NetBackup ™ セキュリティおよび暗号化ガイド

バックアップイメージでの DTE モードの変更

NetBackup の移動中のデータの暗号化 (DTE) 機能では、バックアップイメージ作成時に使用する追加のイメージ属性 (DTE モード) が導入されています。

グローバル DTE モードとクライアント DTE モードは主に、移動中のデータの暗号化が NetBackup 操作で行われるかどうかを決定します。データがバックアップ中に暗号化される場合、関連付けられた NetBackup イメージの DTE モード属性は On に設定されます。

グローバル DTE モードとクライアント DTE モードに基づく場合、データはバックアップ中には暗号化できず、イメージの DTE モード属性は Off に設定されます。

イメージに対する以降のすべての操作では、イメージ DTE モードが優先および維持されるはずです。たとえば、リストア操作や二次的操作 (複製、レプリケーション、インポートなど) などです。イメージ DTE モードがオンに設定されている場合、以降の操作では、DTE をサポートするホストのデータは常に暗号化されます。

ホストが DTE をサポートしていない場合、ジョブは失敗します。イメージ DTE モードがオフに設定されている場合、以降の操作での DTE は、その時点でのグローバル DTE モードとクライアント DTE モードに基づいて決定されます。これはデフォルトの動作です。

場合によっては、作成時に設定されたイメージ DTE モードを変更することもできます。

イメージ DTE モードの変更に使用する RESTful API:

NetBackup サーバーの DTE_IGNORE_IMAGE_MODEを参照してください。

NetBackup のイメージとイメージコピーに関する DTE 固有の属性の表示を参照してください。