Veritas NetBackup™ Deduplication ガイド

プロキシサーバーの要件は次のとおりです。

• プロキシサーバーは NTLMv1 と NTLMv2 の両方をサポートする必要があります。

• Cloud Catalyst は従来の Cloud Connector からバケットのリストを取得します。

  • 従来の Cloud Connector は NTLMv1 のみをサポートし、NTLMv2 はサポートされていません。

• Cloud Catalyst は、NTLMv2 のみをサポートします。

現在の除外事項または制限事項を次に示します。

• 『NetBackup クラウド管理者ガイド』に記載されているサポートの制限事項:

  http://www.veritas.com/docs/DOC5332

• Cloud Catalyst クラウドストレージとして使用する NetBackup メディアサーバーは、マスターサーバーのバージョンと同じ NetBackup バージョンにする必要があります。

• Cloud Catalyst ストレージサーバーまたは Cloud Catalyst アプライアンスの負荷分散がサポートされています。構成の注意事項については、次のトピックを参照してください。

  Cloud Catalyst のソース制御またはターゲット制御最適化複製の構成を参照してください。

• OpsCenter は、Cloud Catalyst ストレージサーバーがクラウドにアップロードするデータを報告できません。

• 1 台のメディアサーバーを、MSDP ストレージサーバーと Cloud Catalyst ストレージサーバーの両方にすることはできません。

• 信頼できるマスターサーバーのドロップダウンリストから Cloud Catalyst ストレージサーバーを選択した場合、このストレージサーバーが A.I.R. のターゲットとしてサポートされます。

• NetBackup Client Direct の重複排除は、Cloud Catalyst でのクラウドに対する複製のシナリオでサポートされます。ただし、Client Direct の重複排除は、バックアップが直接クラウドにアップロードされ、複製が構成されないシナリオではサポートされません。

• Amazon S3 Glacier または Amazon S3 Glacier Deep Archive ストレージクラスを使用している場合、アクセラレータオプションを使用した Cloud Catalyst への直接のバックアップはサポートされません。アクセラレータを使用して MSDP にバックアップしてから、Cloud Catalyst への最適化された複製がサポートされます。

• Cloud Catalyst メディアサーバーへの Client Direct 対応バックアップをサポートするには、NetBackup クライアントがバージョン 9.0 以降である必要があります。