Veritas NetBackup™ ログリファレンスガイド
- ログの使用
- バックアッププロセスおよびログ記録
- メディア、デバイスプロセスおよびログ記録
- リストアプロセスおよびログ記録
- 高度なバックアップおよびリストア機能
- ストレージのログ記録
- NetBackup 重複排除ログ
- OpenStorage Technology (OST) のログ記録
- SLP (Storage Lifecycle Policy) および自動イメージレプリケーション (A.I.R.) のログ記録
- スナップショット技術
- ログの場所
- Java ベースの管理コンソールのログ記録
統合ログファイルの再利用について
最も古いログファイルの削除は再利用と呼ばれます。 統合ログファイルを次のように再利用できます。
NetBackup でのログの保持についてを参照してください。
ログファイルの数を制限する | NetBackup が保持するログファイルの最大数を指定します。 ログファイルの数が最大数を超えると、最も古いログファイルがログクリーンアップ時に削除対象になります。 vxlogcfg コマンドの NumberOfLogFiles オプションでその数を定義します。 次の例では、NetBackup (プロダクト ID 51216) の各統合ログオリジネータに許可されるログファイルの最大数を 8000 に設定しています。特定のオリジネータのログファイルの数が 8000 を超えると、最も古いログファイルがログクリーンアップ時に削除対象になります。 # vxlogcfg -a -p 51216 -o ALL -s NumberOfLogFiles=8000 vxlogcfg を使用した統合ログの設定の例を参照してください。 |
ログファイルが保持される日数を指定する | [ログを保持する日数 (Keep logs for days)]プロパティを使って、ログが保持される最大日数を指定します。最大日数に達すると、統合ログとレガシーログは自動的に削除されます。 NetBackup 管理コンソールの左ペインで、[NetBackup の管理 (Management)]>[ホストプロパティ (Host Properties)]>[マスターサーバー (Master Servers)]を展開します。 変更するサーバーをダブルクリックします。新しいダイアログボックスが表示されます。左ペインで[ログ (Logging)]、[ログを保持する日数 (Keep logs for days)]をクリックします。 |
ログファイルを明示的に削除する | リサイクルを開始し、ログファイルを削除するには、次のコマンドを実行します。 # vxlogmgr -a -d vxlogmgr によってファイルを手動で削除または移動できない場合は、[ログを保持する (Keep logs)]プロパティに従って、古い統合ログおよびレガシーログが削除されます。 vxlogmgr を使用した統合ログの管理の例を参照してください。 |
vxlogcfg LogRecycle オプションがオン (true) の場合、統合ログの[ログを保持する日数 (Keep logs for days)]設定は無効になります。この場合、統合ログファイルは、特定のオリジネータのログファイルの数が vxlogcfg コマンドの NumberOfLogFiles オプションに指定した数を超えると、削除されます。