NetBackup IT Analytics ヘルプ
- 第 I 部 NetBackup IT Analytics の導入
- 第 II 部 新機能
- 第 III 部 認定済みの構成
- はじめに
- ポータルとデータベースサーバー
- Data Collector サーバーの構成
- Capacity Manager 構成
- アレイまたは LUN に関するパフォーマンスデータの収集
- EMC Isilon アレイのパフォーマンスメトリック
- NetApp Cluster-Mode のパフォーマンスメトリック
- EMC Symmetrix の拡張パフォーマンスメトリック
- ホストアクセス権限、sudo コマンド、ポート、WMI プロキシの必要条件
- クラウド構成
- Virtualization Manager 構成
- File Analytics 構成
- Fabric Manager 構成
- Backup Manager 構成
- ServiceNow 構成
- 内部 TCP ポートの要件
- 第 IV 部 エンドユーザー
- ポータルについて
- [管理者 (Admin)]タブについて
- インベントリについて
- データを整理するための階層ツールバー
- オブジェクトの表示
- 属性を使用したデータの整理
- レポートの固定 - インベントリオブジェクトを含むレポートの保存
- インベントリリスト表示での属性の割り当て
- レポートについて
- レポートの生成と保守
- レポートのスコープの選択
- 属性ごとのホストのグループ化
- レポートスコープセレクタでのホストの検索
- Backup Manager 詳細スコープセレクタの設定
- ソリューションレポートのスコープセレクタの設定
- レポートの測定単位
- レポートのフィルタロジックのカスタマイズ
- レポートの列の並べ替え
- テーブル形式からグラフへのレポートの変換
- 配布、共有、スケジュール、アラート
- レポートの整理
- 動的テンプレートデザイナーの操作
- 動的テンプレートデザイナーのクイックスタート
- 製品固有の同種テンプレートへの変換
- 動的テンプレート関数の設定
- フィールドビルダーを使用したフィールドの作成
- スコープセレクタコンポーネント - カスタムフィルタ
- 棒グラフ動的テンプレートの構成
- 棒グラフ動的テンプレートの作成手順
- 面グラフまたは積み上げ面グラフの動的テンプレートの構成
- パフォーマンスメトリックの折れ線グラフ
- 折れ線グラフのフィールドの要件
- オブジェクト別折れ線グラフ (グラフごとに 1 つ以上のメトリック)
- メトリック別折れ線グラフ (グラフごとに複数のオブジェクト)
- 積み上げ棒グラフ動的テンプレートの例
- テーブル形式の動的テンプレートを使用したスパークライングラフの作成
- メソッドの追加または編集
- メソッドの検証と保存
- SQL テンプレートデザイナーの操作
- SQL テンプレートのスコープセレクタコンポーネントの構成
- SQL クエリーの例
- 数値、サイズ、日付、時刻の形式
- アラインメント、集計、棒の種類、棒の種類の色
- レポートクエリー作成用のパイプライン関数
- APTlistOfDates
- aptStringConcat
- getServerAttributeValue
- getObjectAttributeValue
- getChildServerGroupContextById
- getServerGroupContextById
- secsToHoursMinSecs
- APTgetTapeDriveStatusName
- getFullPathname
- listJobSummaryAfterRestart
- listJobSummaryAfterRestartNBW
- NetWorker バックアップジョブの listJobSummaryAfterRestart
- listOfBackupWindowDates
- listChargebackCatByVOLSDetail
- listChargebackCatByNcVolDetail
- listChargebackCatByFSDetail (HNAS 用)
- listChargebackCatByFSDetail (EMC Isilon 用)
- listChargebackByLUNSummary
- listChargebackByLUNDetail
- listChargebackCatByLUNSummary
- listChargebackCatByLUNDetail
- アラートの設定
- アラートポリシーの追加または編集
- SNMP の使用について
- ホスト、バックアップサーバー、ホストグループの管理
- NetBackup プライマリサーバー
- 属性とオブジェクトの管理
- ポータルへのアクセスとユーザー権限の提供
- パスワードの設定/リセット
- ユーザーグループホームページの管理 (管理者)
- プライマリスケジュールとバックアップ処理時間帯の構成
- ポリシーの追加、編集、移動
- ソリューション管理
- データ収集の管理と監視
- データ収集タスクについて
- Data Collector の追加または編集
- コレクタと収集状態の確認
- データコレクタのアップグレード
- Capacity Manager ホストデータ収集の操作
- ホストアクセスの必要条件
- クレデンシャルの管理
- ホストの検出と収集ビューに入力するためのホスト検出ポリシーの構成
- ホスト接続の検証
- ホストの検出と収集での検索とエクスポート
- 精査設定の伝播: 精査のコピー、精査の貼り付け
- Veritas NetBackup の検出ポリシー
- システム通知の表示と管理
- 詳細パラメータを使用したカスタマイズ
- アクセス制御の詳細パラメータ
- 一般的なデータ収集の詳細パラメータ
- クラウドデータ収集の詳細パラメータ
- ホストの検出と収集の詳細パラメータ
- Backup Manager の詳細パラメータ
- Capacity Manager の詳細パラメータ
- File Analytics の詳細パラメータ
- Virtualization Manager の詳細パラメータ
- ポータル環境の管理
- ランサムウェアのスコアカードの管理
- ファイルの分析
- ポータルのトラブルシューティング
- 属性継承のオーバーライド
- レポートデータのキャッシュについて
- ポータルについて
- 第 V 部 レポートの参照
- NetBackup IT Analytics の概要
- アラートレポート
- ランサムウェアレポート
- リスク軽減ソリューションレポート
- ストレージ最適化ソリューションレポート
- システム管理レポート
- Oracle ジョブの概要
- Capacity Manager レポート
- アプリケーションの容量レポート
- アレイ容量の使用状況レポート
- アレイの容量と使用状況 (汎用データ)
- アレイの容量と使用状況 (IBM SVC ビュー)
- アレイの容量と使用状況 (IBM XIV ビュー)
- アレイの容量と使用状況 (NetApp ビュー)
- アレイの容量と使用状況 (NetApp クラスタ)
- NetApp ストレージシステムの詳細
- アレイの容量と使用状況 (OpenStack Swift)
- IBM アレイサイトの概略
- IBM アレイの詳細
- LUN の使用状況の概略
- NetApp アグリゲートの詳細
- NetApp Cluster-Mode アグリゲートの詳細
- NetApp プレックスの詳細
- NetApp ボリュームの詳細
- NetApp Cluster-Mode ボリュームの詳細
- NetApp StorageGRID テナントの概略
- 利用可能または再生利用可能な容量レポート
- リスクのある容量レポート
- 容量のチャージバックレポート
- ホスト容量の使用状況レポート
- SnapMirror レポート
- SnapVault レポート
- 容量予測レポート
- ストレージパフォーマンスレポート
- パフォーマンス分析のための Mission Control
- シンプロビジョニングレポート
- Hitachi Dynamic Provisioning プールの使用率
- File Analytics レポート
- Virtualization Manager レポート
- データストアについて
- VM サーバーの詳細
- VM スナップショットの概略
- VM の詳細
- データストアの使用状況の概略
- データストアの詳細 (Datastore Detail)
- Fabric Manager レポート
- ホストからストレージのダッシュボード
- Backup Manager 管理レポート
- エラーログの概略
- ジョブの期間レポート
- Veeam Backup & Replication ジョブの概略レポート (同種)
- Veeam および RMAN のジョブの詳細レポート
- ジョブへのメモの追加
- ジョブのボリュームの概略レポート
- NetBackup 重複排除による MSDP の節約
- バックアップ管理レポート
- ホストの詳細
- IBM Spectrum Protect (TSM) ストレージプールダッシュボード
- ジョブヒストグラム
- プライマリサーバー、メディアサーバー、クライアントにある EEB のレポート
- バックアップメディア管理レポート
- バックアップサービス内容合意書 (SLA) レポート
- バックアップストレージの使用状況レポート
- Backup Manager 予測レポート
- バックアップの請求レポートと使用状況レポート
- バックアップポリシーレポート
- HP Data Protector バックアップ仕様の詳細
- パブリッククラウドレポート
- AWS レポート
- Microsoft Azure レポート
- 第 VI 部 NetBackup IT Analytics Exporter のインストールと構成
- 第 VII 部 Data Collector のインストールとトラブルシューティング
- Data Collector ソフトウェアのインストール
- データ収集の検証
- Data Collector のアンインストール
- 手動での Data Collector の開始
- Data Collector のトラブルシューティング
- ホストリソース: 標準 SSH を使用したホスト接続の確認
- ホストリソース: ホストリソース設定ファイルの生成
- SSH のパラメータの構成
- ポリシーとレポートスケジュールのための CRON 式
- VCS と Veritas NetBackup を使用した Data Collector クラスタリング (RHEL 7)
- VCS と Veritas NetBackup を使用した Data Collector クラスタリング (Windows)
- MSCS 環境への NetBackup IT Analytics Data Collector のインストールと設定
- メッセージリレーサーバーの証明書を生成するためのメンテナンスシナリオ
- Data Collector ソフトウェアのインストール
- 第 VIII 部 Cohesity NetBackup 用の Data Collector インストールおよび構成
- はじめに
- NetBackup プライマリサーバーでの NetBackup IT Analytics 分散型 Data Collector の構成
- クラスタ化されていない NetBackup 10.4 以降のプライマリサーバーでの Data Collector の構成
- クラスタ化されていない NetBackup 10.1.1、10.2、10.2.01、10.3 または 10.3.0.1 プライマリサーバーでの Data Collector の構成
- Veritas NetBackup Data Collector ポリシーの構成
- Data Collector ソフトウェアのインストール
- SSL の構成
- NetBackup 用の集中型 Data Collector - 前提条件、インストール、構成
- ステップ 1: オペレーティングシステムを選択し、前提条件を満たす
- ステップ 5: SSH/WMI
- Data Collector のローカルでのアップグレード
- VCS と Veritas NetBackup を使用した Data Collector クラスタリング (RHEL)
- VCS と Veritas NetBackup を使用した Data Collector クラスタリング (Windows)
- MSCS への NetBackup IT Analytics Data Collector のインストールと設定
- Data Collector ポリシーの移行
- Veritas NetBackup Appliance のインストール前の設定
- Veritas Flex Appliance のインストール前の設定
- Data Collector のトラブルシューティング
- ホストリソース: 標準 SSH を使用したホスト接続の確認
- ホストリソース: ホストリソース設定ファイルの生成
- SSH のパラメータの構成
- 付録 B. アプライアンスの構成
- 付録 C. ファイアウォールの構成: デフォルトのポート
- 付録 D. ポリシーとレポートスケジュールのための CRON 式
- 付録 E. メッセージリレーサーバーの証明書を生成するためのメンテナンスシナリオ
- 第 IX 部 Data Collector のインストールと構成
- はじめに
- Data Collector をインストールおよび構成する
- Data Collector ソフトウェアのインストール
- SSL の構成
- 第 X 部 データ保護
- Veritas Backup Exec 用の構成
- Cohesity DataProtect 用の構成
- Commvault Simpana 用の構成
- Commvault データベースへの TCP/IP アクセスを開く
- CommServe サーバーでの読み取り専用ユーザーの設定
- EMC Avamar 用の構成
- EMC Data Domain バックアップ用の構成
- Dell EMC NetWorker Backup & Recovery 用の構成
- 汎用バックアップデータのインポート
- 汎用バックアップ用の構成
- HP Data Protector 用の構成
- アーキテクチャの概要 (HP Data Protector)
- Cell Manager (HP Data Protector) でのデータコレクタサーバーの構成
- IBM Spectrum Protect (TSM) 用の構成
- アーキテクチャの概要 (IBM Spectrum Protect - TSM)
- IBM Spectrum Protect (TSM) の情報のインポート
- NAKIVO Backup & Replication 用の構成
- Oracle Recovery Manager (RMAN) 用の構成
- Rubrik Cloud Data Management 用の構成
- Veeam Backup & Replication 用の構成
- 付録 F. 履歴イベントのロード
- Veritas NetBackup イベントのロード
- 第 XI 部 ストレージ (容量)
- 計算リソース用の構成
- Dell EMC Elastic Cloud Storage (ECS) 用の構成
- Dell EMC Unity 用の構成
- EMC Data Domain Storage 用の構成
- EMC Isilon 用の構成
- EMC Symmetrix 用の構成
- EMC VNX Celerra 用の構成
- EMC VNX CLARiiON 用の構成
- EMC VPLEX 用の構成
- EMC XtremIO 用の構成
- FUJITSU ETERNUS Data Collector 用の構成
- Hitachi Block 用の構成
- Hitachi Content Platform (HCP) 用の構成
- Hitachi Content Platform システム管理コンソール
- Hitachi Content Platform テナント管理コンソール
- Hitachi NAS 用の構成
- Hitachi Vantara All-Flash および Hybrid Flash Storage 用の構成
- ホストインベントリの構成
- ホストアクセス権限、sudo コマンド、ポート、WMI プロキシの必要条件
- ホストインベントリに入力するためのホスト検出ポリシーの構成
- ホスト接続の検証
- ホストインベントリ検索とホストインベントリのエクスポート
- ホストの精査の構成および編集
- 精査設定の伝播: 精査のコピー、精査の貼り付け
- HP 3PAR 用の構成
- HP EVA 用の構成
- HPE Nimble Storage 用の構成
- HPE StoreOnce 用の構成
- IBM Enterprise 用の構成
- IBM COS 用の構成
- IBM SVC 用の構成
- IBM XIV 用の構成
- Microsoft Windows Server 用の構成
- NetApp-7 用の構成
- NetApp StorageGRID 用の構成
- NetApp Cluster 用の構成
- NetApp E シリーズ用の構成
- NEC HYDRAstor 用の構成
- Pure Storage FlashArray 用の構成
- 第 XII 部 計算 (仮想化とホスト収集)
- 第 XIII 部 クラウド
- Amazon Web Services (AWS) 用の構成
- Google Cloud Platform 用の構成
- OpenStack Ceilometer 用の構成
- OpenStack Swift 用の構成
- Microsoft Azure 用の構成
- 第 XIV 部 ファブリック
- 第 XV 部 File Analytics
- File Analytics 用の構成
- File Analytics エクスポートフォルダのサイズとフォルダの深さ
- 第 XVI 部 データ収集の検証とトラブルシューティング
- データ収集の検証
- Data Collector のトラブルシューティング
- ホストリソース: 標準 SSH を使用したホスト接続の確認
- ホストリソース: ホストリソース設定ファイルの生成
- SSH のパラメータの構成
- Data Collector のアンインストール
- 第 XVII 部 システム管理
- 更新の準備
- データのバックアップとリストア
- NetBackup IT Analytics の監視
- REST API を使用した NetBackup IT Analytics レポートへのアクセス
- NetBackup の推定テープ容量の定義
- ホストグループ管理の自動化
- ホストオペレーティングシステムのプラットフォームとバージョン別のカテゴリ化
- ホストとホストグループ間の関係のロード
- NetBackup ユーティリティの自動化
- ユーティリティを自動的に実行するためのスケジュール設定
- 属性管理
- 汎用バックアップデータのインポート
- バックアップジョブの上書き
- ホストデータ収集の管理
- ポータルのシステム設定
- パフォーマンスプロファイルスケジュールのカスタマイズ
- ポータルアクセス用の LDAP および SSO 認証
- Oracle Database のユーザーパスワードの変更
- CyberArk との統合
- NetBackup IT Analytics のチューニング
- レポートメトリックの定義
- ログファイルの操作
- ポータルとデータコレクタのログファイル: ログ記録の削減
- Data Collector のログファイルの命名規則
- ポータルのログファイル
- SNMP トラップアラート
- SSL 証明書の構成
- ポータルまたはデータ収集 SSL のための仮想ホストの構成
- ポータルサーバーのキーストア
- ポータルプロパティ: 形式とポータルのカスタマイズ
- SDK データベースオブジェクトのデータ保持期間
- データの集計
- トラブルシューティング
- 付録 G. Oracle での Kerberos ベースのプロキシユーザーの認証
- 付録 H. NetBackup IT Analytics ポータルとデータレシーバでの TLS 対応 Oracle データベースの構成
- 付録 I. Kubernetes およびアプライアンス上の NetBackup 向けの NetBackup IT Analytics
- 第 XVIII 部 ライセンス
- ライセンスのインストールとガイドライン
- ライセンスの概要
- 現在のライセンス構成の確認
- Storage Suite
- Protection Suite
- Backup Manager
- Backup Manager
- Complete Suite
- ライセンスの管理
- オブジェクトを除外するためのデータコレクタポリシーの構成
- コマンドラインからのライセンス管理
- トラブルシューティング
- ライセンスのインストールとガイドライン
- 第 XIX 部 インベントリレポートおよび操作
- 第 XX 部 OpsCenter 移行
Data Collector を追加するための前提条件 (Brocade スイッチ)
一般的な前提条件:
64 ビット OS。サポート対象のオペレーティングシステムについては、『認定構成ガイド』を参照してください。
rpm fontconfig がインストールされていることを確認します。fontconfig は、システム全体のフォント構成、カスタマイズ、アプリケーションアクセスを提供するように設計されたライブラリです。rpm fontconfig がインストールされていない場合、インストーラはユーザーインターフェースモードをロードできません。これは、新しい Data Collector をインストールするための前提条件です。
Amazon Corretto 17 をサポートしていること。Amazon Corretto は、無償ですぐに本番環境に適用できる、マルチプラットフォーム対応の OpenJDK (Open Java Development Kit) ディストリビューションです。
パフォーマンス上の理由により、NetBackup IT Analytics ポータルと同じサーバーに Data Collector をインストールしないでください。ただし、両方を同じサーバーにインストールする必要がある場合は、ポータルと Data Collector ソフトウェアが同じディレクトリに存在しないことを確認してください。
1 つのサーバー (または OS インスタンス) に Data Collector を 1 つだけインストールします。
ポリシーを構成するための一般的な要件を上記に示しますが、収集方法に固有の前提条件を以下に分類します。
収集方法に SMI-S オプションを選択する場合の前提条件は、次のとおりです。
1 つの Data Collector で、サポート対象のすべてのスイッチ (Brocade および Cisco) に対応できます。実際、この単一の Data Collector を、バックアップ製品やストレージアレイなどの他のエンタープライズオブジェクトに使用できます。
Data Collector は、データを取得するために SMI エージェントサーバーにアクセスします。そのため、このサーバー用のユーザー ID とパスワードが必要です。これはポリシーの収集の種類が SMI-S の場合にのみ当てはまります。
単一の Data Collector を複数のバックアップ、ストレージ、およびファブリック製品にインストールできます。
ホストベースの SMI エージェントがインストールされていることを確認します。SMI エージェントは、ファブリックと通信できるホストにインストールする必要があります。詳しくは、関連するスイッチベンダーのマニュアルを参照してください。
収集方法に REST API オプションを選択する場合の前提条件は、次のとおりです。
ファブリック内のすべてのスイッチで、同じユーザー ID とパスワードを設定する必要があります。読み取り専用アクセスが可能なユーザーがログインできます。
SNMP (Simple Network Management Protocol) の応答を収集するには、トラップの収集に使用される各 Brocade スイッチにクライアントを登録する必要があります。
[Brocade REST API/コマンドラインインターフェースサーバーアドレス (Brocade REST API / Command Line Interface Server Address(es)) ]、[Brocade スイッチ Data Collector ポリシー (Brocade Switch Data Collector Policy)]で、スイッチの IP アドレスまたは完全修飾スイッチ名を構成します。
メモ:
構成済みのスイッチの場合、コレクタはファブリック内の他のすべてのスイッチからスイッチの情報も収集します。コレクタは、ポリシーで構成されているのと同じユーザー ID とパスワードを使用して、他のスイッチに接続します。
セッションベースの接続を有効にします。REST API の収集方法では、セッションベースのアプローチを使用してスイッチに接続します。ログインセッションが正常に終了すると、セッションを使用して必要なデータが収集され、ログアウトしてセッションが解放されます。
スイッチでは、次の URI にアクセスできる必要があります。
/rest/running/fabric/fabric-switch または /rest/running/brocade-fabric/fabric-switch
/rest/running/switch/fibrechannel-switch または /rest/running/brocade-fibrechannel-switch/fibrechannel-switch
/rest/running/brocade-interface/fibrechannel
/rest/running/brocade-chassis/chassis
/rest/running/brocade-fru/blade
/rest/running/brocade-fibrechannel-trunk/trunk
/rest/running/brocade-fru/fan
/rest/running/brocade-fru/power-supply
/rest/running/brocade-media/media-rdp
/rest/running/brocade-name-server/fibrechannel-name-server
/rest/running/zoning/defined-configuration または /rest/running/brocade-zone/defined-configuration
/rest/running/zoning/effective-configuration または /rest/running/brocade-zone/effective-configuration
/rest/running/brocade-fibrechannel-configuration/fabric
/rest/brocade-fru/sensor
/rest/running/brocade-interface/fibrechannel-statistics/
/rest/running/brocade-chassis/ha-status
/rest/running/logical-switch/fibrechannel-logical-switch または /rest/running/brocade-fibrechannel-logical-switch/fibrechannel-logical-switch
メモ:
次の URL にアクセスできない場合は、[収集状態 (Collection Status)]ページの[状態 (Status)]列に警告メッセージが表示されます。
収集方法に コマンドラインインターフェースオプションを選択する場合の前提条件は、次のとおりです。この方法は、Brocade スイッチ FOS バージョン 7.4.2 以降でサポートされます。
[スイッチの詳細 (Switch Details)]精査の収集を行うための前提条件は次のとおりです: TCP ポート 22 (すべての SAN スイッチ)
プリンシパルスイッチの IP アドレスのみを使用します。Brocade ポリシーの構成時に、ポリシーごとに 1 つのプリンシパルスイッチを使用します。
次のコマンドの一覧にアクセスできる必要があります。
fabricshow, lscfg --show -n, switchshow, dnsConfig -show, bannershow, uptime, portshow -i %min-index%-%max-index% -f, ipaddrshow, chassisshow, trunkshow, fanshow, psshow, sfpshow -all, nsshow -t, zoneshow, configure -show, fabricPrincipal --show, sensorshow, haShow, firmwareshow, islshow, errdump, agshow, ag -show, licenseshow, configshow, mapsdb -show, seccertmgmt show -cert https, ldapcfg -show, userconfig --show -a, seccertutil show, license -show
必要な最小の役割は、ホーム LF およびシャーシの役割に関するすべての RBAC クラスに対して、次のデフォルトの権限がある switchadmin です。
ホーム LF の役割
シャーシの役割
注釈
オプション 1
switchadmin (デフォルト RBAC)
switchadmin (デフォルト RBAC)
AD とユーザー構成のデータ収集を除き、ほとんどの配備で機能します (ldapcfg -show & userconfig --show -a は機能せず、データ収集は警告で終了します)。
オプション 2
switchadmin (デフォルト RBAC)
admin (デフォルト RBAC)
ユーザー構成のデータ収集を除き、配備に必要です (userconfig --show -a は機能せず、データ収集は警告で終了します)。
オプション 3
admin (デフォルト RBAC)
admin (デフォルト RBAC)
完全なデータ収集を対象とします (すべてのコマンドが警告なしで実行されます)。
物理スイッチシャーシが複数のファブリック間で共有されている場合は、重複を避けるために単一の NetBackup IT Analytics Data Collector ポリシー (単一のプリンシパルスイッチを含む) を作成します。たとえば、usplsansw510 と usplsansw520 は「共有」の物理シャーシと見なされます。
SNMP を使用して FC ポート統計情報を収集するための前提条件は次のとおりです。UDP ポート 161 に Data Collector からアクセスできる必要があります。
このアカウントには、ホーム仮想ファブリックと、仮想ファブリック ID のリストへのアクセス権がある必要があります。
必要な最小の役割は、すべての RBAC クラスに対して一連のデフォルトの権限がある switchadmin です。
ファブリック (共有されている場合、すべてのファブリック) 内のすべてのスイッチにユーザーが存在する限り、[スイッチの詳細 (Switch Details)]データ収集用に構成された switchadmin または admin ユーザーを利用できます。このユーザーには必要な SNMP 権限が割り当て済みで、ユーザー名が SNMP v3 アカウントと一致する必要があります。
このアカウント名は、SNMP V3 ユーザー名 (以下のセクションで説明する SNMP v3 アカウント) と一致する必要があります。このアカウントは、[スイッチの詳細 (Switch Details)]精査で使用される CLI/SSH アカウントと同じアカウントか、異なる CLI/SSH アカウントにすることができます。
Brocade 仮想ファブリックおよび仮想スイッチから FC ポート統計情報を取得するには:
すべての仮想ファブリックにアクセスできる役割を持つ、専用の CLI ユーザーアカウントを作成します。
次のコマンドを使用してユーザーを追加します。
userconfig --add <snmp_user> -r <role> -l <list_of_virtual_fabric_ids> -h <home_fabric> -c <chassis_role>
ユーザーがすでに存在する場合は、次のコマンドを使用します。
userconfig --addlf <snmp_user> -l <list_of_virtual_fabrics_ids> -r <role>
すべてのスイッチで SNMP (バージョン 1、2c または 3) を次のように構成します。
すべてのスイッチの SNMP アクセス制御で IP アドレスまたはサブネットを設定します。
すべてのスイッチで SNMP v3 アカウントを構成します。
v3 (AuthNoPriv、noAuthNoPriv) のセキュリティレベル
次の OID に SNMP ユーザーがアクセスできる必要があります。
IF-MIB の OID
ifIndex、ifHCOutOctets、ifHCInOctets
FCMGMT-MID の OID
connUnitPortIndex、connUnitPortStatIndex、connUnitPortNodeWwn、connUnitPortStatCountFBSYFrames、connUnitPortStatCountPBSYFrames、connUnitPortStatCountFRJTFrames、connUnitPortStatCountPRJTFrames、connUnitPortStatCountClass1RxFrames、connUnitPortStatCountClass2RxFrames、connUnitPortStatCountClass3RxFrames、connUnitPortStatCountClass3Discards、connUnitPortStatCountRxMulticastObjects、connUnitPortStatCountTxMulticastObjects、connUnitPortStatCountRxLinkResets、connUnitPortStatCountTxLinkResets、connUnitPortStatCountRxOfflineSequences、connUnitPortStatCountTxOfflineSequences、connUnitPortStatCountLinkFailures、connUnitPortStatCountTxObjects、connUnitPortStatCountInvalidCRC、connUnitPortStatCountInvalidTxWords、connUnitPortStatCountPrimitiveSequenceProtocolErrors、connUnitPortStatCountLossofSignal、connUnitPortStatCountLossofSynchronization、connUnitPortStatCountInvalidOrderedSets、connUnitPortStatCountFramesTooLong、connUnitPortStatCountFramesTruncated、connUnitPortStatCountAddressErrors、connUnitPortStatCountDelimiterErrors、connUnitPortStatCountRxObjects、connUnitPortStatCountEncodingDisparityErrors、connUnitPortStatCountBBCreditZero、connUnitPortStatCountInputBuffersFull
SW-MIB の OID
swFCPortIndex、swConnUnitBadEOF、swConnUnitLCRX、swFCPortTxWords、swFCPortRxWords、swFCPortTxFrames、swFCPortRxFrames、swFCPortTooManyRdys、swFCPortNoTxCredits、swFCPortRxEncInFrs、swFCPortRxCrcs、swFCPortRxTruncs、swFCPortRxTooLongs、swFCPortRxBadEofs、swFCPortRxEncOutFrs、swFCPortC3Discards、swFCPortMcastTimedOuts
MIB へのアクセスは、次のように snmpconfig --show mibcapability コマンドを使用して確認できます。
snmpconfig -snmpconfig --show snmpv3 は、auth および priv プロトコルを使用して構成されたユーザーを表示します。
snmpconfig-show accesscontrol は、アクセスリストの構成を表示します。
snmpconfig --set accesscontrol は、accesscontrol リストを更新し、コレクタ IP またはサブネットを追加するように求めます。
snmpconfig -show mibcapability は、sw-mib、if-mib、fcmgmt-mib を有効として表示する必要があります。