使用
    3.  
      ユニバーサル共有を構成するための MSDP の独自の (BYO) サーバーにおける前提条件とハードウェア要件
    4.  
      NetBackup Web UI から作成したユニバーサル共有のマウント
    5.  
      ユニバーサル共有の保護ポイントの作成
  16. トラブルシューティング
    1. 統合ログについて
      1.  
        vxlogview コマンドを使用した統合ログの表示について
      2.  
        vxlogview を使用した統合ログの表示の例
    2. レガシーログについて
      1.  
        MSDP の NetBackup ログファイルディレクトリの作成
    3.  
      NetBackup MSDP ログファイル
    4. MSDP インストールの問題のトラブルシューティング
      1.  
        SuSE Linux で MSDP インストールが失敗する
    5. MSDP 構成の問題のトラブルシューティング
      1.  
        MSDP ストレージサーバーの構成の失敗
      2.  
        MSDP データベースのシステムエラー (220)
      3.  
        MSDP の[サーバーが見つかりませんでした (Server not found)]エラー
      4.  
        MSDP 構成中のライセンス情報エラー
      5.  
        ディスクプールウィザードで MSDP ボリュームが表示されない
    6. MSDP 操作上の問題のトラブルシューティング
      1.  
        MSDP サーバーに十分なメモリがあることを確認する
      2.  
        MSDP バックアップまたは複製ジョブの失敗
      3.  
        MSDP クライアントの重複排除が失敗する
      4.  
        ボリュームのマウントが解除されると MSDP ボリュームが停止状態になる
      5.  
        MSDP のエラー、遅延応答、ハングアップ
      6.  
        MSDP ディスクプールを削除できない
      7.  
        MSDP メディアのオープンエラー (83)
      8.  
        MSDP メディアの書き込みエラー (84)
      9.  
        MSDP 正常に処理されたイメージはありませんでした (191)
      10.  
        MSDP ストレージの空きのない状態
      11.  
        MSDP カタログバックアップのトラブルシューティング
      12.  
        ストレージプラットフォーム Web サービス (spws) が起動しない
      13.  
        ディスクボリューム API またはコマンドラインオプションが機能しない
    7.  
      MSDP ディスクのエラーとイベントの表示
    8.  
      MSDP イベントのコードとメッセージ
    9. Cloud Catalyst の問題のトラブルシューティング
      1. Cloud Catalyst のログ
        1.  
          esfs_filesystem のエラーメッセージ
      2. クラウドストレージサーバーの構成ウィザードの使用中に発生する問題
        1.  
          目的のメディアサーバーを選択できない
        2.  
          重複排除オプションを選択できない
        3. ストレージサーバー作成状態のエラー
          1.  
            ログインクレデンシャルや証明書が失敗したことを示すメッセージ
          2.  
            クレデンシャル追加エラー
      3. ディスクプールの問題
        1.  
          タイムアウトによるディスクプール作成時の問題
        2.  
          Cloud Catalyst ストレージサーバーごとに 1 つのディスクプール
      4. クラウドストレージサーバーの構成中の問題
        1.  
          クレデンシャルを追加するメディアサーバーが[メディアサーバー (Media Servers)]タブに表示されない
        2.  
          メディアサーバーに対する「失敗したクレデンシャルの追加 (Add credentials failed)」のメッセージ
      5.  
        状態 191: 正常に処理されたイメージはありませんでした
      6.  
        ローカルキャッシュディレクトリがいっぱいの場合のメディアの書き込みエラー (84)
      7.  
        Cloud Catalyst ストレージサーバーの停止後の ESFS 再起動のトラブルシューティング
      8.  
        vxesfsd プロセスの再起動
      9.  
        vxesfsd の再起動の問題
      10.  
        バージョンが 8.2 より前のメディアサーバーでは CloudCatalyst を作成できない
      11. Cloud Catalyst トラブルシューティングツール
        1.  
          esfs_cleanup.sh スクリプト
        2.  
          esfs_check 一貫性チェックツール
        3.  
          setlsu_ioctl ツール
        4.  
          cred_ioctl ツール
    10.  
      Windows OS が搭載された AWS EC2 インスタンスを使用するための管理者パスワードを取得できない
    11. 複数ドメインの問題のトラブルシューティング
      1.  
        別のドメインから OpenStorage サーバーを構成できない
      2.  
        OpenStorage サーバーを構成すると MSDP ストレージサーバーが停止する
      3.  
        MSDP サーバーが複数の NetBackup ドメインで使用されている場合に過負荷になる
  17. 付録 A. MSDP ストレージへの移行
    1.  
      PureDisk から NetBackup MSDP への移行
    2.  
      別のストレージ形式から MSDP への移行
  18.  
    索引

NetBackup MSDP ログファイル

NetBackup の重複排除コンポーネントは各種のログファイルに情報を書き込みます。NetBackup の一部のコマンドまたは処理では、メッセージがそれぞれ固有のログファイルに書き込まれます。他の処理では、Veritas Unified Logging (VxUL) ログファイルが使用されます。VxUL のログファイルには、標準化された名前およびファイル形式が使用されます。オリジネータ ID (OID) で、ログメッセージを書き込む処理が識別されます。

レガシーログについてを参照してください。

統合ログについてを参照してください。

VxUL ログでは、sts で始まるメッセージは、重複排除プラグインとの通信に関連します。ほとんどの通信は NetBackup メディアサーバーで発生します。VxUL のログファイルを表示および管理するには、NetBackup のログコマンドを使用する必要があります。NetBackup サーバーのログの使用方法および管理方法については、『NetBackup ログリファレンスガイド』を参照してください。このガイドは次の URL から入手できます。

http://www.veritas.com/docs/DOC5332

ほとんどの通信は NetBackup メディアサーバーで発生します。したがって、ディスク操作に使うメディアサーバーのログファイルを最も参照することになります。

警告:

ログレベルが高いほど、NetBackup のパフォーマンスに対する影響が大きくなります。ログレベル 5 (最も高い) を使うのは、Veritas の担当者から指示された場合だけにしてください。ログレベル 5 はトラブルシューティングにのみ使います。

NetBackup のログレベルは、NetBackup マスターサーバーの[ログ (Logging)]ホストプロパティで指定します。特定のオプションに固有の一部のプロセスについては、表: NetBackup MSDP アクティビティのログ に示すように構成ファイルでログレベルを設定します。

表: NetBackup MSDP アクティビティのログ に、各コンポーネントのログファイルを示します。

表: NetBackup MSDP アクティビティのログ

コンポーネント

VxUL OID

説明

バックアップおよびリストア

117

nbjm(Job Manager)

バックアップおよびリストア

該当なし

次の処理のメッセージがログファイルに表示されます。

  • bpbrm(Backup Restore Manager)。ログファイルへのパスは次のとおりです。

    UNIX の場合: /usr/openv/netbackup/logs/bpbrm

    Windows の場合: install_path\Veritas\NetBackup\logs\bpbrm

  • bpdbm(Database Manager)。ログファイルへのパスは次のとおりです。

    UNIX の場合: /usr/openv/netbackup/logs/bpdbm

    Windows の場合: install_path\Veritas\NetBackup\logs\bpdbm

  • bptm (Tape Manager) の I/O 処理。ログファイルへのパスは次のとおりです。

    UNIX の場合: /usr/openv/netbackup/logs/bptm

    Windows の場合: install_path\Veritas\NetBackup\logs\bptm

カタログシャドーコピー

該当なし

MSDP カタログのシャドーコピープロセスは、次のログファイルとディレクトリにメッセージを書き込みます。

UNIX の場合:

/storage_path/log/spad/spad.log
/storage_path/log/spad/sched_CatalogBackup.log
/storage_path/log/spad/client_name/

Windows の場合:

storage_path\log\spad\spad.log
									storage_path\log\spad\sched_CatalogBackup.log
									storage_path\log\spad\client_name\

クライアント重複排除のプロキシプラグイン

該当なし

メディアサーバー上のクライアント重複排除プロキシプラグインは bptmbpstsinfo、および bpbrm プロセスで実行されます。プロキシプラグインアクティビティについては、それらのプロセスのログファイルを調べます。ログメッセージに埋め込まれた文字列 proxy または ProxyServer でプロキシサーバーのアクティビティを識別します。

ログファイルは次のディレクトリに書き込まれます。

  • bptm:

    UNIX の場合: /usr/openv/netbackup/logs/bptm

    Windows の場合: install_path\Veritas\NetBackup\logs\bptm

  • bpstsinfo:

    Windows の場合: /usr/openv/netbackup/logs/admin

    UNIX の場合: /usr/openv/netbackup/logs/bpstsinfo

    Windows の場合: install_path\Veritas\NetBackup\logs\admin

    Windows の場合: install_path\Veritas\NetBackup\logs\stsinfo

  • bpbrm:

    UNIX の場合: /usr/openv/netbackup/logs/bpbrm

    Windows の場合: install_path\Veritas\NetBackup\logs\bpbrm

クライアント重複排除のプロキシサーバー

該当なし

クライアント上の重複排除プロキシサーバー nbostpxy は、次のようにディレクトリ内のファイルにメッセージを書き込みます。

UNIX の場合: /usr/openv/netbackup/logs/nbostpxy

Windows の場合: install_path\Veritas\NetBackup\logs\nbostpxy.

重複排除構成スクリプト

該当なし

次は重複排除構成スクリプトのログファイルのパス名です。

  • UNIX の場合: storage_path/log/pdde-config.log

  • Windows の場合: storage_path\log\pdde-config.log

NetBackup は構成処理時にこのログファイルを作成します。構成が正常に実行された場合は、ログファイルを調べる必要はありません。ログファイルを見る唯一の理由は構成が失敗したらです。ストレージディレクトリの作成と入力後に構成処理に失敗した場合は、このログファイルによっていつ構成に失敗したかを識別します。

重複排除プラグイン

該当なし

DEBUGLOGファイルのLOGLEVELエントリおよびLOGLEVELファイルで重複排除プラグインのログの場所およびレベルが決まります。ログファイルのデフォルトの場所は次のとおりです。

  • UNIX の場合:​/var/log/puredisk/pdplugin.log

  • Windows の場合:​C:\pdplugin.log

ログファイルの場所と名前およびログレベルを構成できます。そのためには、DEBUGLOG ファイルの LOGLEVEL エントリと LOGLEVEL を編集します。

MSDP pd.conf 構成ファイルについてを参照してください。

MSDP pd.conf ファイルの編集を参照してください。

デバイス構成と監視

111

nbemm の処理

デバイス構成と監視

178

Enterprise Media Manager (EMM) プロセスで実行される Disk Service Manager プロセス。

デバイス構成と監視

202

Remote Manager and Monitor Service で動作するストレージサーバーインターフェースの処理。RMMS はメディアサーバー上で動作します。

デバイス構成と監視

230

Remote Manager and Monitor Service で動作する Remote Disk Service Manager (RDSM) インターフェース。RMMS はメディアサーバー上で動作します。

drcontrol ユーティリティ

該当なし

drcontrol ユーティリティは MSDP ストレージサーバーホストで実行する必要があります。コマンドを実行するには管理者権限が必要です。

ユーティリティはログファイルを作成し、コマンド出力のパス名を表示します。ユーティリティはオペレーティングシステムに応じて次のディレクトリにログファイルを書き込みます。

UNIX の場合:

/[storage_path]/log/drcontrol/policy_admin

/storage_path/log/drcontrol/dedupe_catalog_DR

Windows の場合:

storage_path\log\drcontrol\policy_admin

storage_path\log\drcontrol\dedupe_catalog_DR

MSDP カタログの保護についてを参照してください。

MSDP カタログのリカバリについてを参照してください。

インストール

該当なし

NetBackup インストール処理により、次のディレクトリのログファイルに重複排除コンポーネントのインストールについての情報が書き込まれます。

  • UNIX の場合:​/var/log/puredisk

  • Windows の場合: %ALLUSERSPROFILE%\Symantec\NetBackup\InstallLogs

NetBackup Deduplication Engine

該当なし

NetBackup Deduplication Engine は次のように複数のログファイルを書き込みます。

  • storage_path/log/spoold ディレクトリ内のログファイルは次のとおりです。

    • spoold.log ファイルはメインログファイルです

    • storaged.log ファイルはキュー処理に使用されます。

    • エンジンへの各接続のログファイルはストレージのパスの spoold ディレクトリに保存されます。次に示すのは接続用のログファイルのパス名です。

      hostname/application/TaskName/MMDDYY.log

      たとえば、次に示すのは Linux システム上の crcontrol 接続ログパス名の例です。

      /storage_path/log/spoold/serverexample.com/crcontrol/Control/010112.log

      通常、これらの接続ログファイルは Veritas のサポート担当者に依頼された場合にのみ調べます。

  • NetBackup がポーリングから受信するイベントとエラーの VxUL ログファイル。Deduplication Engine のオリジネータ ID は 364 です。

NetBackup Deduplication Engine

364

重複排除ストレージサーバー上で実行される NetBackup Deduplication Engine。

NetBackup Deduplication Manager

該当なし

ログファイルは、次のように /storage_path/log/spad ディレクトリにあります。

  • spad.log

  • sched_QueueProcess.log

  • SchedClass.log

  • Manager への各接続のログファイルはストレージのパスの spad ディレクトリに保存されます。次に示すのは接続用のログファイルのパス名です。

    hostname/application/TaskName/MMDDYY.log

    たとえば、次に示すのは Linux システム上の bpstsinfo 接続ログパス名の例です。

    /storage_path/log/spoold/serverexample.com/bpstsinfo/spad/010112.log

    通常、これらの接続ログファイルは Veritas のサポート担当者に依頼された場合にのみ調べます。

[ストレージサーバーの変更(Change Storage Server)]ダイアログボックスの[プロパティ(Properties)]タブで、ログレベルと保持期間を設定できます。

MSDP ストレージサーバーのプロパティの変更を参照してください。

最適化複製とレプリケーション

該当なし

最適化された複製および自動イメージレプリケーションの場合、次のログファイルが情報を提供します。

  • NetBackup bptm Tape Manager の I/O 処理。ログファイルへのパスは次のとおりです。

    UNIX の場合: /usr/openv/netbackup/logs/bptm

    Windows の場合: install_path\Veritas\NetBackup\logs\bptm

  • MSDP レプリケーションログファイルのパス名は次のとおりです。

    /storage_path/log/spad/replication.log

耐性が高いネットワーク接続

387

Remote Network Transport Service (nbrntd) は耐性が高いネットワーク接続ソケットを管理します。マスターサーバー、メディアサーバーおよびクライアントで動作します。VxUL オリジネータ ID 387 を使用して、NetBackup が使用するソケット接続についての情報を表示します。

メモ:

複数のバックアップストリームを同時に動作する場合、Remote Network Transport Service は多量の情報をログファイルに書き込みます。このようなシナリオの場合、OID 387 のログレベルは 2 以下に設定することを Veritas がお勧めします。統合ログを設定するには、次のガイドを参照してください。

『NetBackup ログリファレンスガイド』:

http://www.veritas.com/docs/DOC5332

耐性が高いネットワーク接続

該当なし

重複排除プラグインは、接続の維持に関する情報をログに記録します。

重複排除プラグインのログファイルについての詳細は、この表の「重複排除プラグイン」を参照してください。

pd.confファイルFILE_KEEP_ALIVE_INTERVALパラメータは接続存続間隔を制御します。

MSDP pd.conf 構成ファイルについてを参照してください。

MSDP pd.conf ファイルの編集を参照してください。