NetBackup IT Analytics ヘルプ
- 第 I 部 NetBackup IT Analytics の導入
- 第 II 部 新機能
- 第 III 部 認定済みの構成
- はじめに
- ポータルとデータベースサーバー
- Data Collector サーバーの構成
- Capacity Manager 構成
- アレイまたは LUN に関するパフォーマンスデータの収集
- EMC Isilon アレイのパフォーマンスメトリック
- NetApp Cluster-Mode のパフォーマンスメトリック
- EMC Symmetrix の拡張パフォーマンスメトリック
- ホストアクセス権限、sudo コマンド、ポート、WMI プロキシの必要条件
- クラウド構成
- Virtualization Manager 構成
- File Analytics 構成
- Fabric Manager 構成
- Backup Manager 構成
- ServiceNow 構成
- 内部 TCP ポートの要件
- 第 IV 部 エンドユーザー
- ポータルについて
- [管理者 (Admin)]タブについて
- インベントリについて
- データを整理するための階層ツールバー
- オブジェクトの表示
- 属性を使用したデータの整理
- レポートの固定 - インベントリオブジェクトを含むレポートの保存
- インベントリリスト表示での属性の割り当て
- レポートについて
- レポートの生成と保守
- レポートのスコープの選択
- 属性ごとのホストのグループ化
- レポートスコープセレクタでのホストの検索
- Backup Manager 詳細スコープセレクタの設定
- ソリューションレポートのスコープセレクタの設定
- レポートの測定単位
- レポートのフィルタロジックのカスタマイズ
- レポートの列の並べ替え
- テーブル形式からグラフへのレポートの変換
- 配布、共有、スケジュール、アラート
- レポートの整理
- 動的テンプレートデザイナーの操作
- 動的テンプレートデザイナーのクイックスタート
- 製品固有の同種テンプレートへの変換
- 動的テンプレート関数の設定
- フィールドビルダーを使用したフィールドの作成
- スコープセレクタコンポーネント - カスタムフィルタ
- 棒グラフ動的テンプレートの構成
- 棒グラフ動的テンプレートの作成手順
- 面グラフまたは積み上げ面グラフの動的テンプレートの構成
- パフォーマンスメトリックの折れ線グラフ
- 折れ線グラフのフィールドの要件
- オブジェクト別折れ線グラフ (グラフごとに 1 つ以上のメトリック)
- メトリック別折れ線グラフ (グラフごとに複数のオブジェクト)
- 積み上げ棒グラフ動的テンプレートの例
- テーブル形式の動的テンプレートを使用したスパークライングラフの作成
- メソッドの追加または編集
- メソッドの検証と保存
- SQL テンプレートデザイナーの操作
- SQL テンプレートのスコープセレクタコンポーネントの構成
- SQL クエリーの例
- 数値、サイズ、日付、時刻の形式
- アラインメント、集計、棒の種類、棒の種類の色
- レポートクエリー作成用のパイプライン関数
- APTlistOfDates
- aptStringConcat
- getServerAttributeValue
- getObjectAttributeValue
- getChildServerGroupContextById
- getServerGroupContextById
- secsToHoursMinSecs
- APTgetTapeDriveStatusName
- getFullPathname
- listJobSummaryAfterRestart
- listJobSummaryAfterRestartNBW
- NetWorker バックアップジョブの listJobSummaryAfterRestart
- listOfBackupWindowDates
- listChargebackCatByVOLSDetail
- listChargebackCatByNcVolDetail
- listChargebackCatByFSDetail (HNAS 用)
- listChargebackCatByFSDetail (EMC Isilon 用)
- listChargebackByLUNSummary
- listChargebackByLUNDetail
- listChargebackCatByLUNSummary
- listChargebackCatByLUNDetail
- アラートの設定
- アラートポリシーの追加または編集
- SNMP の使用について
- ホスト、バックアップサーバー、ホストグループの管理
- NetBackup プライマリサーバー
- 属性とオブジェクトの管理
- ポータルへのアクセスとユーザー権限の提供
- パスワードの設定/リセット
- ユーザーグループホームページの管理 (管理者)
- プライマリスケジュールとバックアップ処理時間帯の構成
- ポリシーの追加、編集、移動
- ソリューション管理
- データ収集の管理と監視
- データ収集タスクについて
- Data Collector の追加または編集
- コレクタと収集状態の確認
- データコレクタのアップグレード
- Capacity Manager ホストデータ収集の操作
- ホストアクセスの必要条件
- クレデンシャルの管理
- ホストの検出と収集ビューに入力するためのホスト検出ポリシーの構成
- ホスト接続の検証
- ホストの検出と収集での検索とエクスポート
- 精査設定の伝播: 精査のコピー、精査の貼り付け
- Veritas NetBackup の検出ポリシー
- システム通知の表示と管理
- 詳細パラメータを使用したカスタマイズ
- アクセス制御の詳細パラメータ
- 一般的なデータ収集の詳細パラメータ
- クラウドデータ収集の詳細パラメータ
- ホストの検出と収集の詳細パラメータ
- Backup Manager の詳細パラメータ
- Capacity Manager の詳細パラメータ
- File Analytics の詳細パラメータ
- Virtualization Manager の詳細パラメータ
- ポータル環境の管理
- ランサムウェアのスコアカードの管理
- ファイルの分析
- ポータルのトラブルシューティング
- 属性継承のオーバーライド
- レポートデータのキャッシュについて
- ポータルについて
- 第 V 部 レポートの参照
- NetBackup IT Analytics の概要
- アラートレポート
- ランサムウェアレポート
- リスク軽減ソリューションレポート
- ストレージ最適化ソリューションレポート
- システム管理レポート
- Oracle ジョブの概要
- Capacity Manager レポート
- アプリケーションの容量レポート
- アレイ容量の使用状況レポート
- アレイの容量と使用状況 (汎用データ)
- アレイの容量と使用状況 (IBM SVC ビュー)
- アレイの容量と使用状況 (IBM XIV ビュー)
- アレイの容量と使用状況 (NetApp ビュー)
- アレイの容量と使用状況 (NetApp クラスタ)
- NetApp ストレージシステムの詳細
- アレイの容量と使用状況 (OpenStack Swift)
- IBM アレイサイトの概略
- IBM アレイの詳細
- LUN の使用状況の概略
- NetApp アグリゲートの詳細
- NetApp Cluster-Mode アグリゲートの詳細
- NetApp プレックスの詳細
- NetApp ボリュームの詳細
- NetApp Cluster-Mode ボリュームの詳細
- NetApp StorageGRID テナントの概略
- 利用可能または再生利用可能な容量レポート
- リスクのある容量レポート
- 容量のチャージバックレポート
- ホスト容量の使用状況レポート
- SnapMirror レポート
- SnapVault レポート
- 容量予測レポート
- ストレージパフォーマンスレポート
- パフォーマンス分析のための Mission Control
- シンプロビジョニングレポート
- Hitachi Dynamic Provisioning プールの使用率
- File Analytics レポート
- Virtualization Manager レポート
- データストアについて
- VM サーバーの詳細
- VM スナップショットの概略
- VM の詳細
- データストアの使用状況の概略
- データストアの詳細 (Datastore Detail)
- Fabric Manager レポート
- ホストからストレージのダッシュボード
- Backup Manager 管理レポート
- エラーログの概略
- ジョブの期間レポート
- Veeam Backup & Replication ジョブの概略レポート (同種)
- Veeam および RMAN のジョブの詳細レポート
- ジョブへのメモの追加
- ジョブのボリュームの概略レポート
- NetBackup 重複排除による MSDP の節約
- バックアップ管理レポート
- ホストの詳細
- IBM Spectrum Protect (TSM) ストレージプールダッシュボード
- ジョブヒストグラム
- プライマリサーバー、メディアサーバー、クライアントにある EEB のレポート
- バックアップメディア管理レポート
- バックアップサービス内容合意書 (SLA) レポート
- バックアップストレージの使用状況レポート
- Backup Manager 予測レポート
- バックアップの請求レポートと使用状況レポート
- バックアップポリシーレポート
- HP Data Protector バックアップ仕様の詳細
- パブリッククラウドレポート
- AWS レポート
- Microsoft Azure レポート
- 第 VI 部 NetBackup IT Analytics Exporter のインストールと構成
- 第 VII 部 Data Collector のインストールとトラブルシューティング
- Data Collector ソフトウェアのインストール
- データ収集の検証
- Data Collector のアンインストール
- 手動での Data Collector の開始
- Data Collector のトラブルシューティング
- ホストリソース: 標準 SSH を使用したホスト接続の確認
- ホストリソース: ホストリソース設定ファイルの生成
- SSH のパラメータの構成
- ポリシーとレポートスケジュールのための CRON 式
- VCS と Veritas NetBackup を使用した Data Collector クラスタリング (RHEL 7)
- VCS と Veritas NetBackup を使用した Data Collector クラスタリング (Windows)
- MSCS 環境への NetBackup IT Analytics Data Collector のインストールと設定
- メッセージリレーサーバーの証明書を生成するためのメンテナンスシナリオ
- Data Collector ソフトウェアのインストール
- 第 VIII 部 Cohesity NetBackup 用の Data Collector インストールおよび構成
- はじめに
- NetBackup プライマリサーバーでの NetBackup IT Analytics 分散型 Data Collector の構成
- クラスタ化されていない NetBackup 10.4 以降のプライマリサーバーでの Data Collector の構成
- クラスタ化されていない NetBackup 10.1.1、10.2、10.2.01、10.3 または 10.3.0.1 プライマリサーバーでの Data Collector の構成
- Veritas NetBackup Data Collector ポリシーの構成
- Data Collector ソフトウェアのインストール
- SSL の構成
- NetBackup 用の集中型 Data Collector - 前提条件、インストール、構成
- ステップ 1: オペレーティングシステムを選択し、前提条件を満たす
- ステップ 5: SSH/WMI
- Data Collector のローカルでのアップグレード
- VCS と Veritas NetBackup を使用した Data Collector クラスタリング (RHEL)
- VCS と Veritas NetBackup を使用した Data Collector クラスタリング (Windows)
- MSCS への NetBackup IT Analytics Data Collector のインストールと設定
- Data Collector ポリシーの移行
- Veritas NetBackup Appliance のインストール前の設定
- Veritas Flex Appliance のインストール前の設定
- Data Collector のトラブルシューティング
- ホストリソース: 標準 SSH を使用したホスト接続の確認
- ホストリソース: ホストリソース設定ファイルの生成
- SSH のパラメータの構成
- 付録 B. アプライアンスの構成
- 付録 C. ファイアウォールの構成: デフォルトのポート
- 付録 D. ポリシーとレポートスケジュールのための CRON 式
- 付録 E. メッセージリレーサーバーの証明書を生成するためのメンテナンスシナリオ
- 第 IX 部 Data Collector のインストールと構成
- はじめに
- Data Collector をインストールおよび構成する
- Data Collector ソフトウェアのインストール
- SSL の構成
- 第 X 部 データ保護
- Veritas Backup Exec 用の構成
- Cohesity DataProtect 用の構成
- Commvault Simpana 用の構成
- Commvault データベースへの TCP/IP アクセスを開く
- CommServe サーバーでの読み取り専用ユーザーの設定
- EMC Avamar 用の構成
- EMC Data Domain バックアップ用の構成
- Dell EMC NetWorker Backup & Recovery 用の構成
- 汎用バックアップデータのインポート
- 汎用バックアップ用の構成
- HP Data Protector 用の構成
- アーキテクチャの概要 (HP Data Protector)
- Cell Manager (HP Data Protector) でのデータコレクタサーバーの構成
- IBM Spectrum Protect (TSM) 用の構成
- アーキテクチャの概要 (IBM Spectrum Protect - TSM)
- IBM Spectrum Protect (TSM) の情報のインポート
- NAKIVO Backup & Replication 用の構成
- Oracle Recovery Manager (RMAN) 用の構成
- Rubrik Cloud Data Management 用の構成
- Veeam Backup & Replication 用の構成
- 付録 F. 履歴イベントのロード
- Veritas NetBackup イベントのロード
- 第 XI 部 ストレージ (容量)
- 計算リソース用の構成
- Dell EMC Elastic Cloud Storage (ECS) 用の構成
- Dell EMC Unity 用の構成
- EMC Data Domain Storage 用の構成
- EMC Isilon 用の構成
- EMC Symmetrix 用の構成
- EMC VNX Celerra 用の構成
- EMC VNX CLARiiON 用の構成
- EMC VPLEX 用の構成
- EMC XtremIO 用の構成
- FUJITSU ETERNUS Data Collector 用の構成
- Hitachi Block 用の構成
- Hitachi Content Platform (HCP) 用の構成
- Hitachi Content Platform システム管理コンソール
- Hitachi Content Platform テナント管理コンソール
- Hitachi NAS 用の構成
- Hitachi Vantara All-Flash および Hybrid Flash Storage 用の構成
- ホストインベントリの構成
- ホストアクセス権限、sudo コマンド、ポート、WMI プロキシの必要条件
- ホストインベントリに入力するためのホスト検出ポリシーの構成
- ホスト接続の検証
- ホストインベントリ検索とホストインベントリのエクスポート
- ホストの精査の構成および編集
- 精査設定の伝播: 精査のコピー、精査の貼り付け
- HP 3PAR 用の構成
- HP EVA 用の構成
- HPE Nimble Storage 用の構成
- HPE StoreOnce 用の構成
- IBM Enterprise 用の構成
- IBM COS 用の構成
- IBM SVC 用の構成
- IBM XIV 用の構成
- Microsoft Windows Server 用の構成
- NetApp-7 用の構成
- NetApp StorageGRID 用の構成
- NetApp Cluster 用の構成
- NetApp E シリーズ用の構成
- NEC HYDRAstor 用の構成
- Pure Storage FlashArray 用の構成
- 第 XII 部 計算 (仮想化とホスト収集)
- 第 XIII 部 クラウド
- Amazon Web Services (AWS) 用の構成
- Google Cloud Platform 用の構成
- OpenStack Ceilometer 用の構成
- OpenStack Swift 用の構成
- Microsoft Azure 用の構成
- 第 XIV 部 ファブリック
- 第 XV 部 File Analytics
- File Analytics 用の構成
- File Analytics エクスポートフォルダのサイズとフォルダの深さ
- 第 XVI 部 データ収集の検証とトラブルシューティング
- データ収集の検証
- Data Collector のトラブルシューティング
- ホストリソース: 標準 SSH を使用したホスト接続の確認
- ホストリソース: ホストリソース設定ファイルの生成
- SSH のパラメータの構成
- Data Collector のアンインストール
- 第 XVII 部 システム管理
- 更新の準備
- データのバックアップとリストア
- NetBackup IT Analytics の監視
- REST API を使用した NetBackup IT Analytics レポートへのアクセス
- NetBackup の推定テープ容量の定義
- ホストグループ管理の自動化
- ホストオペレーティングシステムのプラットフォームとバージョン別のカテゴリ化
- ホストとホストグループ間の関係のロード
- NetBackup ユーティリティの自動化
- ユーティリティを自動的に実行するためのスケジュール設定
- 属性管理
- 汎用バックアップデータのインポート
- バックアップジョブの上書き
- ホストデータ収集の管理
- ポータルのシステム設定
- パフォーマンスプロファイルスケジュールのカスタマイズ
- ポータルアクセス用の LDAP および SSO 認証
- Oracle Database のユーザーパスワードの変更
- CyberArk との統合
- NetBackup IT Analytics のチューニング
- レポートメトリックの定義
- ログファイルの操作
- ポータルとデータコレクタのログファイル: ログ記録の削減
- Data Collector のログファイルの命名規則
- ポータルのログファイル
- SNMP トラップアラート
- SSL 証明書の構成
- ポータルまたはデータ収集 SSL のための仮想ホストの構成
- ポータルサーバーのキーストア
- ポータルプロパティ: 形式とポータルのカスタマイズ
- SDK データベースオブジェクトのデータ保持期間
- データの集計
- トラブルシューティング
- 付録 G. Oracle での Kerberos ベースのプロキシユーザーの認証
- 付録 H. NetBackup IT Analytics ポータルとデータレシーバでの TLS 対応 Oracle データベースの構成
- 付録 I. Kubernetes およびアプライアンス上の NetBackup 向けの NetBackup IT Analytics
- 第 XVIII 部 ライセンス
- ライセンスのインストールとガイドライン
- ライセンスの概要
- 現在のライセンス構成の確認
- Storage Suite
- Protection Suite
- Backup Manager
- Backup Manager
- Complete Suite
- ライセンスの管理
- オブジェクトを除外するためのデータコレクタポリシーの構成
- コマンドラインからのライセンス管理
- トラブルシューティング
- ライセンスのインストールとガイドライン
- 第 XIX 部 インベントリレポートおよび操作
- 第 XX 部 OpsCenter 移行
Brocade スイッチ Data Collector ポリシー
ポリシーの追加前: Data Collector ポリシーの追加先となる Data Collector がポータル内に存在する必要があります。
特定のベンダーの特定の前提条件とサポート対象の構成については、『認定構成ガイド』を参照してください。
ポリシーの追加後: ポリシーによっては、[コレクタ管理 (Collector Administration)]ページの処理バーの[実行 (Run)]ボタンを使用して、オンデマンドで収集を実行できます。[実行 (Run)]ボタンは、ポリシーベンダーがサポートされている場合にのみ表示されます。
オンデマンド収集では、収集を実行する精査とデバイスを選択できます。この処理によって、スケジュール設定された実行と同じデータと、トラブルシューティングのためのログ情報が収集されます。精査の説明については、ポリシーを参照してください。
収集方法が REST API の場合 / コマンドラインインターフェース:
Brocade スイッチを使用した収集方法は、Fabric OS バージョン v8.2.1 以上をサポートします。
コマンドラインインターフェースを使用した収集方法は、Brocade スイッチのバージョン v7.4.2h 以上をサポートします。
[通知内容の精査 (Indications Probe)]チェックボックスにチェックマークが付いている場合、Brocade CIM の指示の代わりに SNMP トラップが収集されます。次の 4 つの SW トラップがサポートされています。
swFCPortScn
swStateChangeTrap
swDeviceStatusTrap
swEventTrap
通知内容の精査が実行されると、ポリシーの SNMP フィールドの変更が精査に反映されるまでに約 2 分かかります。
[Brocade REST API サーバーアドレス (Brocade REST API Server Address(es))]、[Brocade スイッチ Data Collector ポリシー (Brocade Switch Data Collector Policy)]で、スイッチの IP アドレスまたは完全修飾スイッチ名を構成します。
構成したスイッチはアクセス可能である必要があります。スイッチにアクセスできない場合、収集は失敗します。ファブリック内のスイッチにアクセスできない場合、コレクタはスイッチに接続することなく収集できる、そのスイッチの基本情報を収集します。
メモ:
構成済みのスイッチの場合、コレクタはファブリック内の他のすべてのスイッチからスイッチの情報も収集します。コレクタは、ポリシーで構成されているのと同じユーザー ID とパスワードを使用して、他のスイッチに接続します。
収集方法がコマンドラインインターフェースの場合は、[Brocade サーバーアドレス (Brocade Server Address)]フィールドに、プリンシパルスイッチのスイッチ IP アドレスまたは完全修飾スイッチ名を追加します。
収集方法がコマンドラインインターフェースの場合、Brocade スイッチの TCP ポート 22 と UDP ポート 161 が開いていて、Data Collector にアクセスできる必要があります。
論理スイッチの取得中にスイッチにアクセスできない場合、コレクタはそのスイッチに対する警告メッセージをログに記録します。
ポリシーを追加するには
- [管理 (Admin)]、[データ収集 (Data Collection)]、[コレクタ管理 (Collector Administration)]の順に選択します。現在構成されているポータル Data Collector が表示されます。
- 必要に応じてコレクタを検索します。
- リストから Data Collector を選択します。
- [ポリシーの追加 (Add Policy)]をクリックし、メニューでベンダー固有のエントリを選択します。
ベストプラクティス: 相互接続されたスイッチは同じ Data Collector ポリシーで構成する必要があります。
- パラメータを入力するか、選択します。必須パラメータにはアスタリスク (*) が付いています。
フィールド
説明
サンプル値
コレクタドメイン (Collector Domain)
コレクタのバックアップポリシーが追加されるコレクタのドメイン。これは読み取り専用フィールドです。デフォルトでは、新しいポリシーのドメインはコレクタのドメインと同じになります。このフィールドは、コレクタを追加するときに設定されます。
ポリシードメイン (Policy Domain)
[コレクタドメイン (Collector Domain)]は、Data Collector のインストール処理中に指定されたドメインです。[ポリシードメイン (Policy Domain)]は、Data Collector 用に構成されるポリシーのドメインです。[ポリシードメイン (Policy Domain)]は、[コレクタドメイン (Collector Domain)]と同じ値に設定する必要があります。
ドメインは、ホストグループ階層の最上位を識別します。新しく検出されたホストはすべて、[ポリシードメイン (Policy Domain)]に関連付けられている root ホストグループに追加されます。
通常は、1 つの[ポリシードメイン (Policy Domain)]のみがドロップダウンリストで利用可能になります。マネージドサービスプロバイダの場合、顧客ごとに独自のホストグループ階層を持つ一意のドメインが存在します。
ドメイン名を見つけるには、ログイン名をクリックし、メニューの[マイプロファイル (My Profile)]を選択します。ドメイン名はプロファイル設定に表示されています。
yourdomain
収集方法 (Collection Method)
収集方法では、Brocade スイッチに接続するためのインターフェースを設定します。
選択できるオプションは次のとおりです。
SMI-S: SMI-S オプションを選択した場合は、Brocade SMI エージェントアドレスを指定します。
REST API: REST API オプションを選択した場合は、Brocade REST API サーバーアドレスを指定します。
コマンドラインインターフェース (Command Line Interface): コマンドラインインターフェースを選択した場合は、Brocade スイッチサーバーアドレスを指定します。
Brocade サーバーアドレス (Brocade Server Address)*:
このフィールドは、収集方法がコマンドラインインターフェースの場合に有効になります。
Brocade スイッチのプリンシパルスイッチの IP アドレスまたは完全修飾スイッチ名を 1 つのみ指定します。
メモ:
ポート番号はオプションです。<ip_address>[:port_number] の形式にする必要があります。
Brocade SMI エージェントのアドレス (Brocade SMI Agent Address) *
このフィールドは、収集方法が SMI-S の場合に有効になります。
Brocade SMI エージェントの IP アドレスとポート番号を「<IP アドレス>:ポート番号」の形式で入力します。デフォルトのポート番号 5988 (http) または 5989 (https) を使用する場合、ポート番号は必要ありません。
192.1.1.1
Brocade REST API サーバーアドレス *
このフィールドは、収集方法が REST API の場合に有効になります。
Brocade スイッチのプリンシパルスイッチの IP アドレスまたは完全修飾スイッチ名を指定します。
メモ:
ポート番号は省略可能です。<ip_address>[:port_number] の形式にする必要があります。
192.1.1.1:8080
ユーザー ID* (User ID*)
スイッチにアクセスするには、ユーザー ID とパスコードを使用します。通常これは管理者権限を持つものにしますが、表示専用ユーザーの権限以上である必要があります。
Administrator
パスワード* (Password*)
パスワードを指定します。
メモ:
パスワードは、データベースに保存する前に暗号化され、アプリケーションのどの部分にも表示されません。
Password1
パスワードの再入力 (Repeat Password)
[パスワード (Password)]フィールドに指定したパスワードを再入力します。
スイッチを除外 (Exclude Switches)
スイッチの WWN を入力します (例: 10:00:00:60:69:90:04:9F, 100000606990049F)
WWN 内のコロンは必須ではありません。カンマ区切りのリストがサポートされています。
メモ:
REST API の場合、プリンシパルスイッチは除外できません。
10:00:00:60:69:90:04:9F, 100000606990049F
SNMP バージョン (SNMP Version)
収集方法が REST API で、通知内容の精査またはアクティブな FC ポート統計情報が選択されている場合は、SNMP バージョンが有効になります。
SNMP トラップを受信するようにスイッチで設定されている SNMP のバージョンを選択します。選択できるオプションは次のとおりです。
v1
v2c
v3
通知内容の精査 (Indications Probe)
収集方法が REST API の場合、SNMP トラップの詳細が収集されます。
収集方法が SMI-S の場合、CIM 通知の詳細が収集されます。
コミュニティ名/セキュリティ名 (Community Name/Security Name)
このフィールドは、収集方法が REST API で、通知内容の精査が有効な場合に有効です。
SNMP のバージョンが v1/v2c の場合は SNMP コミュニティ名、スイッチで設定されている SNMP のバージョンが v3 の場合は SNMP のセキュリティ名を指定します。
public, snmpadmin1
スイッチの詳細 (Switch Details)
スイッチの詳細を収集するには、このチェックボックスにチェックマークを付けます。
時計アイコンをクリックして、スケジュールを作成します。分、時、日、週、月単位の間隔でスケジュールを作成できます。ネイティブ CRON 文字列の高度な使用も可能です。
CRON 式の例:
*/30 * * * * は、30 分間隔を意味します。
*/20 9-18 * * * は、午前 9 時から午後 6 時までの間、20 分間隔を意味します。
*/10 * * * 1-5 は、月曜から金曜日までの 10 分間隔を意味します。
メモ:
コレクタポリシーに設定された明示的なスケジュールは、コレクタサーバーの時間に対して相対的です。間隔を指定したスケジュールは、Data Collector の再起動時刻を基準にしています。
アクティブな FC ポート統計情報 (FC Port statistics Active)
FC ポートの統計情報を収集する場合は、このチェックボックスにチェックマークを付けます。これはパフォーマンスに影響する可能性がありますが、FC ポート統計情報のスケジュールで最適化できます。
時計アイコンをクリックして、スケジュールを作成します。
メモ (Notes)
Data Collector ポリシーのメモを入力または編集します。最大文字数は 1024 文字です。ポリシーのメモは、特定のベンダーのポリシー情報とともに保持され、[コレクタ管理 (Collector Administration)]ページにも検索可能な列として表示されます。
SNMP ポート (SNMP Port)
収集方法が REST API で、通知内容の精査が有効な場合は、SNMP ポートが有効になります。
SNMP トラップを受信するスイッチで構成されているコレクタの UDP ポート番号を指定します。
8163
セキュリティレベル (Security Level)
このフィールドは、収集方法が REST API で、通知内容の精査が有効であり、SNMP バージョンが v3 の場合に有効です。
スイッチで構成されている SNMP のセキュリティレベルを選択します。選択できるオプションは次のとおりです。
noAuthNoPriv: noAuthNoPriv オプションが選択されている場合、認証とプライバシーは無効です。
authNoPriv: authNoPriv オプションが選択されている場合は、認証プロトコルと認証パスワードを指定します。プライバシーは無効です。
authPriv: authPriv オプションが選択されている場合は、認証プロトコル、認証パスワード、プライバシープロトコル、プライバシーパスワードを指定します。
認証プロトコル (Authentication Protocol)
このフィールドは、収集方法が REST API で、通知内容の精査が有効であり、セキュリティレベルが authNoPriv または authPriv の場合に有効です。
SNMP 認証プロトコルを選択します。選択できるオプションは、MD5 と SHA です。
認証パスワード (Authentication Password)
このフィールドは、収集方法が REST API で、通知内容の精査が有効であり、セキュリティレベルが authNoPriv の場合に有効です。
SNMP 認証パスワードを指定します。
Password1
プライバシープロトコル (Privacy Protocol)
このフィールドは、通知内容の精査が有効であり、セキュリティレベルが authPriv の場合に有効です。
SNMP プライバシープロトコルを選択します。選択できるオプションは、DES と AES128 です。
プライバシーパスワード (Privacy Password)
このフィールドは、通知内容の精査が有効であり、セキュリティレベルが authPriv の場合に有効です。
SNMP プライバシーパスワードを指定します。
Password1
クレデンシャルの上書き (Credentials Override)
デフォルトのクレデンシャルを上書きするスイッチを設定します。[追加 (Add)]をクリックしてスイッチのクレデンシャルを追加します。スイッチを選択し、[編集 (Edit)]をクリックしてクレデンシャルを更新します。
メモ:
スイッチのクレデンシャルを削除するには、適切なスイッチを選択し、[削除 (Delete)]をクリックしてクレデンシャルを削除します。
テスト接続 (Test Connection)
テスト接続は、REST API オプションが収集方法として選択されている場合にサポートされます。
ポリシーで構成されているようにスイッチに接続されている Data Collector の詳細がテスト接続メッセージに表示されます。
- 収集方法がコマンドラインインターフェース (CLI) の場合、クレデンシャルの上書きをポリシーに追加することができます。[追加 (Add)]または[編集 (Edit)]をクリックし、パラメータを指定します。
フィールド
説明
サンプル値
サーバーのアドレス (Server Address)
Brocade スイッチの IP アドレスまたは完全修飾スイッチ名を指定します。
SSH クレデンシャルの上書き (Override SSH credentials)
SSH クレデンシャルの上書きを有効にする場合に選択します。
ユーザー ID (User ID)
ユーザー ID を指定します。
管理者
パスワード/パスワードの再入力 (Password/Repeat password)
パスワードを指定します。[パスワードの再入力 (Repeat password)]フィールドに同じパスワードを入力します。
メモ:
パスワードは暗号化されます。
SNMP クレデンシャルの上書き (Override SNMP credentials)
SNMP クレデンシャルの上書きを有効にする場合に選択します。
SNMP バージョン (SNMP version)
適切な SNMP バージョンを次から選択します。
V1
V2c
V3
コミュニティ名/セキュリティ名 (Community name/Security name)
コミュニティ名 (Community name): 選択したバージョンが V1 または V2c である場合に指定します。
セキュリティ名 (Security name): 選択したバージョンが V3 である場合に指定します。
public
snmpadmin1
セキュリティレベル (Security level)
このフィールドは、選択した SNMP バージョンが V3 の場合にのみ有効になります。
スイッチで構成されている適切なセキュリティレベルを選択します。選択できるオプションは次のとおりです。
noAuthNoPriv: noAuthNoPriv オプションが選択されている場合、認証とプライバシーは無効です。
authNoPriv: authNoPriv オプションが選択されている場合は、認証プロトコルと認証パスワードを指定します。プライバシーは無効です。
authPriv: authPriv オプションが選択されている場合は、認証プロトコル、認証パスワード、プライバシープロトコル、プライバシーパスワードを指定します。
認証プロトコル (Authentication protocol)
このフィールドは、セキュリティレベルに authNoPriv または authPriv が選択されている場合に有効になります。
適切な SNMP 認証プロトコルを次のオプションから選択します。
MD5
SHA
認証パスワード (Authentication password)
認証プロトコルを構成したら、SNMP 認証パスワードを指定します。
password1
プライバシープロトコル (Privacy protocol)
このフィールドは、セキュリティレベルに authPriv が選択されている場合に有効になります。
適切な SNMP プライバシープロトコルを次のオプションから選択します。
DES
AES128
プライバシーパスワード (Privacy password)
プライバシープロトコルを構成したら、SNMP プライバシープロトコルのパスワードを指定します。
password1