NetBackup IT Analytics システム管理者ガイド

Microsoft Exchange 組織への属性の割り当て方法

1. ポータルサーバーにログインします。
2. コマンドラインで、次のコマンドを入力します。

   su - aptare

3. コマンドラインで、sqlplus を起動します。

   sqlplus <pwd>/<pwd>@//localhost:1521/scdb

   • 例: sqlplus portal/portal@//localhost:1521/scdb

4. SQL プロンプトで次を実行します。

   SQL> Execute load_package.loadExchOrgAttributeFile('pathname_and_filename', 
   'domain_name',exchange_org_column_num,host_name_column_num,
   'log_path_name','log_file_name','check_valid_value');

   説明:

   'pathname_and_filename'	CSV ファイルの絶対パスとファイル名 (一重引用符で囲む)。 Windows の例: 'c:\config\MSExchangeAttributes.csv' Linux の例: '/config/MSExchangeAttributes.csv'
   'domain_name'	ホストグループとホストが存在する NetBackup IT Analytics ドメインの名前 (一重引用符で囲む)。例: 'DomainEMEA'
   exchange_org_column_num	MS Exchange 組織が一覧に示された CSV ファイルの列番号。例: 1
   host_name_column_num	ホスト名が一覧に示された CSV ファイルの列番号。例: 2
   'log_path_name'	ログファイルが作成または更新される場所の絶対パス (一重引用符で囲む)。このディレクトリへの書き込みアクセス許可があることを確認します。 オプション: ログのパスとファイル名が指定されていない場合、ログレコードは scon.log と scon.err に書き込まれます。 例: 'c:\configs'
   'log_file_name'	一重引用符で囲まれたログファイルの名前。 オプション: ログのパスとファイル名が指定されていない場合、エントリは scon.log と scon.err に書き込まれます。 例: 'MSExchangeAttributes.log'
   'check_valid_value'	一重引用符で囲まれた 'Y' または 'N'。 Y: 属性値が存在するかどうかを確認します。ユーティリティは、属性値が無効であると判断した場合、この行をスキップし、属性値を Exchange 組織に割り当てません。 N: 属性値が存在することを確認せずに更新します。このオプションが選択されることはほとんどありませんが、値なしで (ユーザーインターフェースをバイパスするスクリプトを使用して) 属性が作成される可能性がある特定の顧客環境で使用できます。

   例:

   SQL> Execute load_package.loadExchOrgAttributeFile('/config/MSExchangeAttributes.csv', 'DomainEMEA',1,2,'/config/logs','MSExchangeAttributes.log','Y');

5. ログファイルで状態とエラーを確認します。
6. ポータルサービスを再起動して、新しく追加した属性を動的テンプレートデザイナーで使用できるようにします。