NetBackup IT Analytics ヘルプ
- 第 I 部 NetBackup IT Analytics の導入
- 第 II 部 新機能
- 第 III 部 認定済みの構成
- はじめに
- ポータルとデータベースサーバー
- Data Collector サーバーの構成
- Capacity Manager 構成
- アレイまたは LUN に関するパフォーマンスデータの収集
- EMC Isilon アレイのパフォーマンスメトリック
- NetApp Cluster-Mode のパフォーマンスメトリック
- EMC Symmetrix の拡張パフォーマンスメトリック
- ホストアクセス権限、sudo コマンド、ポート、WMI プロキシの必要条件
- クラウド構成
- Virtualization Manager 構成
- File Analytics 構成
- Fabric Manager 構成
- Backup Manager 構成
- ServiceNow 構成
- 内部 TCP ポートの要件
- 第 IV 部 エンドユーザー
- ポータルについて
- [管理者 (Admin)]タブについて
- インベントリについて
- データを整理するための階層ツールバー
- オブジェクトの表示
- 属性を使用したデータの整理
- レポートの固定 - インベントリオブジェクトを含むレポートの保存
- インベントリリスト表示での属性の割り当て
- レポートについて
- レポートの生成と保守
- レポートのスコープの選択
- 属性ごとのホストのグループ化
- レポートスコープセレクタでのホストの検索
- Backup Manager 詳細スコープセレクタの設定
- ソリューションレポートのスコープセレクタの設定
- レポートの測定単位
- レポートのフィルタロジックのカスタマイズ
- レポートの列の並べ替え
- テーブル形式からグラフへのレポートの変換
- 配布、共有、スケジュール、アラート
- レポートの整理
- 動的テンプレートデザイナーの操作
- 動的テンプレートデザイナーのクイックスタート
- 製品固有の同種テンプレートへの変換
- 動的テンプレート関数の設定
- フィールドビルダーを使用したフィールドの作成
- スコープセレクタコンポーネント - カスタムフィルタ
- 棒グラフ動的テンプレートの構成
- 棒グラフ動的テンプレートの作成手順
- 面グラフまたは積み上げ面グラフの動的テンプレートの構成
- パフォーマンスメトリックの折れ線グラフ
- 折れ線グラフのフィールドの要件
- オブジェクト別折れ線グラフ (グラフごとに 1 つ以上のメトリック)
- メトリック別折れ線グラフ (グラフごとに複数のオブジェクト)
- 積み上げ棒グラフ動的テンプレートの例
- テーブル形式の動的テンプレートを使用したスパークライングラフの作成
- メソッドの追加または編集
- メソッドの検証と保存
- SQL テンプレートデザイナーの操作
- SQL テンプレートのスコープセレクタコンポーネントの構成
- SQL クエリーの例
- 数値、サイズ、日付、時刻の形式
- アラインメント、集計、棒の種類、棒の種類の色
- レポートクエリー作成用のパイプライン関数
- APTlistOfDates
- aptStringConcat
- getServerAttributeValue
- getObjectAttributeValue
- getChildServerGroupContextById
- getServerGroupContextById
- secsToHoursMinSecs
- APTgetTapeDriveStatusName
- getFullPathname
- listJobSummaryAfterRestart
- listJobSummaryAfterRestartNBW
- NetWorker バックアップジョブの listJobSummaryAfterRestart
- listOfBackupWindowDates
- listChargebackCatByVOLSDetail
- listChargebackCatByNcVolDetail
- listChargebackCatByFSDetail (HNAS 用)
- listChargebackCatByFSDetail (EMC Isilon 用)
- listChargebackByLUNSummary
- listChargebackByLUNDetail
- listChargebackCatByLUNSummary
- listChargebackCatByLUNDetail
- アラートの設定
- アラートポリシーの追加または編集
- SNMP の使用について
- ホスト、バックアップサーバー、ホストグループの管理
- NetBackup プライマリサーバー
- 属性とオブジェクトの管理
- ポータルへのアクセスとユーザー権限の提供
- パスワードの設定/リセット
- ユーザーグループホームページの管理 (管理者)
- プライマリスケジュールとバックアップ処理時間帯の構成
- ポリシーの追加、編集、移動
- ソリューション管理
- データ収集の管理と監視
- データ収集タスクについて
- Data Collector の追加または編集
- コレクタと収集状態の確認
- データコレクタのアップグレード
- Capacity Manager ホストデータ収集の操作
- ホストアクセスの必要条件
- クレデンシャルの管理
- ホストの検出と収集ビューに入力するためのホスト検出ポリシーの構成
- ホスト接続の検証
- ホストの検出と収集での検索とエクスポート
- 精査設定の伝播: 精査のコピー、精査の貼り付け
- Veritas NetBackup の検出ポリシー
- システム通知の表示と管理
- 詳細パラメータを使用したカスタマイズ
- アクセス制御の詳細パラメータ
- 一般的なデータ収集の詳細パラメータ
- クラウドデータ収集の詳細パラメータ
- ホストの検出と収集の詳細パラメータ
- Backup Manager の詳細パラメータ
- Capacity Manager の詳細パラメータ
- File Analytics の詳細パラメータ
- Virtualization Manager の詳細パラメータ
- ポータル環境の管理
- ランサムウェアのスコアカードの管理
- ファイルの分析
- ポータルのトラブルシューティング
- 属性継承のオーバーライド
- レポートデータのキャッシュについて
- ポータルについて
- 第 V 部 レポートの参照
- NetBackup IT Analytics の概要
- アラートレポート
- ランサムウェアレポート
- リスク軽減ソリューションレポート
- ストレージ最適化ソリューションレポート
- システム管理レポート
- Oracle ジョブの概要
- Capacity Manager レポート
- アプリケーションの容量レポート
- アレイ容量の使用状況レポート
- アレイの容量と使用状況 (汎用データ)
- アレイの容量と使用状況 (IBM SVC ビュー)
- アレイの容量と使用状況 (IBM XIV ビュー)
- アレイの容量と使用状況 (NetApp ビュー)
- アレイの容量と使用状況 (NetApp クラスタ)
- NetApp ストレージシステムの詳細
- アレイの容量と使用状況 (OpenStack Swift)
- IBM アレイサイトの概略
- IBM アレイの詳細
- LUN の使用状況の概略
- NetApp アグリゲートの詳細
- NetApp Cluster-Mode アグリゲートの詳細
- NetApp プレックスの詳細
- NetApp ボリュームの詳細
- NetApp Cluster-Mode ボリュームの詳細
- NetApp StorageGRID テナントの概略
- 利用可能または再生利用可能な容量レポート
- リスクのある容量レポート
- 容量のチャージバックレポート
- ホスト容量の使用状況レポート
- SnapMirror レポート
- SnapVault レポート
- 容量予測レポート
- ストレージパフォーマンスレポート
- パフォーマンス分析のための Mission Control
- シンプロビジョニングレポート
- Hitachi Dynamic Provisioning プールの使用率
- File Analytics レポート
- Virtualization Manager レポート
- データストアについて
- VM サーバーの詳細
- VM スナップショットの概略
- VM の詳細
- データストアの使用状況の概略
- データストアの詳細 (Datastore Detail)
- Fabric Manager レポート
- ホストからストレージのダッシュボード
- Backup Manager 管理レポート
- エラーログの概略
- ジョブの期間レポート
- Veeam Backup & Replication ジョブの概略レポート (同種)
- Veeam および RMAN のジョブの詳細レポート
- ジョブへのメモの追加
- ジョブのボリュームの概略レポート
- NetBackup 重複排除による MSDP の節約
- バックアップ管理レポート
- ホストの詳細
- IBM Spectrum Protect (TSM) ストレージプールダッシュボード
- ジョブヒストグラム
- プライマリサーバー、メディアサーバー、クライアントにある EEB のレポート
- バックアップメディア管理レポート
- バックアップサービス内容合意書 (SLA) レポート
- バックアップストレージの使用状況レポート
- Backup Manager 予測レポート
- バックアップの請求レポートと使用状況レポート
- バックアップポリシーレポート
- HP Data Protector バックアップ仕様の詳細
- パブリッククラウドレポート
- AWS レポート
- Microsoft Azure レポート
- 第 VI 部 NetBackup IT Analytics Exporter のインストールと構成
- 第 VII 部 Data Collector のインストールとトラブルシューティング
- Data Collector ソフトウェアのインストール
- データ収集の検証
- Data Collector のアンインストール
- 手動での Data Collector の開始
- Data Collector のトラブルシューティング
- ホストリソース: 標準 SSH を使用したホスト接続の確認
- ホストリソース: ホストリソース設定ファイルの生成
- SSH のパラメータの構成
- ポリシーとレポートスケジュールのための CRON 式
- VCS と Veritas NetBackup を使用した Data Collector クラスタリング (RHEL 7)
- VCS と Veritas NetBackup を使用した Data Collector クラスタリング (Windows)
- MSCS 環境への NetBackup IT Analytics Data Collector のインストールと設定
- メッセージリレーサーバーの証明書を生成するためのメンテナンスシナリオ
- Data Collector ソフトウェアのインストール
- 第 VIII 部 Cohesity NetBackup 用の Data Collector インストールおよび構成
- はじめに
- NetBackup プライマリサーバーでの NetBackup IT Analytics 分散型 Data Collector の構成
- クラスタ化されていない NetBackup 10.4 以降のプライマリサーバーでの Data Collector の構成
- クラスタ化されていない NetBackup 10.1.1、10.2、10.2.01、10.3 または 10.3.0.1 プライマリサーバーでの Data Collector の構成
- Veritas NetBackup Data Collector ポリシーの構成
- Data Collector ソフトウェアのインストール
- SSL の構成
- NetBackup 用の集中型 Data Collector - 前提条件、インストール、構成
- ステップ 1: オペレーティングシステムを選択し、前提条件を満たす
- ステップ 5: SSH/WMI
- Data Collector のローカルでのアップグレード
- VCS と Veritas NetBackup を使用した Data Collector クラスタリング (RHEL)
- VCS と Veritas NetBackup を使用した Data Collector クラスタリング (Windows)
- MSCS への NetBackup IT Analytics Data Collector のインストールと設定
- Data Collector ポリシーの移行
- Veritas NetBackup Appliance のインストール前の設定
- Veritas Flex Appliance のインストール前の設定
- Data Collector のトラブルシューティング
- ホストリソース: 標準 SSH を使用したホスト接続の確認
- ホストリソース: ホストリソース設定ファイルの生成
- SSH のパラメータの構成
- 付録 B. アプライアンスの構成
- 付録 C. ファイアウォールの構成: デフォルトのポート
- 付録 D. ポリシーとレポートスケジュールのための CRON 式
- 付録 E. メッセージリレーサーバーの証明書を生成するためのメンテナンスシナリオ
- 第 IX 部 Data Collector のインストールと構成
- はじめに
- Data Collector をインストールおよび構成する
- Data Collector ソフトウェアのインストール
- SSL の構成
- 第 X 部 データ保護
- Veritas Backup Exec 用の構成
- Cohesity DataProtect 用の構成
- Commvault Simpana 用の構成
- Commvault データベースへの TCP/IP アクセスを開く
- CommServe サーバーでの読み取り専用ユーザーの設定
- EMC Avamar 用の構成
- EMC Data Domain バックアップ用の構成
- Dell EMC NetWorker Backup & Recovery 用の構成
- 汎用バックアップデータのインポート
- 汎用バックアップ用の構成
- HP Data Protector 用の構成
- アーキテクチャの概要 (HP Data Protector)
- Cell Manager (HP Data Protector) でのデータコレクタサーバーの構成
- IBM Spectrum Protect (TSM) 用の構成
- アーキテクチャの概要 (IBM Spectrum Protect - TSM)
- IBM Spectrum Protect (TSM) の情報のインポート
- NAKIVO Backup & Replication 用の構成
- Oracle Recovery Manager (RMAN) 用の構成
- Rubrik Cloud Data Management 用の構成
- Veeam Backup & Replication 用の構成
- 付録 F. 履歴イベントのロード
- Veritas NetBackup イベントのロード
- 第 XI 部 ストレージ (容量)
- 計算リソース用の構成
- Dell EMC Elastic Cloud Storage (ECS) 用の構成
- Dell EMC Unity 用の構成
- EMC Data Domain Storage 用の構成
- EMC Isilon 用の構成
- EMC Symmetrix 用の構成
- EMC VNX Celerra 用の構成
- EMC VNX CLARiiON 用の構成
- EMC VPLEX 用の構成
- EMC XtremIO 用の構成
- FUJITSU ETERNUS Data Collector 用の構成
- Hitachi Block 用の構成
- Hitachi Content Platform (HCP) 用の構成
- Hitachi Content Platform システム管理コンソール
- Hitachi Content Platform テナント管理コンソール
- Hitachi NAS 用の構成
- Hitachi Vantara All-Flash および Hybrid Flash Storage 用の構成
- ホストインベントリの構成
- ホストアクセス権限、sudo コマンド、ポート、WMI プロキシの必要条件
- ホストインベントリに入力するためのホスト検出ポリシーの構成
- ホスト接続の検証
- ホストインベントリ検索とホストインベントリのエクスポート
- ホストの精査の構成および編集
- 精査設定の伝播: 精査のコピー、精査の貼り付け
- HP 3PAR 用の構成
- HP EVA 用の構成
- HPE Nimble Storage 用の構成
- HPE StoreOnce 用の構成
- IBM Enterprise 用の構成
- IBM COS 用の構成
- IBM SVC 用の構成
- IBM XIV 用の構成
- Microsoft Windows Server 用の構成
- NetApp-7 用の構成
- NetApp StorageGRID 用の構成
- NetApp Cluster 用の構成
- NetApp E シリーズ用の構成
- NEC HYDRAstor 用の構成
- Pure Storage FlashArray 用の構成
- 第 XII 部 計算 (仮想化とホスト収集)
- 第 XIII 部 クラウド
- Amazon Web Services (AWS) 用の構成
- Google Cloud Platform 用の構成
- OpenStack Ceilometer 用の構成
- OpenStack Swift 用の構成
- Microsoft Azure 用の構成
- 第 XIV 部 ファブリック
- 第 XV 部 File Analytics
- File Analytics 用の構成
- File Analytics エクスポートフォルダのサイズとフォルダの深さ
- 第 XVI 部 データ収集の検証とトラブルシューティング
- データ収集の検証
- Data Collector のトラブルシューティング
- ホストリソース: 標準 SSH を使用したホスト接続の確認
- ホストリソース: ホストリソース設定ファイルの生成
- SSH のパラメータの構成
- Data Collector のアンインストール
- 第 XVII 部 システム管理
- 更新の準備
- データのバックアップとリストア
- NetBackup IT Analytics の監視
- REST API を使用した NetBackup IT Analytics レポートへのアクセス
- NetBackup の推定テープ容量の定義
- ホストグループ管理の自動化
- ホストオペレーティングシステムのプラットフォームとバージョン別のカテゴリ化
- ホストとホストグループ間の関係のロード
- NetBackup ユーティリティの自動化
- ユーティリティを自動的に実行するためのスケジュール設定
- 属性管理
- 汎用バックアップデータのインポート
- バックアップジョブの上書き
- ホストデータ収集の管理
- ポータルのシステム設定
- パフォーマンスプロファイルスケジュールのカスタマイズ
- ポータルアクセス用の LDAP および SSO 認証
- Oracle Database のユーザーパスワードの変更
- CyberArk との統合
- NetBackup IT Analytics のチューニング
- レポートメトリックの定義
- ログファイルの操作
- ポータルとデータコレクタのログファイル: ログ記録の削減
- Data Collector のログファイルの命名規則
- ポータルのログファイル
- SNMP トラップアラート
- SSL 証明書の構成
- ポータルまたはデータ収集 SSL のための仮想ホストの構成
- ポータルサーバーのキーストア
- ポータルプロパティ: 形式とポータルのカスタマイズ
- SDK データベースオブジェクトのデータ保持期間
- データの集計
- トラブルシューティング
- 付録 G. Oracle での Kerberos ベースのプロキシユーザーの認証
- 付録 H. NetBackup IT Analytics ポータルとデータレシーバでの TLS 対応 Oracle データベースの構成
- 付録 I. Kubernetes およびアプライアンス上の NetBackup 向けの NetBackup IT Analytics
- 第 XVIII 部 ライセンス
- ライセンスのインストールとガイドライン
- ライセンスの概要
- 現在のライセンス構成の確認
- Storage Suite
- Protection Suite
- Backup Manager
- Backup Manager
- Complete Suite
- ライセンスの管理
- オブジェクトを除外するためのデータコレクタポリシーの構成
- コマンドラインからのライセンス管理
- トラブルシューティング
- ライセンスのインストールとガイドライン
- 第 XIX 部 インベントリレポートおよび操作
- 第 XX 部 OpsCenter 移行
Veritas NetBackup Data Collector ポリシーの追加
Veritas NetBackup Data Collector ポリシーを追加するには:
- [管理 (Admin)]、[データ収集 (Data Collection)]、[コレクタ管理 (Collector Administration)]の順に選択します。現在構成されている Data Collector が表示されます。
- リストからポリシーを追加する Data Collector を選択します。必要に応じて、フィルタを使用してコレクタを検索します。
- [ポリシーの追加 (Add Policy)]をクリックし、ポリシーリストから[Veritas NetBackup]を選択します。
- 以下に示すポリシーのパラメータのフィールドの説明に基づいて、Cohesity NetBackup Data Collector ポリシーを構成し、[OK]をクリックしてポリシーを保存します。必須パラメータにはアスタリスク (*) が付いています。
???を参照してください。
Veritas NetBackup データ収集ポリシーを構成するときに、Data Collector が分散型か集中型かに応じて、適切な[収集方法 (Collection Method)]を選択してください。
分散型 Data Collector - [NetBackup プライマリサーバーにインストールされた Data Collector (Data Collector installed on NetBackup Primary Server)]を選択します。
集中型 Data Collector - [NetBackup プライマリサーバーへの SSH プロトコル (Linux、Windows) (SSH Protocol to NetBackup Primary Server(s) (Linux, Windows))]または[NetBackup プライマリサーバーへの WMI プロトコル (Windows のみ) (WMI protocol to NetBackup Primary Server(s) (Windows only))]を選択します。
フィールドおよびフィールドの説明は次のとおりです。
コレクタドメイン (Collector Domain): コレクタのバックアップポリシーが追加されるコレクタのドメイン。これは読み取り専用フィールドです。デフォルトでは、新しいポリシーのドメインはコレクタのドメインと同じになります。このフィールドは、コレクタを追加するときに設定されます。
ポリシードメイン (Policy Domain): [コレクタドメイン (Collector Domain)]は、Data Collector のインストール処理中に指定されたドメインです。[ポリシードメイン (Policy Domain)]は、Data Collector 用に構成されるポリシーのドメインです。[ポリシードメイン (Policy Domain)]は、[コレクタドメイン (Collector Domain)]と同じ値に設定する必要があります。
ドメインは、ホストグループ階層の最上位を識別します。新しく検出されたホストはすべて、[ポリシードメイン (Policy Domain)]に関連付けられている root ホストグループに追加されます。
通常は、1 つの[ポリシードメイン (Policy Domain)]のみがドロップダウンリストで利用可能になります。マネージドサービスプロバイダの場合、顧客ごとに独自のホストグループ階層を持つ一意のドメインが存在します。
NetBackup プライマリサーバー (NetBackup Primary Servers): データが収集される NetBackup プライマリサーバーを選択します。複数の選択がサポートされています。利用可能な NetBackup プライマリサーバーのみが表示されます。たとえば、サーバーが廃止された場合、または別のポリシーで使用するように選択されている場合、そのサーバーは表示されません。必要に応じて、NetBackup プライマリサーバーを追加または編集します。これらの操作は、[インベントリ (Inventory)]タブでも実行できます。
追加 (Add): [追加 (Add)]をクリックして NetBackup サーバーを追加します。追加したサーバーは[インベントリ (Inventory)]にも表示されます。ホストがすでに存在する場合、NetBackup IT Analytics に、ホストの詳細 (ホストの種類を含む) の更新について確認のダイアログボックスが表示されます。[OK]をクリックして、ホストの詳細/ホストの種類を更新します。
編集 (Edit): サーバーを選択し、[編集 (Edit)]をクリックして、サーバーの値を更新します。
メモ:
NetBackup サーバーに同じクレデンシャルがあり、サーバーの[バックアップソフトウェアの場所 (Backup Software Location)]も同じである場合は、NetBackup ポリシーの作成時に複数のサーバーを追加できます。
サーバー上のバックアップソフトウェアの場所 (Data Collector または NetBackup プライマリサーバー) (Backup Software Location on the Server (Data Collector or NetBackup Primary Server)): バックアップソフトウェアの場所は、Data Collector サーバー上または NetBackup プライマリサーバー上の場所を指す必要があります。この場所は、NetBackup ソフトウェアがインストールされている netbackup/volmgr フォルダの root フォルダまたはディレクトリのいずれかである必要があります。
メモ:
SSH/WMI リモート収集方法を使用している場合、これは、構成されているすべてのリモート NetBackup プライマリサーバーに NetBackup ソフトウェアがインストールされている場所です。
NetBackup のデフォルトのバックアップソフトウェアのホームの場所は次のとおりです。
Windows の場合: C:\Program Files\Veritas
Linux の場合: /usr/openv
収集方法 (Collection Method): 次のいずれかの収集方法を選択します。
NetBackup プライマリサーバーにインストールされた Data Collector (Data Collector installed on NetBackup Primary Server)
NetBackup プライマリサーバーへの SSH プロトコル (Linux、Windows) (SSH Protocol to NetBackup Primary Server(s) (Linux, Windows))
NetBackup プライマリサーバーへの WMI プロトコル (Windows のみ) (WMI Protocol to NetBackup Primary Server(s) (Windows Only))
リモート精査のログインの詳細 (Remote Probe Login Details): これらの詳細は、次のいずれかの条件で必要になります。
コレクタが集中型であり、[SLP ジョブの詳細 (SLP Job Details)]、[ライセンスの詳細 (License Details)]または[バックアップポリシー (Backup Policies)]精査が選択されている場合。
コレクタが分散され、[バックアップポリシー (Backup Policies)]精査が選択されている場合。
収集方法が NetBackup プライマリサーバーへの SSH または WMI プロトコルである場合。
プライマリサーバーのドメイン (Primary Server Domain): NetBackup プライマリサーバーのユーザー ID に関連付けられているドメインを指定します。Windows プライマリサーバーでは、Data Collector が NetBackup プライマリサーバーにインストールされていない場合、[SLP ジョブの詳細 (SLP Job Details)]精査によってリモートライフサイクルポリシーユーティリティ (nbstlutil) を実行するために、このドメインがユーザー ID とともに使用されます。リモート Linux プライマリサーバーでは使用されません。
NetBackup 8.3 以上の場合、このドメインは REST API ベースの認証のために、[バックアップポリシー (Backup Policies)]精査 (FETB と保護計画の収集) によって使用されます。
このフィールドは、収集方法が NetBackup プライマリサーバーへの SSH または WMI プロトコルであり、そのプライマリサーバーが Windows Server である場合に必要です。
プライマリサーバーのユーザー ID (Primary Server User ID): このフィールドは、収集方法が NetBackup プライマリサーバーへの SSH または WMI プロトコルである場合に必要です。NetBackup で NBAC と RBAC のどちらが有効であるかに応じて、上記の前提条件で説明されている手順を使用して作成したユーザーの適切なクレデンシャルを入力します。
選択した NetBackup プライマリサーバーでログイン権限を持つユーザー名を指定します。Data Collector が NetBackup プライマリサーバーにインストールされていない場合、[SLP ジョブの詳細 (SLP Job Details)]精査によってリモートライフサイクルポリシーユーティリティ (nbstlutil) を実行するために、このユーザー名とパスワードが使用されます。Windows ユーザー名には管理者権限が必要です。
NetBackup 8.3 以上の場合、これらのクレデンシャルは REST API ベースの認証のために、[バックアップポリシー (Backup Policies)]精査によっても使用されます。これらのクレデンシャルはすべてのプライマリサーバーに使用されます。
SSH/WMI 収集を指定する場合、ユーザー名には、ほとんどの NetBackup コマンドを実行するためのスーパーユーザー権限が必要です。
プライマリサーバーのパスワード (Primary Server Password): このフィールドは、収集方法が NetBackup プライマリサーバーへの SSH または WMI プロトコルである場合に必要です。
NetBackup プライマリサーバーのユーザー ID と関連付けられているパスワードです。Data Collector が NetBackup プライマリサーバーにインストールされていない場合、[SLP ジョブの詳細 (SLP Job Details)]精査によってリモートライフサイクルポリシーユーティリティ (nbstlutil) を実行するために、このユーザー名とパスワードが使用されます。
NetBackup 8.3 以上の場合、これらのクレデンシャルは REST API ベースの認証のために、[バックアップポリシー (Backup Policies)]精査によっても使用されます。これらのクレデンシャルはすべてのプライマリサーバーに使用されます。
SSH/WMI 収集を指定する場合、ユーザー名には、ほとんどの NetBackup コマンドを実行するためのスーパーユーザー権限が必要です。
NetBackup のクラウド配備など、NetBackup プライマリサーバーへのパスワードベースのログインが許可されていない場合は、SSH 秘密鍵を次の形式で指定できます。
privateKey=<path-of-private-key>|password=<passphrase>
<path-of-private-key>| は SSH 秘密鍵のファイルパスです。
<passphrase> は SSH 秘密鍵の作成時に使用されるパスワードです。
???を参照してください。
WMI プロキシのアドレス (WMI Proxy Address): WMI プロキシの IP アドレスまたはホスト名を指定します。このフィールドを空にすると、127.0.0.1 が使用されます。Data Collector が NetBackup プライマリサーバーにインストールされていない場合、[SLP ジョブの詳細 (SLP Job Details)]精査によってリモート nbstlutil を実行するために、これが使用されます。
NetBackup 8.3 以上の場合、このドメインは REST API ベースの認証のために、[バックアップポリシー (Backup Policies)]精査 (FETB と保護計画の収集) によって使用されます。
このフィールドは、収集方法が NetBackup プライマリサーバーへの SSH または WMI プロトコルであり、そのプライマリサーバーが Windows Server である場合に必要です。
メモ:
コレクタポリシーに設定された明示的なスケジュールは、コレクタサーバーの時間に対して相対的です。間隔を指定したスケジュールは、Data Collector の再起動時刻を基準にしています。
テープライブラリとドライブインベントリ (Tape Library & Drive Inventory): NetBackup 環境からのテープライブラリデータの収集をアクティブにするには、このチェックボックスにチェックマークを付けます。
デフォルトのポーリング間隔は 12 時間です。時計アイコンをクリックして、データ収集のスケジュールの間隔を作成します。収集の間隔は分、時間、日、週、月単位でスケジュール設定できます。ネイティブ CRON 文字列の高度な使用も可能です。収集頻度を減らすことによってパフォーマンスを最適化します。
テープインベントリ (Tape Inventory): NetBackup 環境からのテープデータの収集をアクティブにするには、このチェックボックスにチェックマークを付けます。
デフォルトのポーリング間隔は 18 時間です。時計アイコンをクリックして、データ収集のスケジュールの間隔を作成します。収集の間隔は分、時間、日、週、月単位でスケジュール設定できます。ネイティブ CRON 文字列の高度な使用も可能です。収集頻度を減らすことによってパフォーマンスを最適化します。
ドライブの状態 (Drive Status): NetBackup 環境からのテープドライブの状態の収集をアクティブにするには、このチェックボックスにチェックマークを付けます。デフォルトのポーリング間隔は 20 分です。この精査はデフォルトで有効になっています。時計アイコンをクリックして、データ収集のスケジュールの間隔を作成します。収集の間隔は分、時間、日、週、月単位でスケジュール設定できます。ネイティブ CRON 文字列の高度な使用も可能です。
ジョブの詳細 (Job Details): NetBackup 環境からのジョブのデータの収集をアクティブにするには、このチェックボックスにチェックマークを付けます。ポーリング間隔は ENABLE_MINUS_T_OPTION 詳細パラメータの値に依存します。
ENABLE_MINUS_T_OPTION パラメータについて詳しくは、「Backup Manager の詳細パラメータ」セクションを参照してください。
この精査はデフォルトで有効になっています。時計アイコンをクリックして、データ収集のスケジュールの間隔を作成します。収集の間隔は分、時間、日、週、月単位でスケジュール設定できます。ネイティブ CRON 文字列の高度な使用も可能です。
複製ジョブ (Duplication Jobs): NetBackup 環境からの複製ジョブのデータの収集をアクティブにするには、このチェックボックスにチェックマークを付けます。デフォルトのポーリング間隔は 60 分です。この精査はデフォルトで有効になっています。時計アイコンをクリックして、データ収集のスケジュールの間隔を作成します。収集の間隔は分、時間、日、週、月単位でスケジュール設定できます。ネイティブ CRON 文字列の高度な使用も可能です。
バックアップメッセージログ (Backup Message Logs):
この精査はデフォルトでアクティブであり、無効にすることはできません。NetBackup 環境からのメッセージログ (bperror) のデータの収集を行います。デフォルトのポーリング間隔は 5 分です。
時計アイコンをクリックして、データ収集のスケジュールの間隔を作成します。収集の間隔は分、時間、日、週、月単位でスケジュール設定できます。ネイティブ CRON 文字列の高度な使用も可能です。
SLP ジョブの詳細 (SLP Job Details): NetBackup 環境からの SLP ジョブの詳細の収集をアクティブにするには、このチェックボックスにチェックマークを付けます。デフォルトのポーリング間隔は 6 時間です。
メモ:
この[SLP ジョブの詳細 (SLP Job Details)]オプションを選択し、NetBackup Centralized Data Collector を使用する場合、この Data Collector ポリシーの[リモート精査用のログインの詳細 (Login Details for Remote Probes)]セクションの設定も構成する必要があります。
ホストの詳細 (Host Details): NetBackup 環境からの[ホストの詳細 (Host Details)]のデータ収集をアクティブにするには、このチェックボックスにチェックマークを付けます。この精査は NetBackup REST API を呼び出して、環境の詳細を収集して保持します。デフォルトのポーリング間隔は週 1 回です。
この精査はデフォルトで有効になっています。
また、IT Analytics ポータルから NetBackup Web インターフェースへのアクセスを有効にするには、この精査が選択されていることを確認します。Web インターフェースへのアクセスを有効にする手順については、『ユーザーガイド』の「IT Analytics ポータルからの NetBackup Web インターフェースへのアクセス」セクションに記載されています。
IT Analytics ポータルからの NetBackup Web インターフェースへのアクセスを参照してください。
時計アイコンをクリックして、データ収集のスケジュールの間隔を変更します。収集の間隔は分、時間、日、週、月単位でスケジュール設定できます。ネイティブ CRON 文字列の高度な使用も可能です。
イベント通知 (Event Notifications): NetBackup 環境からのイベント通知のデータの収集をアクティブにするには、このチェックボックスにチェックマークを付けます。この精査は NetBackup REST API を呼び出して、重要なイベント通知を収集して保持します。
この精査は NetBackup バージョン 9.1 以上をサポートします。9.1 より前のバージョンでは、データ収集が失敗し、収集状態ページにエラー状態が表示されます。
デフォルトのポーリング間隔は 1 分です。この精査はデフォルトで有効になっています。
時計アイコンをクリックして、データ収集のスケジュールの間隔を変更します。収集の間隔は分、時間、日、週、月単位でスケジュール設定できます。ネイティブ CRON 文字列の高度な使用も可能です。
監査イベント (Audit Events): 監査イベントの精査は、ユーザーログインの成功や失敗、ポリシーの変更などの監査イベントを NetBackup プライマリサーバーから収集します。
NetBackup 環境からの監査イベントのデータの収集をアクティブにするには、このチェックボックスにチェックマークを付けます。この精査は、NetBackup プライマリサーバーに直接接続して、監査の詳細を収集し、保持します。
デフォルトのスケジュールは 1 時間間隔です。
NetBackup 監査イベントの初回の収集では、詳細パラメータ NBU_AUDIT_LOOKBACK_DAYS を構成できます。デフォルトでは、過去 3 日間のイベントが初回に収集されます。
3 日間以外の間隔でイベントを収集するには、この詳細パラメータの値を変更します。
NBU_AUDIT_LOOKBACK_DAYSを参照してください。
メモ:
この[監査イベント (Audit Events)]オプションを選択し、集中型 NetBackup データ収集を使用する場合、この Data Collector ポリシーの[リモート精査用のログインの詳細 (Login Details for Remote Probes)]セクションの設定も構成する必要があります。
ライセンスの詳細 (License Details): NetBackup 環境からの[ライセンスの詳細 (License Details)]のデータの収集をアクティブにするには、このチェックボックスにチェックマークを付けます。この精査は、NetBackup のライセンスキー情報を収集して保持します。デフォルトのポーリング間隔は月 1 回です。この精査はデフォルトで有効になっています。時計アイコンをクリックして、データ収集のスケジュールの間隔を作成します。収集の間隔は分、時間、日、週、月単位でスケジュール設定できます。
クライアントの除外/包含リストの詳細 (Client Exclude/Include List Details): NetBackup 環境からの[クライアントの除外/包含リストの詳細 (Client Exclude/Include List Details)]のデータの収集をアクティブにするには、このチェックボックスにチェックマークを付けます。この精査は、Linux/Unix および Windows の NetBackup クライアントから収集します。この精査は、各 NetBackup クライアントに直接接続し、ファイルとディレクトリの NetBackup クライアントの除外/包含リストを収集して保持します。デフォルトのポーリング間隔は月 1 回です。この精査はデフォルトで有効になっています。時計アイコンをクリックして、データ収集のスケジュールの間隔を作成します。収集の間隔は分、時間、日、週、月単位でスケジュール設定できます。
この精査では、VMware、HyperV、RHEV、Nutanix、AWS、Azure、GCP、および Kubernetes ワークロードからの除外/包含のデータ収集がスキップされます。NBU_CLNT_EXC_INC_SKIP_POLICY_TYPE_IDS 詳細パラメータを構成し、追加のワークロードのポリシー ID をカンマで区切って追加し、除外/包含のデータ収集をスキップします。
USE_ALT_NBU_INCL_EXCL - この詳細パラメータは、UNIX クライアントからの NetBackup の包含/除外リストの収集用に構成できます。デフォルトでは、コレクタは NetBackup 推奨のコマンド構文を使用してリストを取得します。リストが正常に収集されない場合は、詳細パラメータを Y に設定します。これにより、コレクタに代替コマンド構文を使用して Unix クライアントからリストデータを取得するように指示します。このパラメータの有効な値は Y または N (デフォルト = N) です。このパラメータは、Data Collector レベルで設定できます。
メモ:
NetBackup ポリシー形式について詳しくは、『NetBackup Self Service 構成ガイド』の「付録 A NetBackup ポリシー形式」 の「NetBackup ポリシー形式の一覧」セクションを参照してください。
NetBackup イベント監視 (NetBackup Event Monitor): NBU のインストールに含まれる
nb_monitor_util
実行可能ファイルによって生成されたイベントを収集します。イベントには、バックアップポリシー、ストレージユニットの詳細、ストレージユニットグループ、ストレージライフサイクルポリシーの作成、更新、削除、およびメディアサーバーとサービスの更新が含まれます。新規インストールの場合、この精査はデフォルトで有効になっています。WMI/SSH 収集が有効になっている場合、[NetBackup イベント監視 (NetBackup Event Monitor)]は無効になります。ストレージユニットの詳細 (Storage Unit Details): NetBackup 環境からのストレージユニットデータの収集をアクティブにするには、このチェックボックスにチェックマークを付けます。デフォルトのポーリング間隔は 4 時間です。この精査はデフォルトで有効になっています。時計アイコンをクリックして、データ収集のスケジュールの間隔を作成します。収集の間隔は分、時間、日、週、月単位でスケジュール設定できます。ネイティブ CRON 文字列の高度な使用も可能です。
ストレージライフサイクルポリシー (Storage Lifecycle Policies): このオプションを選択すると、この Data Collector ポリシーの[リモート精査用のログインの詳細 (Login Details for Remote Probes)]セクションの設定も構成する必要があります。NetBackup 環境からの SLP (ストレージライフサイクルポリシー) の収集をアクティブにするには、このチェックボックスにチェックマークを付けます。デフォルトのポーリング間隔は 8 時間です。この精査はデフォルトで有効になっています。時計アイコンをクリックして、データ収集のスケジュールの間隔を作成します。収集の間隔は分、時間、日、週、月単位でスケジュール設定できます。ネイティブ CRON 文字列の高度な使用も可能です。
バックアップポリシー (Backup Policies): NetBackup 環境からバックアップポリシーデータの収集を実行します。この精査は、REST API を使用して FETB と保護計画データの収集も行います (NetBackup バージョンが 8.3 以降の場合)。API によるデータ収集を許可するには、[リモート精査のログインの詳細 (Remote Probe Login Details)]で REST API クレデンシャルを指定する必要があります。この精査はデフォルトでは有効になっており、編集できません。収集された FETB データは、サブスクリプションのライセンス資格に対しても検証されます。
デフォルトのポーリング間隔は 8 時間です。時計アイコンをクリックして、データ収集のスケジュールの間隔を作成します。収集の間隔は分、時間、日、週、月単位でスケジュール設定できます。ネイティブ CRON 文字列の高度な使用も可能です。
NetBackup IT Analytics では、NetBackup の VMware、Hyper-V、Oracle、MSSQL のインテリジェントポリシーをサポートします。Oracle と MSSQL のインテリジェントポリシーの一部として、ポリシーによってバックアップされたインスタンスの詳細が、[NetBackup ポリシーの詳細 (NetBackup Policies Details)]レポートに表示されます。
セキュリティの詳細 (Security Details): NetBackup 環境からの[セキュリティの詳細 (Security Details)]のデータ収集をアクティブにするには、このチェックボックスにチェックマークを付けます。デフォルトのポーリング間隔は毎時 15 分です。この精査はデフォルトで有効になっていません。NetBackup のバージョンが 10.0 以降の場合は、NetBackup コマンドと REST API を使用してデータを収集します。API によるデータ収集を許可するには、[リモート精査のログインの詳細 (Remote Probe Login Details)]で REST API クレデンシャルを指定する必要があります。NetBackup プライマリサーバーの構成中に API キーを指定した場合、そのキーが REST API の実行に使用されます。
API キーについて詳しくは、Data Collector ポリシー内の NetBackup プライマリサーバーの追加または編集に関する説明を参照してください。
時計アイコンをクリックして、データ収集のスケジュールの間隔を作成します。収集の間隔は分、時間、日、週、月単位でスケジュール設定できます。ネイティブ CRON 文字列の高度な使用も可能です。
NetBackup リソースの監視 (NetBackup Resources Monitor): NetBackup 環境からの NetBackup リソースデータの収集をアクティブにするには、このチェックボックスにチェックマークを付けます。精査にはデフォルトのスケジュールがありません。有効にすると、NetBackup プライマリサーバーにインストールされている NetBackup IT Analytics Exporter から受信したデータが収集されます。この精査を有効にすると、NetBackup プライマリサーバー (内部名) が計算リソースのデータ収集ポリシーに追加されます。既存のポリシーがない場合は、計算リソースの新しいポリシーが追加されます。
NetBackup プライマリサーバーの内部名は、NetBackup プライマリサーバーのインスタンス (ホスト名) と一致する必要があります。
エクスポータのインストールについて詳しくは、『NetBackup IT Analytics Exporter インストール/設定ガイド』を参照してください。
NetBackup の操作 (NetBackup Actions):
メモ:
次の NetBackup 精査向けの 3 つの操作は、ALTA 固有です。
Veritas.NetBackup.VTNB.AltaConnectorTaskProbeAPIKeyRenewal
Alta コネクタを配備している場合、Alta View と NBU で共有される API キーがあります。このキーは、定期的に更新する必要があります。この操作は、キーの更新ロジックをトリガするために実装されています。
Veritas.NetBackup.VTNB.AltaConnectorTaskProbeNotificationMessageKey
Alta コネクタを配備している場合、NBU が Alta コネクタにより送信された I18N テキストを正しく解釈できるように、NBU に通知キーを追加する必要があります。この操作は、NBU プライマリサーバーに通知キーを追加するために実装されています。
Veritas.NetBackup.VTNB.AltaConnectorTaskProbeUpgrade
Alta コネクタを配備している場合、NBU を 10.1.1 以降にアップグレードするときには、NBU 固有のスクリプトを呼び出す必要があります。この操作では、NBU が 10.1.1 以降にアップグレードされていることを検出すると、スクリプトの実行をトリガします。
メモ (Notes): Data Collector ポリシーのメモを入力または編集します。最大文字数は 1024 文字です。ポリシーのメモは、特定のベンダーのポリシー情報とともに保持され、[コレクタ管理 (Collector Administration)]ページにも検索可能な列として表示されます。
SSL 証明書のダウンロード (Download SSL Certificate): NetBackup プライマリサーバーで NetBackup IT Analytics Exporter を設定するために必要な SSL 証明書をダウンロードします。
エクスポータのインストールについて詳しくは、『NetBackup IT Analytics Data Exporter インストール/設定ガイド』を参照してください。
テスト接続 (Test Connection): テスト接続では、Data Collector プロセスを開始して、ポリシーで指定された IP アドレスとクレデンシャルを使用してサブシステムへの接続を試みます。この検証プロセスは正常終了のメッセージか、特定の接続エラーのリストを返します。テスト接続では、エージェントサービスが実行中であることが必要です。
テスト接続では、ユーティリティ nb_monitor_util がインストールされているかどうかを確認します。これは、[NetBackup イベント監視 (NetBackup Event Monitor)]精査を使用する場合に必要です。
また、NetBackup プライマリサーバーに対して REST API が正常に実行されたかどうかも確認します。REST API を正常に実行するには、REST API へのアクセス権を持った NetBackup プライマリサーバーのユーザークレデンシャルを指定する必要があります。FETB と保護計画の収集は、ユーザークレデンシャルがない場合には失敗します。
いくつかの要因が検証要求の応答時間に影響するため、一部の要求には他の要求よりも時間がかかる場合があります。たとえば、サブシステムに接続する際に遅延が発生する場合があります。同様に、Data Collector で実行しているその他のスレッドの処理が原因で、応答の取得時に遅延が発生する場合があります。
また、[管理 (Admin)]、[データ収集 (Data Collection)]、[コレクタ管理 (Collector Administration)]で利用可能な[実行 (Run)]機能を使用して、データの収集をテストすることもできます。このオンデマンドのデータ収集を実行すると、ドメイン、ホストグループ、URL、Data Collector ポリシー、データベース接続のチェックなど、個々のポリシーレベルでインストールの概要のチェックが開始されます。また、個々の精査とサーバーを選択して、収集の実行をテストすることもできます。
ポリシーの追加後、[コレクタ管理 (Collector Administration)]ページの処理バーの[実行 (Run)]ボタンを使用して、オンデマンドで収集を実行できます。[実行 (Run)]ボタンは、一部のポリシーについて、ポリシーベンダーがサポートされている場合にのみ表示されます。オンデマンド収集では、収集を実行する精査とデバイスを選択できます。この処理によって、スケジュール設定された実行と同じデータと、トラブルシューティングのためのログ情報が収集されます。精査の説明については、ポリシーを参照してください。