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Veritas NetBackup™ Deduplication ガイド

Last Published: 2021-01-01

Product(s): NetBackup (9.0)

OCSP (Online Certificate Status Protocol) を使用した証明書の検証

すべてのクラウドプロバイダに対し、Cloud Catalyst は SSL 証明書を検証するための機能を提供します。Cloud Catalyst は、証明書失効リスト (CRL) と OCSP (Online Certificate Status Protocol) の組み合わせを使用します。初期構成時に、Cloud Catalyst クラウドコネクタは CRL を使用して証明書の検証を実行します。初期構成の後、Cloud Catalyst は、クラウドで送受信されるデータの転送中に、コールをセキュリティで保護するために OCSP を使用します。OCSP は CRL とともに有効にできます。SSL と CRL のオプションが有効になっている場合、外部で署名された各 SSL 証明書は、OCSP を使用して検証されます。証明書が無効である場合、Cloud Catalyst はクラウドプロバイダに接続しません。

OCSP を使用して、CRL と同様の方法で検証を有効にできます。詳しくは、『NetBackup クラウド管理者ガイド』の「証明書失効リスト (CRL) に対する証明書の検証」を参照してください。

OCSP を使用して証明書の検証を有効にするための必要条件は次のとおりです。

OCSP レスポンダエンドポイントが HTTP である。HTTP (ポート 80) の外部ネットワークへの接続を阻止するファイアウォールルールを無効にする。例: http://ocsp.msocsp.com
OCSP レスポンダの URL は証明書から動的にフェッチされる。不明な URL を阻止するファイアウォールルールを無効にする。
OCSP レスポンダの URL が x.509 証明書内に存在する必要がある。OCSP レスポンダの URL の形式は HTTP である必要がある。
プライベートクラウドには通常、自己署名証明書があるため、証明書の検証は不要。CRL または OCSP が有効であるかどうかに関係なく、この場合には OCSP チェックはスキップされる。

メモ:

ストレージサーバーで SSL が有効になっている場合、NetBackup Cloud Catalyst 8.2.1 にアップグレードするときに、OCSP 検証はデフォルトで有効になる。