Enterprise Vault™ PowerShell Cmdlet
- Enterprise Vault PowerShell cmdlet の概要
- アーカイブ: Exchange
- アーカイブ: FSA
- アーカイブ: Skype for Business
- アーカイブ: SMTP
- バックアップ
- 分類
- データベース
- IMAP アクセス
- インデックス
- レコード管理
- 保持計画
- 役割ベースの管理
- サイトおよびサーバー
- タスクおよびサービス
- ボルトストアおよびアーカイブ
Clear-VaultStoreBackupMode
Clear-VaultStoreBackupMode は、1 つのボルトストア、ボルトストアグループのすべてのボルトストア、サイトのすべてのボルトストアのバックアップモードのカウントを減らします。
Enterprise Vault は、ボルトストアごとのバックアップモード要求数のカウントを管理します。 たとえば、環境で並行バックアップスクリプトを使用する場合、バックアップモードのカウントは 1 より大きくなります。 バックアップモードは、バックアップモードのカウントが 0 に減るまでクリアされません。
Clear-VaultStoreBackupMode は、Veritas.EnterpriseVault.PowerShell.Snapin.dll
スナップインから利用できます。
Clear-VaultStoreBackupMode [-Name] <String> [-EVServerName] <String> [-EvObjectType] <EVObjectType> [-ForceClearBackupMode <Boolean>] [-SuppressConfirm] [<CommonParameters>]
Clear-VaultStoreBackupMode -EntryId <String> [-ForceClearBackupMode <Boolean>] [-SuppressConfirm] [<CommonParameters>]
表: Clear-VaultStoreBackupMode パラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
-Name (必須) | ボルトストア、ボルトストアグループ、またはサイトの名前。 |
-EVServerName (必須) | ボルトストア、ボルトストアグループ、またはサイトを所有する Enterprise Vault サーバー。 ID ではなく名前でボルトストア、ボルトストアグループ、またはサイトを指定する場合、このパラメータを指定する必要があります。 これにより、Clear-VaultStoreBackupMode はボルトストア、ボルトストアグループ、またはサイトの ID を見つけることができます。 |
-EvObjectType (必須) | Name パラメータによって渡されるオブジェクトの種類。 有効な値は、VaultStore、VaultStoreGroup、Site です。 ID ではなく名前でボルトストア、ボルトストアグループ、またはサイトを指定する場合、このパラメータを指定する必要があります。 |
-EntryId (必須) | ボルトストア、ボルトストアグループ、またはサイトの ID。 |
-ForceClearBackupMode | -ForceClearBackupMode:$true を使用して、バックアップモードを強制的にクリアします。 Clear-VaultStoreBackupMode は既存のバックアップモードのカウントを無視し、0 に設定します。 |
-SuppressConfirm | -SuppressConfirm を使用して、-ForceClearBackupMode:$true の使用時に確認のメッセージが表示されないようにします。 このパラメータは、-ForceClearBackupMode:$true の使用時にのみ利用可能です。 |
Clear-VaultStoreBackupMode VS1 EVServer-Win2k3 VaultStore
ボルトストア VS1 のバックアップモードのカウントを減らします。
Clear-VaultStoreBackupMode VS1 EVServer-Win2k3 VaultStore -ForceClearBackupMode:$true
ボルトストア VS1 からバックアップモードを強制的にクリアします。 Clear-VaultStoreBackupMode は既存のバックアップモードのカウントを無視し、0 に設定します。この例では、Windows PowerShell は cmdlet を実行する前に確認のためのメッセージを表示します。
Clear-VaultStoreBackupMode VS1 EVServer-Win2k3 VaultStore -ForceClearBackupMode:$true -SuppressConfirm
ボルトストア VS1 からバックアップモードを強制的にクリアします。 Clear-VaultStoreBackupMode は既存のバックアップモードのカウントを無視し、0 に設定します。この例では、Windows PowerShell は cmdlet を実行する前に確認のためのメッセージを表示しません。
Clear-VaultStoreBackupMode VSG1 EVServer-Win2k3 VaultStoreGroup
ボルトストアグループ VSG1 のすべてのボルトストアのバックアップモードのカウントを減らします。
Clear-VaultStoreBackupMode Site1 EVServer-Win2k3 Site
Site1 のすべてのボルトストアのバックアップモードのカウントを減らします。
Clear-VaultStoreBackupMode -EntryId 1F3...Domain.local
指定済みの ID があるオブジェクトのバックアップモードのカウントを減らします。 ID はボルトストア、ボルトストアグループ、またはサイトのものである場合があります。
ボルトストアの ID を指定すると、バックアップモードのカウントがそのボルトストアで減少します。
ボルトストアグループまたはサイトの ID を指定すると、バックアップモードカウントはグループまたはサイトに属するボルトストアで減少します。
完了時に確認メッセージが表示されます。
Clear-IndexLocationBackupModeを参照してください。
Get-IndexLocationBackupModeを参照してください。
Set-IndexLocationBackupModeを参照してください。
Get-VaultStoreBackupModeを参照してください。
Set-VaultStoreBackupModeを参照してください。