Enterprise Vault™ PowerShell Cmdlet
- Enterprise Vault PowerShell cmdlet の概要
- アーカイブ: Exchange
- アーカイブ: FSA
- アーカイブ: Skype for Business
- アーカイブ: SMTP
- バックアップ
- 分類
- データベース
- IMAP アクセス
- インデックス
- レコード管理
- 保持計画
- 役割ベースの管理
- サイトおよびサーバー
- タスクおよびサービス
- ボルトストアおよびアーカイブ
Get-EVIMAPUserSettings
Get-EVIMAPUserSettings は、指定したユーザー SID の IMAP/SMTP クライアント設定を取得します。
Get-EVIMAPUserSettings は、Veritas.EnterpriseVault.PowerShell.AdminAPI.dll
スナップインから利用できます。
Get-EVIMAPUserSettings -SID [-FullFormatUserName [<SwitchParameter>]] [<CommonParameters>]
表: Get-EVIMAPUserSettings パラメータ
パラメータ | 説明 |
---|---|
-SID (必須) | IMAP 設定を表示する Active Directory ユーザーの SID (セキュリティ識別子)。 |
-FullFormatUserName | 指定すると、cmdlet からの出力に、ユーザーがアクセス可能な各アーカイブに対するユーザーのアカウント名の完全形式バージョンが示されます。この完全形式バージョンでは、EMEA\JohnDoe\1962 のようにユーザーのログオン名の後に識別子を追加します。パラメータを省略すると、出力で、ユーザーのデフォルトの IMAP アーカイブに対するログオン名からの識別子が省略されます。ただし、ユーザーがアクセス可能な他のアーカイブの識別子は表示されます。 詳しくは、『IMAP のセットアップガイド』を参照してください。 |
Get-EVIMAPUserSettings S-1-5-21-750406912-2207124990-322363385-3682
SID パラメータによって表されるユーザーにアクセス権があるアーカイブの IMAP/SMTP サーバー設定を返します。
Get-EVIMAPUserSettings S-1-5-21-750406912-2207124990-322363385-3682 -FullFormatUserName
SID パラメータによって表されるユーザーにアクセス権があるアーカイブの IMAP/SMTP サーバー設定を返します。デフォルトの IMAP アーカイブの設定では、ユーザー名の一部として識別子が表示されます。-FullFormatUserName パラメータを使わない場合、識別子はデフォルトの IMAP アーカイブに表示されず、ユーザーがアクセスできる追加のアーカイブにのみ表示されます。ユーザー名の識別子について詳しくは、『IMAP のセットアップガイド』を参照してください。
表: Get-EVIMAPUserSettings プロパティ は、利用可能なプロパティを一覧表示します。
表: Get-EVIMAPUserSettings プロパティ
名前 | 種類 | 説明 |
---|---|---|
Archivename | 文字列 | ユーザーのアーカイブの名前。 |
ArchiveOwner | Boolean | ユーザーがアーカイブの所有者であるかどうか示します。 設定可能な値: $true (ユーザーはアーカイブを所有します)、$false (ユーザーはアーカイブを所有しません) |
ArchiveType | 文字列 | アーカイブの種類。 設定可能な値は次のとおりです: "Exchange"、"Internet Mail" |
IMAP_Connection_Security | 文字列 | IMAP 接続に使用するセキュリティ。 STARTTLS と TLS プロトコルの両方がサポートされます。 |
IMAP_Password | 文字列 | アーカイブへの接続時に使用するアカウントのパスワードを指定します。 |
IMAP_Port | Int32 | IMAP 接続に使用するポート番号。 |
IMAP_Server | 文字列 | 接続する IMAP サーバー。 |
IMAP_UserName | 文字列 | IMAP サーバーへの接続時に使用するアカウント名。 -FullFormatUserName パラメータを設定すると、デフォルトの IMAP アーカイブの設定で、ユーザー名の一部として識別子が表示されます。-FullFormatUserName パラメータを使わない場合、識別子はデフォルトの IMAP アーカイブに表示されず、ユーザーがアクセスできる追加のアーカイブにのみ表示されます。 メモ: デフォルトの IMAP アーカイブを削除した場合、別のアーカイブが新しいデフォルトとして選択されることはありません。他のアーカイブにログオンする際のユーザー名には、常に識別子が含まれます。 |
ReadyForIMAP | Boolean | メタデータストアがアーカイブのために構築されたかどうか示します。 設定可能な値: $true (メタデータストアは構築されました)、$false (メタデータストアはまだ構築されていません) インターネットメールアーカイブには常にメタデータストアがあります。そのため、ReadyForIMAP はインターネットメールアーカイブに対して常に True です。 |
SMTP_Connection_Security | 文字列 | SMTP 接続に使用するセキュリティの種類。 STARTTLS と TLS プロトコルの両方がサポートされます。 |
SMTP_Password | 文字列 | 設定可能な値: "SMTPアカウントユーザー名" (SMTPサーバーに認証が必要です)、"適用なし" (SMTP サーバーに認証は不要です) |
SMTP_Port | Int32 | SMTP 接続に使用するポート。 |
SMTP_Server | 文字列 | 接続する SMTP サーバー。 |
SMTP_UserName | 文字列 | SMTP サーバーで認証が必要な場合、この文字列には "SMTP アカウントユーザー名" が含まれています。 |
WindowsUser | 文字列 | IMAP サーバーへの接続に使用する Windows アカウント。 |
Get-EVComputersを参照してください。
Set-EVIMAPServerDisabledを参照してください。
Set-EVIMAPServerEnabledを参照してください。
Get-EVIMAPUsersを参照してください。